【前編】結婚して長年一緒に暮らしているママたち、「旦那さんがいて良かったなぁ」としみじみ思うのはどんなとき?
旦那さんと一緒に暮らして月日が経つと、そばにいることがごく当たり前に感じるでしょう。すっかり空気のような存在になってしまい、普段の生活のなかであまり意識することがないかもしれません。しかしふとした瞬間に「この人がいてくれて良かった……」という思いがしみじみとわき上がるもののようです。旦那さんへの感謝の思いをあらためて感じたママからこんな質問がありました。
『「旦那がいて良かったなぁ」ってしみじみ思うこと、たくさん教えて。私は体調崩したときや心が弱ってるとき、そばにいてくれたこと。本当「ありがとう」しかない』
具合が悪いときに代わりに動いてくれたり、落ち込んでいるときにそっと寄り添ってくれたり……。質問をしたママ自身は、自分が弱っているときに特にありがたみを感じたそうです。ママたちが「旦那がいて良かったなぁ」と思ったのは、果たしてどんな瞬間でしょう?
何気ない日常の会話に共感してくれたとき
しみじみと旦那さんのありがたみを感じるのは、日常の何気ない会話をしているときです、と答えたママたちがいました。旦那さんはさほど内容のないような話でも、うなずきながら聞いてくれるのだそうです。
『たいしたことない話ができること。「月が綺麗だねー」「今日は寒いねー」「こんなことがあったんだよ」って、なにげない日常の会話が幸せ』
『ほとんどの話に共感してくれる。これ以上ありがたいことはない』
『仕事の愚痴を聞いてくれることかな。私の話が終わったら、旦那も今日あった出来事を話してくるけど(笑)。お互い「うん、うん」と聞くだけ、それでスッキリ』
気持ちに共感してもらえるのは、心の通った夫婦ならではかもしれません。また言葉を交わさずともそばにいるだけで安心するという声も。リビングでくっついてテレビを見たり、寝室で一緒にくつろいだり……。ただいてくれるだけで自分の気持ちが落ち着くと思えるのですね。
『甘えたいときにくっつくといつも甘えさせてくれる。いつもポジティブにしてくれる。体調悪いとき、疲れてるときご飯作ってくれる。私の精神安定剤』
『何だろう? 味方がいるっていう安心と、家族を2人で守るっていう安心かな』
『全て受け止めてくれること。悲しい、辛い、しんどいときに愚痴っても「大変だね、頑張ってるよ、辛いね……」と共感してくれて、「こうした方が良いかも」、「俺も手伝うよ」などなど励ましてくれる。結婚して情緒が安定した』
家の仕事を率先して引き受けてくれたとき
旦那さんが家の仕事をこなしてくれることに「いてくれて良かった」と感じるママも。自分の手が回らないとき、さりげなく家事などを済ませておいてくれていると、感謝の気持ちがわきますね。率先して重労働や面倒ごとを引き受けてくれるので助けられている、という人もいるようです。
『お風呂掃除をめちゃくちゃきれいにしてくれる。洗剤と漂白剤もめちゃくちゃ使うけど』
『休みの日に起きたら家事が全部終わってるとき』
『手の届かないエアコンの掃除を張り切ってしてくれること。保険関係や家関係の難しい話を、きっちり理解してくれてること』
『毎日、洗濯と食器洗いしてくれる。休みの日は、全部掃除してくれる。子どもに朝ごはん食べさせてくれる。子どものオムツを替えてくれる。子どもを見てくれてる間に私1人で買い物にいける』
『結婚してから13年。重いものは持ってくれるし、私の手が荒れるからとガス台とか換気扇掃除は旦那がしてくれるから私は一度もやったことがない。子どもと遊ぶときは朝から弁当作って公園行って、帰ってきたら風呂洗って子どもを入れて、皿洗い、洗濯物畳みまでやる旦那。お母さんみたいだ(笑)』
子育ての頼れるパートナーでいてくれたとき
子どもを育てていく上では、さまざまな問題に直面することもあるでしょう。悩んだときに旦那さんが一緒に乗り越えてくれると心強いですよね。
『子どものことで問題が起きたときに一緒に悩んで考えてくれるところ』
『子どもの教育にお金も手も目もかけられることかな。教育ってお金だけあってもダメだし、旦那も一緒に取り組めて良かったと思う』
『楽しい。幸せ。子どもたちを幸せにしてくれる。毎日楽しく楽に暮らせてるのは旦那のおかげだと思ってる』
『子育てを一緒にできる。晩御飯が終わって私が子どもの宿題見てたら、旦那は洗い物。旦那が子どもの寝かしつけしてる間に、私はお風呂とか。2人で上手く分担してるから共働きで子育てもなんとか頑張れてる』
『結婚17年経った今、子育ての不安や喜びを同じ目線で見たり考えたりできるのはやはり子の父親である旦那しかいないね。一緒に乗り越えてきたよ』
子育てで大変な時期を共に乗り越えると、夫婦の絆がいっそう深まるもの。後から思い返したときに「旦那がいてくれて良かったなぁ」としみじみ思うこともあるのでしょう。一緒に悩んでくれて救われたというママたちからは、具体的なエピソードも寄せられています。
『昨日、小6の娘が大ウソをついていたことが発覚して私が相当傷ついていたら、旦那が私の気持ちを代弁して娘を説いてくれた。そして寝る前にそっと私のところに来て「大丈夫だよ」と胸に呼び寄せてくれた』
『子どもが一時期いじめにあったときに一緒に悩んだ。子どもの帰宅時間が近づくと「今日も何か嫌な目に遭って帰ってくるんじゃないか」って憂鬱だったけれど、旦那がテレワークで家にいてくれたおかげでかなりモヤモヤが軽減されて助かった』
なかには思いがけない出来事を通じて、旦那さんへの感謝の思いを強くした人もいました。それはママにとってめったに起きることのない「人生で一番辛かったとき」だと言います。旦那さんの思いやりに最もありがたみを感じたその瞬間とは……?
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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