2020/11/22

孫への誕生日プレゼントに掛け算ドリルをくれた義母。うちの子まだ4歳ですが……

義母から孫のためにとプレゼントをもらった経験はありますか？　あるママさんの家にも義母から孫へのプレゼントが届いたようですがその中身は……。

『これまでうちの子が、義母からクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントをもらったことはありません。でも知育系の本は頻繁に送られてきます。そしてとうとう4歳の誕生日に、義母から掛け算ドリルが送られてきました。手紙が添えてあって、「小6でも九九ができない子どもがいるらしいから、買いました。2の段だけでも歌いながら覚えて次の段へ進めてね。小学校2年まで長いのでゆっくりと」と書いてありました。やるわけないじゃん！』

孫への誕生日プレゼントに掛け算ドリルをくれた義母。うちの子まだ4歳ですが……1

義母から誕生日プレゼントとして贈られてきたものは、なんと掛け算ドリルだったようです。子どもの4歳という年齢や掛け算を習う時期から考えても、使うにまだ少し早そうなことが想像できますね。少し困惑しているママさんに対して、ママスタコミュニティのママたちはどんなコメントを寄せてくれたのでしょうか。

うちもだよ！教育熱心な義母をもつママたち

『うちは生まれたばかりの息子に、英語の分厚い絵本』

『うちの義母も知育系が好きだわ……。ありがたいけれど、子どもたちはあまり興味ないんだよね。中には高価そうな本もあるけれど、もったいないよね。知育なんて無駄だ、と自分の息子で身をもって感じていないのかな？』

教育系のプレゼントをくれる義母は意外といるようですね。義母の教育熱心さは、もともとは子どもである旦那さんに向けられていたものだったのでしょうか。コメントをくれたママと同じく、義母が自分の息子の教育が成功したと思っているのかは疑問なところです。

義母の行動に苦笑してしまうママも

『学校系の学習ドリルは、何でもない日に普通にください。誕生日は子どもが喜びそうな物をくださいと内心思うよね（苦笑）』

『あはは。やるわけがない。義母はドリーマーだね』

今回のママさんの義母の行動に対し、苦笑してしまうママも。4歳のうちに使えるものでないことを考えると、もしかしたら義母は孫の成長にかなりの期待をしているのかもしれませんね。ちょっとフライング気味なところには、思わずクスッと笑えてきてしまいそうです。

事前に聞いてくれたなら今回の誕生日の悲劇は起きなかった？

『普通に年相応の子どもが喜びそうな人気のおもちゃとか、何が好きなの？　とか聞いてくれればいいのにね。よりによってドリルは子どもも親も引くわ。素直にありがとうと言えない』

『掛け算ドリルはないわ……。今月長女の5歳の誕生日だったんだけれど、義母から「何がいい？」と聞かれて「絵本がいい」と返事をしたら、すごくいいチョイスだった！』

これまでクリスマスも誕生日も義母からプレゼントがなかったことを考えると、義母自身も「事前に確認した方がいい」ということに気づかなかったのかもしれませんね。せっかくの年に一度しかない誕生日。欲しかったものがおばあちゃんからのプレゼントとして贈られてきていたならば、子どももきっとものすごく嬉しかったことでしょう。

だけどやっぱり育児に口出しはして欲しくない

『お節介だし、余計なお世話だよね。義父母は育児に口出しをしないでほしい』

理想の教育方針が自分のなかにある場合には、今回の義母の行動は子育てに口出しされているようで抵抗があることでしょう。これに関して投稿をくれたママさんはこうもコメントしています。

『その子の興味関心を考慮してのドリルならいいね。うちは自分の理想の押し付けだから嫌だ』

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子どもが興味を示さないものをくれたことを、「理想の押し付け」と感じたようですね。ママさんはプレゼントをあげるうえで子どもが興味や関心をもてるかを大切にしていることを考えると、義母の「頭のいい子になるように」という選び方は、ママさんからすると的外れなのかもしれません。両者とも子どものためを思っているはとはいえ、気持ちにズレが生じてしまっていそうですね。

子どもの興味や年齢を踏まえて、義母からの贈り物を活用していこう

4歳の孫のために掛け算のドリルを買ってくれた義母。今まで送られてきた知育系の本を含めて、ママさんにも色々と思うところがあったのかもしれませんね。義母が孫に勉強をさせたいのと同じように、投稿をくれたママさんにも子どもへの教育方針はきっとあることでしょう。そしてこれからも続きそうな義母からの贈り物。うまく付き合っていくために、義母の思いはあえて気にせずにありがたく受け取ってみてはいかがでしょうか。その中で子どもが興味を持てるものが、子どもの年齢によってはでてくるのかもしれません。ママさんも「理想の押しつけ」はつらいと思いますが、お子さんが成長することによって、義母からのプレゼントが少しでも育児に役立ちますように。

文・こもも　編集・古川純奈　イラスト・なかやまねこ