【前編】ママ友が実家依存の私から離れていく……。なぜ?実母を頼ったらいけないの?
お母さんが作ってくれた夕食を食べ、実家のお風呂に入り、夫が帰ってくる少し前に自宅アパートに戻ります。
夫の夕食は、お母さんが作ってくれたものをタッパーに入れて持ち帰ります。
私は家事育児に追われ、疲れてキリキリしなくて済む。
お母さんは毎日孫に会えて幸せ。
姉も姪っ子にメロメロ。
娘もいろんな大人から可愛がってもらって、きっと喜んでいるに違いありません。
夫も「僕は仕事でいつもいないから、好きにしていいよ」と言ってくれています。
全員WIN WINです。
本当に幸せだなぁ……と恵まれた環境に感謝し満喫しています。
大人数でわいわい子育て。毎日が楽しいです。
しかし、最近ちょっと気になることがあります。
私は30代半ばで結婚、出産しました。
地元の友達はみんな早婚で、もう子どもが中学生や高校生。
なので、同じくらいの歳の子を育てている、新しいママ友が欲しいと思ったのですが……
また、別の日。児童館でたまたま出会ったママグループと仲良しになったのですが、
他のママ1「子どもが生まれてから、ヘアサロン全然いけなくなっちゃった~!」
他のママ2「私も~! もう、髪ボサボサ~!」
他のママ3「切ってもらってる間、子どもを預かってくれるヘアサロンを探さなくちゃね」
「えっ? お母さんに預かってもらえばいいじゃない」
私にとってはごく当たり前の発言でしたが、またもや場が凍り付きました。
他のママ1「実家も義実家も遠いんだ……」
他のママ2「うちの母、祖母の介護をしてるから……」
ママたちはなぜか曇った笑顔で、そそくさと去っていってしまいました。
そしてやっぱり、次に会ったとき一緒に遊んでくれませんでした。
これからも、お母さんとの楽しい毎日が続いて行く。私はそう信じて疑いませんでした。
そう、あの日までは――
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・イチエ