【後編】9年前に旦那の不倫が発覚。不倫で仕返してみた結果……
9年前に旦那さんの不倫が発覚して、仕返しのつもりで元彼と一晩限りの関係を持ってしまったママ。でもまったくと言っていいほど気持ちは晴れず、今でも思い返してはモヤモヤしています。
なぜ仕返ししてもモヤモヤするのだろう?
旦那さんのことがまだ好きだから
『旦那が好きだから、不倫されて苦しくて誰かに頼りたくて一夜限りで関係を持ってしまったんじゃない?』
『旦那さんのことが好きだから、不倫をした自分が許せないんじゃないの?』
ママが後悔の念を抱くのは、旦那さんへの愛情が残っているからかもしれません。ママは旦那さんが憎くて仕方ないのですが、自分が不倫をしてみたら自分の気持ちがはっきりしたのではないでしょうか。本当は旦那さんが好きだけれど、不倫をしてしまった自分。それが許せないからこそ、すっきりできずにいるとも考えられます。
子どもに申し訳ないという気持ちのせい
『気持ちがあろうがなかろうが、不貞行為をしてしまった両親を持つ子どもが不憫だね。子どものことを考えなかったのかな』
ママには2人のお子さんがいるので、自分も不倫をしたことで子どもは不倫をした親を持つ子になってしまいました。子どもは親の不倫を知らないので普通に生活をして、ママにも今まで通りに接してくるはずです。そんな子どもの姿を見ていると、心の中で「ごめんね」と言いたくなってしまうのではないでしょうか。
どうすれば不倫した旦那への憎しみを解消できるのだろう?
旦那さんと離婚をする
『子どもに手がかからなくなったら、離婚を考えてみてもいいんじゃないかな。定期的に辛いことを思い出すならば、1人でのんびり暮らすのもありかと。苦しむのに時間をとられるのはもったいない』
『再構築4年目。何とかやっているけれど、私が無理と思ったらいつでも離婚をする準備はできているよ』
嫌なことはなかなか忘れられないものです。この先もずっと旦那さんと一緒にいたら、何かの拍子にまた不倫のことを思い出すでしょう。その度に旦那さんにイライラし、そんな自分をも腹立たしくなってしまう……そんなことの繰り返しかもしれません。それならば思い切って離婚をして、嫌な記憶ごと縁を切るのも手です。旦那さんからしても、夫婦の再構築のために懸命になっていますから、気持ちの上でも相当な負担を感じているのではないでしょうか。それを取り払ってあげるのもいいかもしれません。
これまでのことを全部許して旦那さんと一緒に生きていく
『旦那さんの事が好きだから諦めが付かない、だけど許せない、手放すのが嫌なら全部飲み込んで生きていくしかない』
夫婦ともども相手への愛情が残っていて、互いに過去のよくない行いを許そうと思えるのなら、これからも一緒に生きていくことができそうです。最初はギスギスした感じでしょうけれど、「水に流す」と決めた以上、ここは努力が必要になってきますね。お互いに協力をしつつ、支え合いながら‟再再構築”をしていきましょう。
あえて仕返しをせず、優位に立つという方法もある……
もしパートナーに不倫をされたら……。
これまで一緒に生活をしてきて、信頼していた人が実は他で違う女性とそういう関係になっていたと知ったら、ものすごく衝撃を受けますし、ショックです。その後にくる感情は悲しみではなくて、「悔しさ」だろうなと思います。裏切られた悔しさもあり、だから自分もパートナーに同じ悔しさを味わわせてやる! と思ってしまうだろうな、と。
でも実際に仕返しをするかというと、しません。それはパートナーと同じ土俵に立つのではなく、優位な立場でいたいと思うからです。ずるい考えなのかもしれませんが、主導権を握っていたいと思いました(もしかしたら、とても陰湿な仕返しなのかもしれません)。
仕返しをしたいという気持ちを抱くのは、決して悪いことではなく、むしろ当然のことだと筆者は思います。でも行動する以前に仕返しをした後でどんな感情になるのだろう、どんなことが起きるのだろうと考えることは大切ですよね。その上で「あえて仕返しをしない」のもアリではないかと思います。
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko
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