【後編】「親に赤ちゃんを見せたい!」旦那が勝手に義両親を呼んだ「産んでまだ15日だよ!?」ボロボロの私は激怒!
旦那が勝手に義両親を呼んだことに激怒!
旦那「そんなこと思っていないよ。ただ、赤ちゃんってすぐに大きくなるから俺の親にも見せたかったんだ。楽しみにしていたし」
うろたえながら旦那は話します。そんな様子にも私は……。
そんな状態に間に入ってくれたのは、わが子を抱いて部屋に入ってきた実母でした。
実母「まぁまぁまぁまぁ、落ち着いて! こんなに可愛い赤ちゃんだもの、旦那さんだってご両親に見てほしいわよ」
実母「もしも、ないとは思うけれどお義母さんが、娘に何か言ったらちゃんと守ってくれるわよ。こんなに頼もしいもの」
旦那「もちろん!」
実母「ミルクは娘が嫌がっているから、搾乳した母乳をお義母さんたちにあげてもらえばいいじゃない。ね? おっぱいをあげたい気持ちは分かるけれど、お義母さんがそうしたいっていうのなら、たまにしか会えないのだから思い出を作らせてあげてもいいんじゃないの」
翌日来てくれた義両親は、赤ちゃんを抱っこして、「可愛い可愛い」と目を細めて、引き止める実母をよそに1時間ほどで帰宅していきました。「ミルクをあげたい」なんか言わず、授乳のリズムも崩れませんでした。私が心配していたようなことは何もなかったのです――
私は育児の疲れや、赤ちゃんの低体重が心配で心が不安定だったのでしょうか? 冷静になれば旦那の気持ちも分かるのに、旦那に怒鳴り散らしてしまって……。旦那にとても申し訳ないことをしたと実感しました。
私「本当にごめんね、イライラしてしまっていたのかも」
旦那「大丈夫、ママは頑張っているよ、いつもありがとう」
と言って手を握ってくれました。
思っていたよりも旦那はすごく大人で、この人がいれば私たち家族はなんとかなる、そう思える頼もしさを感じられた出来事でした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ 編集・木村泉