古いのはまさか私!?義母の「貯蓄術」を知って変わった日
「将来かかってくる子どもの教育費」や「老後のお金問題」など、将来のために今から貯蓄をしているママも多いのではないでしょうか。義母はなにやら「国債」という貯蓄術をやっているみたいです。いったい何だろう……。
ママと義母の口論
日頃からなにかと育児に口出しをしてくる義母。しかし義母の育児のアドバイスはどこか古く感じます。60年以上生きてきた義母のアドバイスって、今の時代は聞く必要ないかな……とあの出来事が起こるまで思っていました。
何それ?義母の驚きの貯蓄方法
義母からお金の方について聞かれたので「ちゃんと貯金しています!」と、しっかり将来のために貯金をしていることをアピール。
え? それってどういうこと?
義母の口から「国債」という言葉が出たことに驚きを隠せない私……。義母の話す「国債」っていったい何なの?
義母が活用する国債とは?
義母がいうには、「国債」とは国が発行する債券のこと。「国債を買う=国に一定期間お金を投資すること」になり、定期的に利子が支払われるそう。
(「なんか「投資」って怖くない?」「国が発行しているものだし、元本割れが無いから安心なのよ」的な。)もちろん株式投資のほうが、金利が高いのもあるけど、その分元本割れのリスクもあるでしょ。国債だったら日本の国が破綻しない限り元本は保証されているから、株などに比べてとてもリスクが低いのよ。それに毎月発行されて月1万円から購入できるのも手軽でいいわよ。もちろん途中でお金が必要になったら1万円から換金もできるしね。(※)
※ 発行後1年以上経過で換金可能です。直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。
義母が尊敬する存在へと変わる
義母は「子どもが大きくなるまで定期的に買い足していくといいわよ。もし毎月買うのが大変だったら、ボーナスがでたときに少し多めに買えばいいんだから」と、アドバイスをしてくれました。
「購入できる近くの金融取扱機関をチェックして、口座をもっていなかったら開けばいいのよ。ね、簡単でしょ」なんて教えてくれました。
国債を買うって、すごく複雑なことのように感じたけど、義母の話を聞いていると簡単そうだし、義母ができたのなら私にもできるかも。それにわからないことがあったら、いろいろ教えてもらえそう。
いままで義母のいうことは古臭いからと聞き流していたけれど、資産形成については義母のほうが詳しかったみたい。
ちゃんと子どもが成長してからかかってくるお金や自分たちの老後のためにも、「個人向け国債」で資産形成していかないとね。
新しい貯蓄術「国債」とは
提供:財務省