毎日の帰宅早々、子どもが駆け込む場所「トイレ」。家のトイレじゃなきゃダメな理由って?
帰宅後にすぐやること……手洗いうがいはもちろんですが、「トイレに行く」というママもいるのではないでしょうか? 帰宅途中に”もよおし”てしまうと、頭の中が早く帰りたい思いでいっぱいになってしまうかもしれません(笑)。誰でも起こり得る現象なのでしょうが、ママスタコミュニティにあがったのは、毎日帰宅早々トイレに駆け込むわが子への疑問でした。
帰宅した途端「トイレ!」。どうして学校で足してこないの?
『うちの小学生が、いつも帰宅早々にトイレに駆け込む。どうして学校でしてこないのかな? 大のときもあるし、小のときもある』
ときどきなら納得できても、毎日となるとたしかに不思議かもしれません。ところがこの投稿に寄せられたのは「うちも」「うちも」の大合唱でした。
『うちもそうだったな~。ランドセルを床にぶん投げてトイレに行くから、怒っていた記憶がある』
帰宅する手前から”トイレ信号”が発令することもあるようです。
『うちの子が小学生のころ、そうだった。元々快便体質なんだけど、下校中のたった20分間でも歩いてる途中でしたくなるらしい』
『その子の気持ち、わかる。帰宅=トイレで身体が覚えているの(笑)。下手するとマンションのエレベーターに乗った瞬間、トイレに行きたくなるもん』
『うちの子もそう。マンション住まいなんだけど、階段を登っているとトイレに行きたくなるんだって』
家に帰ってホッとできることが、トイレへの駆け込みにつながっていそうです。
『息子は玄関を開けた瞬間、緊張がゆるんでトイレに行きたくなるらしい。外では頑張っている証拠。温かく見守っている』
学校のトイレのイメージは「汚い」「臭い」?
家のトイレに駆け込む一番大きな理由が「安心感」であるのは間違いなさそうですが、他にもさまざまな理由があるようです。
『わが家の幼稚園児~中学生もまったく一緒。学校のトイレは、床に虫がいるらしい。潔癖ではないと思うんだけど「臭い」とか言うし。なんだろうね』
『うちの子も同じだよ。学校のトイレは「汚いから嫌い」と、あまり行かないみたい』
学校のトイレは不衛生でなくとも、校舎が古かったりすると「汚い」イメージにつながってしまうようです。ママたちが小学生だった時代に比べれば、はるかにきれいになったように思えますが……。イマドキの子どもたちの感覚では、それでもまだ安心できる場所ではないのかもしれません。
トイレになんて行く暇がない!多忙な小学生の事情
トイレ自体に問題がなくても、行きたがらない子もいました。
『うちもだ! 学校ではほとんど行かないみたい。休み時間は友達と遊ぶし、下校時は帰る流れがあるからトイレに行く暇がないんだって。子ども同士のつきあいも大変だね〜って思ったよ』
『集団下校でみんなを待たせたりするの嫌だから、だって』
『うちの子もそう。帰宅前に学校でトイレに行くのは難しいらしい。帰りの会の前にするのも、「さようなら」をした後も、時間がないみたい。「友達に置いていかれる!」とかさ』
小学生のスケジュールには余裕がないようです。トイレに行くことよりも、お友達と一緒に帰ることを優先させる場合もあるようですね。
『小学5年生の息子が同じ(笑)。大のときも小のときもある。大については、学校では恥ずかしくてできないんだって』
これは”大”ならではの理由です。緊急事態でなければ外出先での大をグッとこらえてしまうのは、大人と同様かもしれません。
『うちも毎日家のトイレに駆け込みながら、勢いよく用を足している。「学校を出る前に行っておけば?」と言えば、「面倒臭い」と』
『うちはもう高校生だけど、小学生のときからそうだよ。学校では一度もトイレに行かないらしい。「たまに1回くらい行く」と言っていた。私は頻尿だから、学校で1回もトイレ行かないなんて考えられない』
「面倒」という理由で、ガマンできる子もいるようです!
ガマンするのは身体によくないでしょうし、学校でしてくれれば水道代もちょっと浮くのに……というのがママの本音かもしれません(笑)。ただどんな理由を挙げた子どもにも共通していたのは、やはり家のトイレが落ち着ける場所ということ。自宅のトイレにあるのは、安心感。「今日も1日頑張ってきたね」と、出迎えてくれるように思えるのでしょうね。
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・春野さくら
関連記事
※“夜尿症”の小学生の子どもをもつママ、林間学校・修学旅行でどんな対策をしましたか?乗り切る方法を教えて- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 帰宅早々トイレに駆け込む小学生