【後編】小学生は何年生からお留守番OK?徹底しておきたい注意事項とは?
相談者さんのお子さんと同じ「小学4年生」といえど、1人で留守番ができる子もいれば、できない子だっています。そう考えると「留守番は何歳から」と判断するのでなく、わが子にあわせた時期の見定めが必要になってきそうですね。ただ、すでに留守番をさせているママさんたちは、きちんとしたルールを徹底させていることがわかりました。
1人での留守番はきちんとルールを決めて徹底させよう!
子どもを留守番させることは、「じゃあ、今日からよろしくね」とすべてを任せるだけでなく、親が「危険があるかもしれないことを任せている」と自覚を持つことが大切になってきます。そのうえで考える対策にはどのようなものがあるのでしょうか? ママさんたちから寄せられた「親子のお約束」にはこのようなものがありました。
1.玄関のカギは絶対にあけない!
『うちの地域は学童が2年生までだから、3年生以降は留守番だよ。できると思うよ。「ピンポンはばーちゃん以外は知っている人でも絶対出ちゃ駄目だ」と言ってある』
『警察です。郵便です。さあ、鍵をあけますか? 応答しますか? ドアを開けますか?』
玄関でチャイムが鳴ったなら、親の真似をして応答をしたがる子どももいるはず。けれどもその相手が犯罪者だったとしたら……恐ろしい話ですよね。たとえ警察や宅配を名乗る人から呼び出されてもドアを開けない、知り合いだとしてもトラブル回避のため応答しない、などとあらかじめ起きそうな事態をシミュレーションしておきましょう。もしも祖父母など信頼できそうな人が家に来てくれるのであれば、事前に電話をしてもらいながら安全対策に協力してもらってくださいね。
2.友達を家に上げない、勝手に遊びに行かない!
『私の子どもはそれぐらいから留守番していたよ。友達は家に入れない約束でYouTube、ゲームはOKに』
『鍵とキッズ携帯は持たせているよ。遊びには行かない、呼ばない約束だよ。宿題やっておやつ食べてYouTube見たりゲームしたりしているよ』
子どもが家に集まると、何をするかわからないところもあります。普段はしない過激な遊びをしてみたり、思いもよらないもので遊んだりすることもあるでしょう。また、親の外出中に遊びに出てしまうと、「どこへ行くのか」「だれと会うのか」「いつ帰るのか」など、肝心なところの把握ができない可能性があります。あらかじめ「留守中は友達を家にあげない」「勝手に遊びに行かない」と約束を決めておくのも良いのではないでしょうか。
その他にも家の中には危険がたくさん!安心できる環境づくりを
その他にも家の中には危険がたくさんあります。部屋別で考えても、気をつけるべきものは数多くあります。キッチンであれば、コンロや電子レンジ、電気ケトルや刃物などが思い浮かびますよね。浴室・洗面所であれば、お風呂や洗濯機、忘れがちなところだと洗剤等もあるでしょう。リビング・子ども部屋であれば大きな家具等の固定の確認も必要でしょうし、ベッド・ロフトなどの高いところや、高くなくても遊び方には気をつける必要があります。ベランダであれば施錠を忘れた窓からの侵入や、誤って柵を乗り越えてしまうことが恐ろしいですよね。
起こりうる危険は家の中だけでも山ほどあります。住む場所や室内の環境によっては、ご紹介した場所以外にも気をつけるべきところの多いご家庭もあるでしょう。ただ親が危機感をもって対策をすることと、子どもがそのルールを守ることで回避は可能です。大事なことや禁止事項は目に入る位置にメモを貼るなどして、より安全に子どもがお留守番できるよう、環境を整えてあげましょう。
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