2021/01/11

【後編】小学校に入学する娘にはリュックを使わせたい。みんながランドセルにこだわる理由がわからない

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小学校に入学をする子どもにランドセルではなくリュックを買いたいと思っている投稿者さん。ランドセルを使うメリットも多いので、ランドセルを使う子どももたくさんいます。一方でリュックを使う許可が出ていたり、リュック指定をしている学校もあるようです。

リュックでも問題ない学校も

『わが子が通っている学校は自由だよ。ランドセルの子もいるし、リュックの子もいる』

『1年生のときだけランドセルで、2年生以降は選べるという学校があったよ』

投稿者さんの学校では指定されていないようですが、地域によってはランドセルとリュックのどちらでも良かったり、リュックが指定されていたりする場合もあります。筆者の地域では、基本的にはランドセルなのですが、高学年になってランドセルの肩ベルトが切れてしまったり、体が大きくなってランドセルが背負えなくなるとリュックを使う子もいました。
また子どもを交通事故から守りたいという願いのもとに、ランリック（ランリュック）というバッグを作った会社もあります。これを採用している小学校もあります。

参考：滋賀県高島市「ランリュックについて」

リュックでは子どもが浮いてしまうかも

『学校に1人はいるよ。浮いてしまうけれど気にしないならいいんじゃない？』

『いじめがないとしても、どうして？　なんで違うの？　と聞かれることでさえ負担になることがあるのよ。どの子どもも純粋とは限らないしね』

『いじめるつもりじゃなくて、何でランドセルじゃないの？　という素直な疑問』

他の子たちがランドセルを使っていて、もしも1人だけリュックとなると、違和感を覚えてしまう子もいるでしょう。子どもに悪意はなくても「どうしてリュックなの？」と疑問に思う子もいるはず。もし投稿者さんのお子さんが自分でリュックを選んだならば平気かもしれませんが、そうでない場合にはつらい思いをすることもあるかもしれません。お友だちからの疑問に答えることができずに、自分でも「どうしてだろう」と考えてしまいますよね。それは小学生にとっては負担ですし、つらさになってしまうのではないでしょうか。

子どもへの影響を考慮した結果……

『わかりました！　ランドセル買いますよ！　フリマアプリで探してきます』

他のママたちの意見を取り入れたのか、押し切られたのか、投稿者さんは中古のランドセルを探して買うことにしたようです。ランドセルに抵抗感がある投稿者さんですが、一番大切なのはそれを使う子どもの気持ちだと筆者は思います。ママの気持ちだけで決めるのではなく、お子さんと一緒に選ぶ気持ちが大事なのではないでしょうか。親子で学用品を準備をしながら新生活に向けて思いを巡らせる、そんなかけがえのない時間になるはずですよ。

文・こもも　編集・横内みか　イラスト・リコロコ