2020/09/28

子どもの夜泣きに「うるさい」と言う旦那さん。どう対処したらいい？

本来は夫婦で協力をしていきたい育児ですが、旦那さんが協力的でない場合もありますよね。投稿者さんの旦那さんもその1人のようです。ママスタコミュニティに育児のお悩みについての投稿がありました。

『普通、子どもの夜泣きに対して「うるさい！」と言う？　こっちはそれと24時間365日戦っているんだわ。泣くことしかできない子と毎日向き合っているのに「うるさい」とは何？　耳を手で塞ぎ出すし、もうちょっとで顔面を踏むところだった』

子どもの夜泣きに「うるさい」と言う旦那さん。どう対処したらいい？01
子どもの夜泣きに対して「うるさい」と怒る旦那さんに、投稿者さんもイライラしている様子です。そんな投稿者さんの気持ちに共感するママもいるようです。

「うるさい」と言いたい気持ちはわかるけれど……

『「うるさい」と旦那に言われるとムカつくのはわかる。他人事だと思っているから「うるさい」の一言が出るんだと思う。わが子が泣いているなら「うるさい」と言わずに、どうにか対処するとか、しなくてもその努力を見せるべき。うちの兄は甥を連れてドライブをして寝かしつけたり、近所のパパさんは夜中だけれど抱っこして散歩して寝かしつけていた。そこまでしろとは言わないけれど、他人事な態度をとるなと言いたい』

『まぁ母親でも「泣き止んでよー（うるさいなぁ）」と思うことがあるくらいだし、旦那が思っても仕方ないとは思う。でも口には出さないで欲しいよね』

子どもの夜泣きに「うるさい」と言う旦那さん。どう対処したらいい？02
子どもの夜泣きをうるさいと感じるパパの気持ちを、ママたちも理解できる部分はあるようです。ですがその気持ちをストレートに言葉にするのではなく、せめて心の中に留めておいて欲しいという意見もあります。パパが子どもを泣きやませるまではできなくても、自分も一緒に子育てをしているという姿を見せてほしい思いはありますよね。

仕事をしている旦那さんの立場で考えてみて

『でもご主人も仕事をしているんだよね。正社員として仕事をしたことがある人なら、社会人がきちんと仕事をこなすことと育児とでは、比べ物にならないことくらい理解できると思うんだけれど……。ご主人が快適に寝られるよう環境を整えてあげるのが先決だと思う……』

一方で、働いている旦那さんに対し、仕事に支障が出ないよう気遣うことも必要なのではないかとの意見もあります。旦那さんが外で働いているからこそ得られる収入もあり、家で休める環境を整えることも大切なことなのかもしれません。元気に働いてもらうための配慮と考えると少しはその腹立たしさもおさまるのではないでしょうか。

夜泣きを「うるさい」という旦那さんに対してできることは？

旦那さんと寝室を別にする

『一緒に寝ているんだよね？　それがそもそもおかしいよ。夜泣きをするのに何で一緒に寝ているの？』

『別に寝たらいいじゃん』

『普通に別で寝たら、投稿者さんもそんなことを言われずに済むのに……。それはあなたの環境を整えることにならないの？？？』

投稿者さんはお子さんと旦那さんと同じ部屋で寝ているようですが、旦那さんと違う部屋で寝てみてはいかがでしょうか。そうすれば旦那さんが夜泣きを苦に思うことも減るかもしれません。それに投稿者さんも旦那さんの心無い言葉や態度に傷つくことも減る可能性があります。ご家庭の環境にもよりますが、寝室を別にすることは双方にとってメリットのある方法といえるかもしれませんね。

旦那さんに実家に帰ってもらう

『うちの旦那も「うるさい黙らせろ！」と怒鳴ったから、義母に「引き取って下さい、あなたの息子！」と電話してやったわ。反省していないから旦那を実家に帰らせたら快適生活だった』

寝室を別にしても多少なりとも泣き声が聞こえてしまうかもしれません。旦那さんに実家で泊まってもらうことにしたママもいるようです。ご実家が近ければ、旦那さんが実家に帰る、ママがお子さんと実家に帰るなどもひとつの方法として検討できそうですね。

旦那さんへの配慮だけではなく、夫婦で子育てする意識を

今回ご紹介した子どもの夜泣きに文句が出てしまう旦那さんに対して、ママたちからはさまざまな意見が寄せられました。旦那さんの気持ちはわからなくもないが、うるさいと口にしてしまうのはいかがなものかという厳しい意見もありました。その一方で、働いている旦那さんにしっかりと睡眠をとってもらう配慮は必要だとの意見もあります。いずれにしても投稿者さんと旦那さん、共に夜泣きに悩まされる今の状態が続くことはよくありませんよね。

このまま互いに疲れ果ててしまわないためにも、まずは寝室を別にする提案をしてみてはいかがでしょうか。仕事が休みの前日は一緒に寝るなど、条件をつけることもいいのかもしれません。睡眠の環境を整えることも含め、投稿者さんと旦那さんが互いの思いやりを忘れずに、夜泣きの日々を上手に乗り越えられるといいですね。

文・こもも　編集・古川純奈　イラスト・Ponko