＜大人の後悔＞今だからわかる。「親の言うことを聞いておけばよかった」と思うことは？
子どもを持つ親という立場になって初めて、「あのときの親の言葉の意味がわかる」と感じた、ということはありませんか？ 自分が子どもだったころ、「うるさいなぁ」くらいにしか思えなかったであろう、親からの言葉。もしそれらの親の言葉に耳を傾けていたら、今の人生は少しでも違ったのかもしれないと感じている人は少なくないようです。
うるさいなぁと思いつつじつは覚えていて、今だからこそ「確かにそうだった」と思える親からの教えはありますか？
学ぶことの大切さを教えてくれていたのに……
子どもに対して、ついつい言ってしまう「勉強しなさい」という言葉。言う立場になってわかるのは、子どもの人生のためを思っての言葉だということでした。
『理系だから大学院も行っとけって言われてたのに、大学までしか行かなかった。就職してから激しく後悔してる』
『手に職をつけろと言われてた。その通りだったな』
『資格というか勉強かな』
『勉強は、本当にやっておけばよかった。将来についてもうちょっと真面目に考えておけばよかった』
『「資格1つくらいは取っとけ。車の免許取っとけ。活用するかどうかは置いておいて、有るのと無いのじゃ全然違う」。まさにそうだった』
子どもの幸せを考えてこその助言
大好きな人との結婚を親に反対されるとショックですよね。しかし親は世界中の誰よりも子どもの幸せを願っているからこそ、ときには厳しく反対することもあります。
『旦那と結婚しなきゃよかった。反対されていた』
『酒とタバコを嗜む男はやめとけって言われてたのに結婚しちゃった』
『親の反対を押しきって結婚したこと。最悪な結婚生活です』
『元旦那と結婚するとなって挨拶した際に、「なんか嫌な感じがする。まだ間に合うからやめとけ」って言われていた。結婚したら、モラハラ経済的DV男だった』
『旦那との結婚 。「この人で大丈夫なの？ 本当に？」って言われたときに止めておけば良かった』
親の言うことを聞かずとも幸せになった
もちろん、親の言うことが100％正しいとは限りません。なかには親の言うことに反発したからこそ、今の自分の人生を送れているという人もいました。
『後悔するよって教えられたけど……。後悔はなんにもない！（キッパリ）』
『ないな～。むしろもっと反発すればよかったわ』
『親に自由にやりなさいと育てられたから、ない。失敗もなく幸せにやってこれた』
『全く無い。むしろ、これからもなるべく反対を歩もうと思っている』
『ない。逆に聞かなければ良かったようなことしかない』
子どもの頃には素直に聞けなかった言葉の意味がわかるのは、自分が大人になってからなのかもしれません。同じ失敗をさせたくないという思いから子どもに助言しても、子どもは「うるさいなぁ」と感じるのでしょうね。なんといっても、かつての自分がそう感じたのですから。
しかし「人生が変わっていたかもしれない」と思う言葉があるなら、子どもに伝えたいですよね。伝える際は、その言葉を言われたときの気持ち、今になって思うことも伝えると、子どもの受け止め方が違ってくるはずです。時間を戻すことはできませんが、自分と同じ後悔を子どもが感じないようにする工夫はできるかもしれません。
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