2020/12/06

【後編】たこ焼きパーティーに呼ばれて参加した息子。2,000円のケーキを持たせた上に、後になって300円の請求。なんだか納得できない……

子どもが友達の家のたこ焼きパーティーに招かれたので、2,000円のケーキを手土産に持たせました。そうしたら後日、それとは別に会費として300円を請求され、なんだか納得できないママ。前もって言ってくれればいいのに、それならケーキなんて持たせなかったというママに、別の見方をする人もいるようです。

それこそ事前に確認しなかったママにも落ち度があるよ

『事前に会費制だと言えと言うなら、行く方も事前に確認すれば良かったのでは？』

『前もって確認しなかったのもどうかと思う』

友達の家で食事を囲むことがわかっていたのですから、材料費を割り勘にするのか、あるいはたこ焼きの代わりにそれぞれに何か持ち寄るスタイルにするのかなど、パーティー以前に聞くべきだったとの見方もあります。

本来は招かれた投稿者さんの方からひと声かけるべきかもしれない

『子どもがお世話になってるのに知らんぷりのままなんて落ち着かない』

『ちゃんと請求しないと今後も相手側がご飯代を出さないといけなくなるし、むしろ請求される前にお金渡さなかったのが引くわ～』

今回はパーティーが終わって相手から請求がありましたが、お世話になったことを考えれば、後日にもママの方から会費についてたずねるのが筋だったかもしれません。お金の請求というものはなかなかしづらいもの。もしかしたら相手の親も言い出すまで思い悩んだのではないでしょうか。遊びに来てくれた子どもの親側から連絡をもらえないかな……と願いながら少し待つうち、1週間が経過してしまった可能性もありますね。

手土産代と会費は別。手土産はあくまで「気持ち」

『そもそも300円なら安いし、お土産は「お世話になります」ということ。たこ焼き代とは関係ない』

『2,000円くらいの手土産はお世話になりますというこちらからの気持ち。プラスで300円請求されても何とも思わないよ。むしろ、もっととってくれてもいいのにと思う。だって大変だよ、買い出しから準備、子どもの面倒、片付け。自分だったら無理無理無理』

手土産はたこ焼きパーティーの会費とは別に考えて、「ご招待ありがとう」「いろいろとお手間をおかけします」とお礼の気持ちを添えて渡すものなのかもしれませんね。たこ焼きパーティーを開いてくれたママもそう受け止めて、300円の請求に至ったのではないでしょうか。

請求された方がスッキリして参加しやすいのでは？

『参加費をとってくれた方が付き合いやすい。前準備や後片付けなどを考えると申し訳ない値段』

『個人的には参加費を払う方が次も行きやすいなと思う。次回もあるなら誘われたときに参加費を聞いて参加させるかな』

例えば今回のたこ焼きパーティーのように、食費や材料費がかかる会に子どもを参加させる以上、招かれた側からも費用を負担する意思表示をするのはマナーと言えそうです。むしろ参加者が平等に負担をすれば「なんだか申し訳ない」と気後れすることなく、今後も気持ちよくお付き合いを続けられると思いますよ。

とはいえ今後このようなことが起きないようにするために、ママたちの間でお金に関するルールを決めておくといいのではないでしょうか。かかったお金は平等に負担することはもちろんですが、目安でも予算を共有し、各自負担する金額を確認しておく、会費制にする場合は手土産はなしにするなどでもいいですよね。お金はトラブルの原因になりがちですから、しっかりと取り決めをしていきましょう。

文・こもも　編集・blackcat　イラスト・マメ美