子どもに「パパいらない!」と言われた旦那がふさぎ込んでしまった……解決の道はある?
子どもの何気ない一言が親にとってショックな内容だった場合、皆さんならどう対応しますか? あるママさんがママスタコミュニティに、子どもが旦那さんに言った一言について投稿をしてくれています。
『「パパはいらない! 」と9歳の娘が言ってしまい、旦那が昨日からふさぎ込んでいます。「ママは料理もするし遊んでくれるのに、パパはテレビを見ているよね。私が叱られたときだけ出てくるよね。別にパパはいなくてもママと姉ちゃんと弟と暮らせるよ」と言いました。それから叱ることもなく旦那は部屋にふさぎこみ、夕食も一緒に食べてくれません。娘はきついことを言っていますが事実なので、どう注意すればいいのか迷っています』
娘さんが旦那さんに対して「パパはいなくてもいい」というようなことを言ってしまったそうです。旦那さんはショックを受けているようですね。ただ娘さんの指摘はあながち間違ってもいないようで……、ママさんとしては娘さんにどう注意をすればいいのか悩んでいます。他のママたちの意見を見ていくことにしましょう。
いくら子どもでも言っていいことと悪いことの区別はつけるべき
『事実だとしても、子どもが言っていいことと悪いことはあると思う』
『旦那さん悲しいだろうな。キツいとかの問題ではなく、人の気持ちを考えて発言することを娘さんに教えた方がいい』
子どもの言ったこととはいえ、旦那さんを傷つけてしまったことは事実でしょう。たとえ親子間でも、相手を傷つけるような発言は慎んだ方がいいということは教えてあげたほうがよさそうですね。ここでしっかり理解をさせないと、友達や先生など他の人に対しても傷つけるようなことを言ってしまうかもしれません。
「パパはお仕事を頑張っているでしょ?」と娘さんに言えないの?
『ご主人は毎日家族のために仕事を頑張っているんでしょ? 正しく教えないと』
『「あなたが生活できるのはパパがお仕事をしてくれているからだよ」と説教する』
娘さんにとって‟パパ(旦那さん)は、叱られているときだけちょっと出てくる存在”となってしまっている模様。‟自分たちが生活ができるのはパパが働いてくれているから”とは理解できていないのかもしれませんね。まずは生活費や教育費を稼ぐため旦那さんも働いているということを娘さんに伝え、‟父親の存在意義”を教えていく必要があるのではという声が届いています。でもママさんは既にこのことを娘さんに伝えていたようで……。
『娘に「パパはお仕事をしているのよ」と言ったら、「ママも働いているし、私たちのためにいろいろやってくれるママの方が偉いの!」と』
ママさんも仕事を持っているのですね。主に子どもたちの面倒を見るのがママさんなのでしょうか。そうだとすると子どもは‟直接的に関わる時間の多いママさんが優先で、あまり関わる時間の少ないパパを後回しに”考えてしまっているのかもしれません。‟働くパパの姿”はなかなか見えにくい場合も少なくないですし、だからこそママの方が偉いという意識になってしまうのではないでしょうか。
ママの「その通り」の気持ちが伝わっているのかもしれない
『ママさんが旦那さんに対してそう思っているのが、娘さんに伝わっているんだと思う』
『9歳児がいきなりそんな発想しないよね。普段からママさんのニュアンスがそうなんだろうね』
9歳の娘さんが旦那さんに対して厳しいことを言ってしまった背景には、もしかしたらママさんの旦那さんに対する言動が関係しているのかもしれません。ママさん自身がコメントで「娘はきついことを言っていますが事実なので」と言っていますから、その気持ちが娘さんに伝わってしまった可能性もありますね。
ママは仕事・家事・育児、パパは仕事。言われるだけの理由があるのでは?
『子どもにそこまで言わせるほど、旦那さんは何にもしなかったんだよね? もちろんお金を稼ぐことは本当に大切だけれど、きっと旦那さんは「それだけ」で、家族としていろいろ協力し合っていなかったということだよね? 子どもは親のことをよく見ているし、ママが大変なときも自分のことばかりだったんじゃないのかな? 家族とは互いに協力し合って成り立つものだって、子どもに背中で示せていなかった旦那さんがいけないでしょ。これを機に反省してくれればいいけれど』
『これは蔑ろにされる父親がいけないよね? なんで父親は「仕事する」だけでいいの? 違うでしょ? これをOKとしたら、これからも働く女性が大変な思いをし続けるだけだよ? 協力し合うことを背中で子どもに教えなきゃ』
娘さんが旦那さんに対して言った言葉を考えてみると、普段から子どもの相手をしなかったり、家事なども全くしていなかったりするのかもしれません。それを子どもはちゃんと見ていたからこそ、「パパはいらない」と言ったのではないでしょうか。家族や夫婦で分担できることをしてこなかった旦那さんにも、子どもにそう言われるだけの理由があるとの意見もあります。
なぜ娘さんがそんなことを口にしてしまった背景についてあらためて考えてみよう
『娘さんがどうしてそういうことを言うのか、その背景を家族で話し合うべきでしょ』
娘さんが旦那さんに言った一言は、旦那さんにとっては思いもよらぬことで、さぞかしショックだったのでしょう。娘さんのふるまいが正しいとは言いにくいですが、なぜ直接、そんなことを言わざるを得なかったのか? それを家族で考えていく必要があるのではないでしょうか。普段から家事や子育てをしない旦那さん、そしてそれを冷ややかに見ているママさんから感じ取るものがあったのかもしれません。今回の娘さんの言葉が家族の在り方を見つめ直すいいきっかけになったとプラスに考え、家族の今後に生かしていけるといいですね。
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