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エアコンだけだと寒い?買い足すならどの暖房器具がいいか教えてほしい

※2021年2月時点の情報です。

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どんなに寒い日でも、家の中ではあたたかく過ごしたいですよね。みなさんはどのような暖房器具を使っていますか? ママスタコミュニティに暖房のことでお悩みの投稿者さんから、暖房器具について相談が寄せられました。

『わが家はエアコンのみ。エアコンだけでは寒いので、何か暖房器具を買い足そうか考え中。みなさんはメインの暖房は、何を使っていますか?』

ママたちからは投稿者さんと同じく、エアコンをメインの暖房として使い、快適に過ごしているとのコメントが寄せられました。しかしなかにはエアコンだけでは寒いので床暖房、ガスや電気を使うファンヒーターなど、エアコンと別の暖房器具を組み合わせて使っているご家庭もあるようです。

メインはエアコン。でも寒いから、別の暖房器具も組み合わせている

エアコンだけでは、十分に部屋があたたまらないと感じているママもいるようです。エアコン以外の暖房器具を組み合わせて使っているママたちは、どのようなものを使っているのでしょうか。

『うちもエアコンだけど足元が寒いから、たまにセラミックヒーターも使っている』

『エアコンだけだったけど、私が長座布団に座っているときだけ使う電気毛布を買ってひざ掛けにしているよ』

『リビングが吹き抜けの22畳。ずっとエアコンだけだったけど、毎年寒くて。今年とうとう石油ストーブを買ったけど、すごくいいよ!』

『最近、ホットカーペットを買ったよ』

エアコンをメイン暖房として使っているママたちからは「エアコンだけでは足元が寒い」との意見も。寒さのあまり補助的な暖房器具も組み合わせて使っている様子が伺えました。

エアコンをメイン暖房にするなら、どんなことに気をつけたらいい?

家のつくりや地域による気候の違いはありますが「エアコンだけでは寒い」と感じるのは、エアコンの特性にも原因があるようです。
暖房器具の長所と短所、器具の組み合わせで効率を上げる方法などを紹介している経済産業省のホームページでは、「エアコンは天井付近にあたたかい空気がたまり、足元が冷える傾向にある」と記載されています。

空気を循環させる風もプラス

経済産業省のホームページには、エアコンの短所を補う対策も書かれていました。あたたかい空気を部屋全体に行き渡らせるために、風で空気を循環させられるサーキュレーターや扇風機の併用を勧めています。風で空気を循環させることで、暖気がエアコン周囲にたまらずに済むので、部屋中をあたためる効果が期待できそうですね。

メイン暖房+サブ暖房の組み合わせにする

経済産業省のホームページには、暖房器具の特性を活かしたメイン暖房にサブ暖房を組み合わせる方法についても解説がありました。暖房器具は特性によって、部屋全体をあたためるメイン暖房と身体を直接あたためるサブ暖房のように、大きく2つのグループに分けられるのだそう。メイン暖房はエアコンやファンヒーター、床暖房、オイルヒーター、赤外線ヒーターなどがあり、サブ暖房はホットカーペットやこたつ、あんか、ひざ掛け、カイロなどがあると書かれています。
エアコンとホットカーペットのようにメイン暖房とサブ暖房を組み合わせると、メイン暖房を単独で使うよりも効率よく、部屋をあたためられるとアドバイスが添えられていました。メイン暖房だけでは寒いと感じているようなら、サブ暖房を併用してみるのも手かもしれません。

参照:経済産業省 資源エネルギー庁 政府の節電ポータルサイト「節電.go.jp」

自然災害をとおして、筆者が役に立ったと思う暖房器具

今回の投稿に

『電池式の石油ストーブは、災害用の暖房にもなる。ふだんはお鍋をかけて、鶏肉をコトコト煮る』

とコメントを寄せてくれたママもいました。

筆者の家では石油ファンヒーターと、ホットカーペットを併用しています。くわえて停電時の備えと煮込み料理をするために、電池式の石油ストーブも使っています。

東北地方に住んでいる筆者は、東日本大震災で丸2日間の停電を経験しました。そのときにわが家で活躍したのが、電池式の石油ストーブでした。筆者の友人のなかには震災のとき、オール電化の家に住んでいた人も。友人は「夕方家に帰ったときは大丈夫だった。オール電化で蓄電式なので節約しながら使っていたけれど、次の日の明け方に電気がまったく使えなくなった。寒くて凍えそうだったから、薪ストーブがある友人宅へ避難させてもらった」と経験談を話してくれました。震災当時のことを何人かのママ友に聞いてみると、やはり石油やガスを使うファンヒーターもIHヒーターも、大規模な停電で使えなくなったとのこと。大規模な停電のときでも役に立ったのは、薪ストーブや電池式石油ストーブ、キャンプ用のガスコンロなど電気を使わない暖房器具だったそうです。

ふだんの生活では便利な電気。しかし地震や津波、火山噴火など自然災害が発生しやすい日本において、ライフラインを電気1本に絞ってしまうのは不安なこともあるかもしれません。補助的なものならば災害時のことも考えて、電気を使わない暖房器具の備えがあってもよいのではないでしょうか。

参照:内閣府 防災情報のページ「みんなで減災」

サブ暖房を買い足すなら、停電や災害時のことも考えて選んでみては?

暖房器具を新しく買い足すならば、「エアコンなどのメイン暖房に、どのようなサブ暖房を組み合わせると快適に過ごせるのか」、「停電や災害時に備え、役立つ電気を使わない暖房器具」の両面から考えて選んでみるのもいいかもしれません。寒い日でもあたたかく、快適で安心な住空間が保てるよう工夫してみてくださいね。

文・間宮陽子 編集・藤まゆ花

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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