2020/10/19

【後編】ママ友の空気が読めない言動にイライラ……話題から外れた発言が許せないときは？

【後編】ママ友の空気が読めない言動にイライラ……話題から外れた発言が許せないときは？
空気が読めない発言をするママ友にイライラを募らせている投稿者さん。「投稿者さんのイライラする気持ちがわかる」と共感する声から「自分も空気が読めないと思われてしまっているかも……」と心配する声までさまざまなコメントが寄せられました。そんななか「ママ友の発言はおかしいとは思わない」と感じるママたちからも意見が集まったようですよ。

ママ友の発言をズレているとは思わない

『何も違和感がないと思う私はズレているのかな？』

『インフルエンザのワクチンをいつ打つかって話は毎年出るけれど、「うちはインフルエンザにかからない」とか「打たない」って人もちらほらいるよ。ひとつの意見として普通に会話が進むと思うけどな』

『予防接種の話をすると、打つ・打たないの話題から「予防接種をしていたのに去年家族みんなでかかって大変な思いをした」とか「毎年打っているけれど家族で誰もかかったことがなくて、意味はあるのかなー」とか、そんな風な話になりがちじゃない？』

『インフルエンザの話をすると、投稿者さんのママ友と同じようなことを言う人もわりといるよ。「うちの家族って体だけは丈夫だから誰もかからないんだよね～」とか「私はかかったことがない～」とか「ワクチンを打ったことがない」とか。そんなにズレた話でもない気がするけれど。私は気にしたことがないなぁ』

投稿者さんが「空気が読めない」と感じているママ友の発言を、「ズレているようには思えない」と考えるママたち。多少話題がズレていたとしても、そのママ友の発言もひとつの意見として話が進んでいくと考えるママもいたようですね。会話というのはみんなで作り上げていくものでしょう。発言がよほど話題とかけ離れていない限り、「今話していた話題と違う！」と目くじらを立てなくてもいいのかもしれません。

投稿者さんは同調してほしいだけでは？

『投稿者さんは、「自分に同調しない=空気が読めない」って感じてしまうのかな？』

『単に投稿者さんが適応能力があまりないだけじゃない？　別にひとつの意見として聞いておけばいい話では？　空気が読めていないのはお互いさまだったりして』

『これってそんなに引っかかることかな？　別に普通……。話の流れでワクチンの話から「うちの旦那は一度もかかったことがないんだよね」って言っただけで、そこから普通は話が広がらない？　「うちの子は予防接種したのに去年かかったよー」とか「私も予防接種は一度もしたことがないなー」とかさ。悪いけど、投稿者さんのほうが会話が下手そう』

『うーん……同調しか許されない感じが、ママ友って感じだね。まぁそれが無難だよね、ママ友との会話は』

ひょっとしたら投稿者さんは「自分の意見に同調してほしい」という気持ちが強いのでは？　と推測する声も。同調の意見ではなく、ママ友に新たな情報を持ち出されたことで投稿者さんは動揺してしまったのかもしれませんね。その様子を受けて「投稿者さんにも受け取り手として問題があったかもしれない」と指摘するコメントも寄せられました。

そもそも馬が合わないのかも？

『そのママ友も話を広げようとしているだけじゃない？　投稿者さんはたぶん、そのママ友が好きじゃないんだろね。何を言っても気にくわないんじゃない？』

『投稿文を読んで、そのママ友がそんなに空気が読めないとは思わなかったよ。そのママ友さんみたいに「うちの旦那は一度もかかったことがないのー」とか「姉の家族がかかったんだけれど～」とか、投稿者さんの言うところの「会話が脱線するママ」も周りにいるけれど何とも思わない。投稿者さんはそのママ友が気に入らないから、言うことなすことイラッとするだけだよ』

『そこまで突っかかるほどのことでもないような……。投稿者さんはそのママ友のことが嫌いなだけだと思う。嫌いな人って何を言っても「はぁ？」って感じる。そして嫌いだったり性格が気になる人はママ友ではない』

『みんなで話をひとつに合わせなきゃいけないの？　それはその人の意見だから別にいいのでは？　なんとも思わない。投稿者さんはそのママ友のことが普段から好きじゃないでしょ？』

ママ友の会話に違和感を感じないと話すママたちからは、「投稿者さんとそのママ友は、単に馬が合わないのでは？」との声も集まりました。同じことを言われても発言者によってすんなりと受け入れられることもあれば、何故かムッとしてしまうこともありますよね。ママ友の発言が度々気に障るということは、それは投稿者さんとママ友の関係性を現わしての結果なのかもしれませんね。

ママ友の発言にモヤモヤを募らせてしまった投稿者さん。しかし見方を変えると、投稿者さんにも改善できる点がありそうです。もしまた同じような発言をされたときには、軽く受け流したり相手の話を掘り下げたりしてみることで会話がさらに盛り上がるかもしれません。また馬が合わない人もいるのだと割り切るだけでも、ママ友付き合いのストレスが少しは減るのではないでしょうか。

文・motte　編集・荻野実紀子　イラスト・よしはな