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【後編】専業主婦のママ友に自分の話をスルーされた。ライフスタイルの違う人と会話を楽しむコツは?

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専業主婦のママ友に兼業主婦の「あるある話」をしたところ、すぐに話題を変えられてびっくりしてしまった投稿者さん。ママ友が突然話題を変えた理由は「返答に困る」以外に何かあったのでしょうか? ママたちが細かく推測をしてくれました。

愚痴っぽいのは嫌だったのかも

まずは「投稿者さんの話が愚痴のように聞こえたのかも」という意見があがりました。

『専業でも兼業でも楽しい話ならいいのだけれど、愚痴は聞いても楽しくないからね……』

『ママ友って「友」が付くけれど友だちじゃないからね。ある程度の距離があるから愚痴っぽいことは聞きたくないんだろうね。そのママ友は当たり障りのないことだけ話したいタイプなんじゃない?』

『投稿者さんは共感してもらいたかったんでしょ? でも仕事をしていて大変だと愚痴りたいのなら、同じように働いている人に愚痴るしかないよ』

『ママ友が働いているのがおもしろくないんじゃなくて、話自体がおもしろくないんだよね。時間がない愚痴、家事しない旦那の愚痴、仕事の愚痴、人間関係の愚痴、愚痴ばっかり。「愚痴聞きボランティアじゃないよ」と思ってしまう。今は働き始めて自分が愚痴を言わないよう気を付けている』

もちろん話し方や話の流れにもよりますが、投稿者さんが話した「平日に家事ができる時間が全然ない」との内容がママ友には「愚痴だ」と捉えられたのかもしれません。せっかくお互いに時間を作って楽しいひとときを過ごそうとしているときに愚痴を話されてしまっては、すぐに話題を変えたくなる気持ちも理解できます。相手の方もママ友という微妙な距離感の相手だからこそ、愚痴ではなく当たり障りのない話を楽しみたかったのかもしれませんね。

人と会っているのに「1人の時間がほしい」は失礼では?

また、人と会っているときに「1人の時間がほしい」というのは失礼にあたるのでは……と考えるママたちもいました。

『会っているときに「1人の時間がない」なんて言われたら「じゃあ1人にしてあげるわ」と思う』

『前後の内容にもよるけれど「1人の時間がない」と言われちゃうと誘えないし、拒否された気持ちにはなるかもね。今話してるのさえも「時間を取らせてごめんね」と思うかも』

『一緒にいる人に「1人の時間が……」とか言われたら「じゃあさよなら、どうぞ1人で」と言いたくなるよね』

投稿者さんはママ友との話の中で「忙しくて1人の時間が全然ない」とこぼしていました。ママたちはその発言自体がデリカシーに欠けると感じたようです。投稿者さんにとってはそこまでの大きな意味はなくつい口を突いて出た言葉かもしれませんが、ややもすると相手に「私と会ういるよりも1人で過ごしたいということ?」とモヤモヤを抱かせてしまう可能性もあります。誰かと会っているときに「1人の時間がほしい」という言葉はタブーなのかもしれませんね。

ママたちが考える会話を盛り上げるためのコツとは?

自分の用意した話題を急に変えられてしまった投稿者さん。ではママ友との会話を盛り上げるためにはどんな工夫が必要だったのでしょうか?

『その人には関係ない話だからつまらなくて、なんと返したらいいのかわからないんじゃない? 相槌くらいは打ってくれてもいいとは思うけれどね。私も専業だから兼業ママの1週間を話されてもなんて言ったらいいのかよくわからないよ。「大変だね」や「頑張っているね」と言えばいいのかな? でも嫌味になっても嫌だからできれば聞きたくない』

『そういう人なんだと割り切って仕事絡みの話はしない。話が合わないとなればそのうち疎遠になるし。子持ちじゃない友だちに子どもやママ友の話はしないのと一緒じゃないかな』

『共通の話題ではないから何て返事をしていいのかわからなくて、なるべくそこから話を広げないように違う話題へ移ろうとしているのかもね。私がもしそのママ友の立場だったら「そっか、大変だね」しか言えないです』

『働いているのは好きにすればいいけれど、投稿者さんの発言は話の流れによってじゃ「専業は暇でいいよね、暇なんでしょ?」と言いたいんだなと思われるかもしれないよ。「子育て中は働いていようがいまいが、自分の時間ってなかなか持てないよね~」って感じのほうが共感できていいと思う』

ママたちが考える「会話を盛り上げるためのコツ」は、ズバリ「お互いに共感できる話をすること」でした。独身の友だちには結婚生活の話はしない、子どものいない友だちに育児の話はしない……など話題を使い分けることも相手への大事な気遣いですよね。それと同じように「専業主婦のママ友には兼業主婦ならではの話は避ける」と念頭に置いて共感できるような話をすれば、より会話を盛り上げることができるのではないでしょうか。

相手と自分のライフスタイルが違うと話が盛り上がらないこともあるかもしれません。そんなときには「どんな話ならばお互いに共感ができるか」を考えながら話題を提供することで楽しく話ができるのではないでしょうか。ちょっとの工夫でより充実した時間を過ごせるといいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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