食べ物への執着が強すぎる小5の息子。がめつさを改善させる方法を教えて!
美味しいごはんやお菓子をたくさん食べたいと思うのは、老若男女、年齢に関係なく共通していることでしょう。でも必要以上に食に執着する気持ちが表に出すぎてしまうと、周囲から「卑しい」「がめつい」とマイナスイメージを持たれてしまうことがあります。あるママさんから自身のお子さんについてママスタコミュニティに相談がありました。
『小学校5年の息子が、飲食に執着しすぎで困っています。いかに自分が他の人より食べるかとか、大きいのは自分の分とか、自分が一番先にお皿を選ばないと気がすまない。自分がいないときに外食してないか聞く。ゴミ箱を見てお菓子の袋があると怒る。私の友達の家に行ったときも、お菓子はないの? あれ食べていい? と聞いた。きつく叱り、二度と連れて行っていない。もう旦那とソックリ。みっともない。自分の分は絶対に下の子(妹)にはあげたくないけれど、下の子の分は必ず欲しがる。昨日も下の子に「どうせそのお菓子はくれないんでしょ? けちだもんね。くれないんでしょ?」と言っていた。下の子は嫌々分けてあげているから、余計にイライラする。どうしたらいいの?』
小学5年生の息子さんが食べ物にかなり執着があり、独り占めをしてしまったり、他の人が食べているものまで欲しがったりするそうです。妹の分まで食べようとするので、ママさんもどうにかなおしたいと考えていますね。ママたちが悩みを相談するママスタコミュニティのママたちは、ママさんにどんな言葉をかけてくれたのでしょう。
たとえわが子でも卑しく見えて切ない気持ちになるママも
『自分がいないときに外食していないかの確認はすごいね。わが子に頻繁に聞かれたら嫌気がさすね』
『うちの真ん中の子(小4)も卑しいよ。今日買った自分のグミ1個と弟のグミ2個を交換させようとしていた。自分の買ったグミが少し大きくて、入っている数が少ないからと。弁当用のゼリーをこっそり食べていたり、冷蔵庫のチョコを食べていたり。ご飯も大量に食べるし、人が残したものも食べるし。本当、悲しくなるね』
どちらが多い少ない、大きい小さいで言い合いになるのは、幼い子ども同士にはよくあることですが、度が過ぎると、たとえ自分の子どもでも抵抗を感じ、なんだか切ない気持ちになってしまいますね。
なぜ食に執着するのだろう?考えられる理由
『精神的に満たされていないんじゃない? 妹ばかりかわいがっていると思い込んでいるとか。だから妹の分も食べたがるとか、自分がいない間に家族がいい思いをしていると疑うとか』
『ストレス食い? 食べると幸せなんじゃない』
これだけ食べ物に執着をするのは、もしかしたら気持ちが満たされていないのかもしれません。特に下の子の食べ物に手を出す行為などはママさんが下の子ばかり可愛がっていると思い込んでいるからだとは考えられないでしょうか? ママさんにそんなつもりはなくても、上の子からすると「妹ばかりずるい」と思えてしまう部分があるのかもしれません。
食べ物への執着心は改善させられる?
まずは人が一度に食べられる量に限りがあることを覚えさせよう
『うちも食い意地が一時期すごかったから、明らかに子どもの限界量以上の食事を用意した。例えば自分の分を子どものお皿に出して、「これ全部食べな!」と言って残したら「ほら! 食べられないでしょ!!」「ママはあなたの食べる量はわかっているから、全部食べて足りなかったら言いなさい」としたら改善したよ』
荒療治かもしれませんが、子どもが食べきれない量のお菓子やおかずを用意して、胃袋には限界があると理解させたママがいました。一度に食べられる「適量」を皿に盛り、それでは足りなければそのときにおかわりをすればいいという手順についても。おかわり分を用意できるならばそれについても伝えてあげ、慌てなくてもいいと安心させてあげるといいのではないでしょうか。
食べ物に執着しすぎると品がなく見えると繰り返し話して聞かせよう
『そういうことは恥ずかしいし迷惑だし、人を嫌な気分にさせるのを分からせるしかないよね』
他の人の分まで食べてしまったり奪い合って食べることは、他の人から見たらすごく恥ずかしい行為だと、お子さん自身が理解することが大切でしょう。
変わらないようなら一度は本気で叱ってみよう
『私は小5まで、ママさんの息子さんと同レベルで意地汚い娘だったよ。母に何度も叱られたし、先に忠告されたりもした。それでも食い意地が勝ってしまい、ついに母がキレたのはお祝いの席。隣の弟の鯛を箸でつついて引っ張り出され、平手打ちを食らった。それから玄関で正座で待っていろと言われ、帰宅して説教の前に菓子棚を開けて食べていたのを発見され、本当に激怒された。「お前みたいな手も口も卑しい子どもは外に出せない、毎回毎回恥知らずが!」と罵られて目が覚めたわ。それからは自分で直すようにしたし、母は頑張って直しているから今日は好きに食べておいで! とケーキバイキングに連れて行ってくれた。あそこまで母が怒ってなかったらなおっていなかったよ』
『本気で怒りなよ。本当に子どもに愛情あったら、それくらいできると思う』
あるママさんは子どもの頃に本気で母親に怒られたことがきっかけで、食べ物への執着が改善されたそうです。母親がママのことを思って本気で叱ったからこその結果なのでしょう。ママさんの真意がはっきりと伝わるように一度、これまで以上に厳しく叱ってもいいかもしれません。
子ども自身が改めようと思うことが1番の策では?
食に対する執着がひどくておかずやお菓子の量の違いで文句を言ったり、妹の分をとってしまったりする息子さんにママさんもかなり困惑をしています。食べ物へのがめつさを改善させるためには、本人が「これは恥ずかしいことだ」と気づくことが大切ではないでしょうか。いくら周囲の人が「格好悪いよ」「1人で食べてしまうのは他の人に迷惑がかかるよ」と言っても、自覚できなければ気持ちを入れ替えることはできませんよね。お子さんはもう小学5年生ですから、他の人に迷惑をかけてはいけないことは理解ができるでしょう。時間はかかるかもしれませんが、ママさんが諦めることなく、しっかりと注意をしていくことで、いずれは執着心も薄れてくるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko
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