男の子をもつお母さん。息子さんに何て呼ばれていますか?中学生で「ママ」はおかしいですか?
ただ泣くばかりだった赤ちゃんも喃語を経て少しずつ言葉が出始めるようになると、その成長はとても嬉しいものですよね。「ママですよ」「ママが〇〇しますよ」と自身を「ママ」と呼んで語りかけることも増えるのではないでしょうか。それを聞いて育つお子さんが、ママを「ママ」と呼ぶようになるのは自然なことでしょう。
しかし男の子をもつママは、成長とともに「ママ」と呼ばれることに違和感を覚えることもあるようです。ママスタコミュニティには6年生になる息子さんをもつママからの相談がありました。
『まだママ呼びなので、お母さんに変えさせているところなんだけれど、中学生の子がいるお母さんに話したら中3でもママ呼びみたいで。皆さんはどうですか?』
「ママ」から「お母さん」へと呼び方を変えさせたい、と努力してきた投稿者さんの前に「中学生でもママと呼ばせているよ」というママが登場。投稿者さんは困惑しているようです。実際に男の子をもつママたちはどう感じ、どう答えるのでしょうか。
「ママ」→「お母さん」へ
投稿者さんと同じように「ママ」から「お母さん」へと呼び方を変えさせたよ、というママたちはこう言います。
『現在中3。小学校低学年まではママで、それからはお母さん。うちは見た目もゴツイから、お母さんに直して良かったと思ってる』
「見た目がゴツイから直してよかった」という経験談には妙に説得力がありますね。
『小1だけど、そろそろお母さんに変えさせる』
『小2と年長。長男が小学校上がるときにお母さんになおした」
いずれもお子さんの意思ではなく、ママが呼び方を変えるようにと教えているようです。タイミングは投稿者さんのお子さんの「6年生」よりももっと前。小学校低学年のうちには「お母さん」へと切り替えています。
中学生になっても「ママ」を使う子も
呼び方を変更したお子さんがいる一方で、中学生になっても「ママ」を貫くお子さんも少なくないようです。
『今中2で、ずーっとママ、パパ。周りの友達もほとんどがママかな。だから気にならないみたい』
『中2だけどママパパだよ。全然普通だよ』
『上の子は中3でママだよ。外ではお母さんだけど。周りもそういう子多い』
『中2、小5、どちらもママ』
「ママ」と呼ぶことが普通、当たり前の生活なのでしょう。親も子も特に違和感も覚えていないようです。また、気にならないのには「周りもそうだから」とお子さんを取り巻く環境も大きく影響しているようです。
場所や立場で使い分けている子が多数
自宅では「ママ」と呼んでいるお子さんも、一歩外にでれば状況に合わせて言い換える「使い分け派」もいるようです。
『中1でママ。小学校のときから学校や友達の前では、お母さんとか親とか言ってる』
『中3。家ではママ。外ではお母さん』
『家ではママ、外では母さん。中3です』
『中3。家ではママ。外ではお母さん。だいたい周りはみんなそう』
『家ではママ。他ではお母さん』
『家の中ではママ。外ではおかん』
中学生にもなると、お子さん自身も「ママ」と呼ぶことに抵抗が出てくるのかもしれませんね。自宅では「ママ」と呼びつつも、学校やお友達の前では「お母さん」「おかん」と上手に使い分けています。
小さい頃から「お母さん」「おかあちゃん」
幼いころから「ママ」ではなく「お母さん」や「お母ちゃん」と呼ばせているママもいます。
『うちは小さい頃からお母ちゃん』
『小1と中1の男の子。お母ちゃん』
『3歳からお母さん』
『高1。小さいときからずっとお母さんだよ』
『お母さん。小さいときからずっと同じです』
『娘達はママ呼びだけど、息子はずっとお母さんだよ。息子にママと呼ばれたらゾワゾワするわ』
『最初からお母さんって呼ばせてたからお母さん』
筆者も息子に「お母さん」と呼ばせていますが、まだ息子が未就園児のころ、習い事で一緒になったママに「お受験に備えてママと呼ばせず、お母さんと呼ばせているの?」と聞かれて驚いた経験があります。どうやら小学校受験の際に慌てて「ママ」から「お母さん」に変えても間に合わない、という理由で、最初から「お母さん」を採用しているお宅もあるようなのです。わが家にはそれほど深い理由はなかったのですが、そう考えるママもいるようです。
きちんと呼ばれるのも時間の問題?!
思春期を迎えたお子さんたちは「ママ」とも「お母さん」とも呼ばないようで……。
『この頃はおーいと呼ばれる。中2』
『小5。ママ呼びだったけど恥ずかしくなってきたのか「ねぇねぇ」』
『長男高3は家だとママ、ケンカして言い合いになるとお前、外だとお母さん』
『ねぇねぇ』
『中学生になってからは、ねぇねぇ。お母さんと呼ばなきゃいけないときだけ呼ばれる』
『高校1年。私に話しかけるときは「ねぇねぇ」「あのさ~」』
きっとどんな呼び方をしても照れくさい時期なのでしょうね。「お母さんと呼ばなければならないときだけ」と限定的に使用しているお子さんの姿を想像すると、微笑ましく感じます。
「ママ」と呼ばれる日も限られた日々
呼び方は自分で変えるから気にしないで! というコメントも寄せられました。
『自分で変えるから!』
公の場では「母」、お友達の前では「母さん」「おかん」使う子どもたち。親が心配するまでもなく、お子さんはTPOをわきまえて会話ができているのかもしれませんね。
『お母さん。幼稚園の年長さんのときにいつの間にか変わってた。今となると「ママ」動画撮っておけば良かった』
という微笑ましいコメントもありました。男の子は変声期を迎えると声のトーンがぐっと変わります。そう考えると、幼いころのかわいい声で「ママ」「お母さん」と呼んでくれる貴重な動画を残しておくのも良いかもしれませんね。
思春期に「お母さん」と呼ばれなくなっても、そんな懐かしくかわいらしいわが子の動画がママを慰めてくれるかもしれません!
文・すずらん 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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