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【後編】子どもがもらったお年玉を教育費として貯金する予定。これっておかしいの?

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子どもがもらったお年玉を将来の教育費として貯金をするという投稿者さん。ママ友にそのことを言ったら、驚かれてしまいました。民法では子どものお年玉は子どものもので、親は管理をする権利はありますが勝手に使うことはできないことになっています。

みなさん、お年玉を教育費として貯金していますか?

教育費としてお年玉を貯金する?しない?

教育費とは別にしている

『うちは教育費とは別にお祝いと児童手当を子どもの通帳に貯めていて、成人したら子どもに渡そうと思ってはいる』

『わが家の考え方としては、教育費は親が用意するものだから親のお金。お年玉は子どもがもらったお金だから子どものお金。完全に別物だわ』

『うちも教育費にはあてない。個人の口座に貯めているよ。教育費は親が用意するもの。お年玉は個人がもらうもの』

お年玉と教育費は全く別と考えて、子どものお年玉には手を出さないという意見があります。子どもの財産として徹底して分けているのですね。

事情があるから仕方ない。教育費にしている

『経済的に余裕のある家庭ならいいかもしれないけれど、うちは一部あげて残りは教育費貯金してるよ』

『児童手当もお祝いもお年玉も、全部子どもの口座に入れて、学資保険などはそこから出している。お金がないから仕方ない』

子どもの教育費までお金が回らないなど家計の事情がある場合には、お年玉を教育費とすることもあるようです。子どもの教育の大切さを考えれば、致し方ないのかもしれませんね。

貯金したお金はいつ渡しているの?

さて親が管理していたお年玉は、みなさんいつ子どもへ渡しているのでしょう?

『働き出してお金を稼ぐ大変さがわかったときに、貯金してる通帳を渡したいなと思っている』

『通帳に入れて、結婚か家を買うタイミングで渡すつもり』

『毎年10万円くらい頂いて8万円くらい貯金するけれど、成人のときに渡すか車を買うときに使うかな』

『子どもたちが大きくなって将来ひとり暮らしをしたいなど、何かしたいときに渡そうと思っている』

『うちは親が貯めていてくれて、結婚するときにドカンとくれてすごく感謝しましたよー。自分で全部管理していたら一銭も貯まっていなかったと思います』

子どものお年玉を貯めていくと、成人したり社会人になったときにはまとまった金額になっているのではないでしょうか。ママたちは子どもが一人暮らしをしたり、車を買う、結婚など大きな出費があるときにお金を渡すことを考えているようです。目的を定めず貯金をしておくのもひとつの方法ですよね。

子どもと一緒に使い道を考えてみては?

お年玉の使い道は子どもに決定権があります。ただお年玉の一部を貯金しているのなら、貯金を使うときや子どもに渡す時点で、用途について子どもとともに考えても良いのではないでしょうか。

そのときどきの教育費が足りないなら、本人が納得したうえで使うことも検討できます。奨学金を申し込むくらいならお年玉の貯金を使おうということになるかもしれません。もしかしたら進学せずに費用が不要となる可能性もあります。

最終的にどう使うのかは、子ども次第。お年玉というまとまった金額を手にするタイミングは、子どもと一緒にお金について考えるいい機会ですよ。

文・こもも 編集・しらたまよ イラスト・Ponko

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