小学校の「音読」の宿題、サインの代わりに可愛らしいキャラクターのスタンプはNG?ママたちの意見は
子どもが小学校に通っていると毎日のように宿題が出るかもしれませんね。ママが関わることが多い宿題のひとつに、子どもが国語の教科書やプリントなどを声に出して読む「音読」があるでしょう。ママスタコミュニティに、娘さんの音読の宿題に関して落ち込むことがあったというママからの相談が寄せられていました。
『小学2年生の娘がいます。音読のサインに、子どもの好きなキャラクターやクマさんのスタンプを押しています。
お友達が娘の音読カードを見て、「そのスタンプ嫌い」と言ったそうです。娘は何も言い返したりしなかったそうです。私は、そう言われて悲しかったねと娘に言いました。スタンプが幼かったかな? 娘に嫌な思いをさせてしまったなと、気持ちが沈んでいます。
皆さんは、音読のサインはどうされていますか?』
子どもの音読の宿題は、聞いたおうちの人が毎回「確かに聞きました」という意味でサインをするシステムになっているそうです。サイン欄にママが可愛らしいスタンプを押していたところ、娘さんに向けてクラスメイトのお友達から非難するような発言があったのですね。同じように音読の宿題につきあうママたちは、毎日のサインをどうしているのでしょう?
自由にスタンプを押しています
音読のサイン欄に可愛いスタンプを押しているママは珍しくないようです。小さなスタンプやシール類をいろいろと用意しておき、「頑張ったね」という気持ちで押したり貼ったりしてあげているそう。子どもにはママが押してくれる可愛らしい柄が毎日の励みになっているようです。
『うちもスタンプか百均で買った可愛いシール貼ってるよ』
『「みました!」とか「がんばったね!」とか書いてある可愛いスタンプをたくさん買って日替わりで押してる』
『うちの小1女子は、スケジュール帳に押すような、小さいスタンプをよく使うよ。猫とか、パンダとか。文房具屋さんに行くと「音読頑張るから」って欲しがるんだよね。なんかだんだん増えていってる』
『もう3年生だけど、1年生の頃からずっとスタンプだわ、猫が◯とか×とかしてるやつ。中学生の上の子たちもみんなそうしてたし、先生も可愛いスタンプやシールだから』
『うちは、幼稚園時代に使ってた出席ノートや教材のシールの残りを貼ったりしてるよ』
『ニコちゃんマーク描いてる。1つずつ増やしてるから最後はニコちゃんがぎゅうぎゅうになってるの』
先生がスタンプだから親もスタンプです
音読のサイン欄にスタンプを押している理由として「先生も同じようにスタンプを使っているから」と教えてくれる声もありました。キャラクターなどの親しみやすいスタンプからは、毎日の音読に少しでも楽しく取り組んでほしいという先生なりの工夫が伝わるそうです。先生が使っているのだから保護者もスタンプを使うことに何の問題もないと考えるようですね。
『先生が音読も連絡帳もキャラクターのスタンプだから、私もキャラクターのスタンプを押してるよ』
『担任の先生がシールとかキャラクターのスタンプだったし、他の子がスタンプ押しててうらやましがったからうちもキャラスタンプだよ』
『余裕のあるときはスタンプ押してる。先生も何かのアニメのキャラクターとか、かわいいスタンプ押してる』
『うちはシールだわ。先生もキャラクターのスタンプだし』
サインや印鑑だけで済ませているママも
一方でサイン欄は記名のみで済ませるママもいるようです。手軽なスタンプ式の印鑑を押したり、手早くボールペンで苗字をサインしたり……。子どもによっては「印鑑がカッコいい」と思っていて押してもらいたがる場合も。先生によっては可愛らしいスタンプは使わず認印でと言われることもあるようです。
『私はシャチハタ押してた』
『名字のシャチハタ押してる。みんな可愛くしてるのね』
『うちもシャチハタ。しかも子どもが自分で押したがるから任せてる』
『低学年までは「顔文字にして!」って言われてた。でも3年生で印鑑のかっこよさに気づいたみたい』
『サインは、真面目な先生のときは認印しかダメだった。今は何でも良いけど、面倒だからサイン。何を押しても、先生がOKなら問題ないと思う』
『親がキャラスタンプ押すっていう発想がなかった。それで子どもがやる気を出すならいいよね』
お友達はうらやましかったのでは?
相談したママは可愛らしいスタンプをお友達にけなされたと聞いて「娘に悪いことをしたかな」と気が沈んでしまったそうです。しかし相手の子もまだ小学2年生なので言葉に大した意図はないと考える人が多いよう。娘さんが気にしていないのならママも気にしなくてもいい、と励ますような声も届いています。
『お友達はかわいいスタンプを押してもらえてうらやましかったのかもね。低学年でも意地悪言う子、ひねくれてる子、嫉妬心の強い子、いろいろいるからいちいち気にしないように言うかな』
『意地悪を言う子は、何に対しても難癖つけてくるよ。娘さんが気にしてないなら、そのままでいいんじゃないかな?』
『本人が気にしないなら気にしない。うちなんか5年生男だけど、肉球のピンクのスタンプだよ』
『この件については普通の小学生のやりとりだと思う。お互いに気づかず言ったり、言われて根に持ったり。おおきくなーれ』
もしかしたらお友達は可愛らしいスタンプがうらやましかったのかもしれません。あるいは娘さんの気を引きたいと思っていてたまたま目についたのかもしれません。いずれにしろ上手く言葉で表現できずに「そのスタンプ嫌い」という発言になったのでしょう。相手を悲しませたり傷つけたりしないような言い方は、きっとこれから成長するにつれて学んでいくはず。先生が認めてくれているのだから、ママはこれからも堂々と娘さんの好きなキャラクターのスタンプを押してあげてくださいね。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
関連記事
※義実家 に関する記事一覧- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 音読のサイン