「相手に共感する言葉が出ない」と悩むママさんに寄せられたアドバイスとは
みなさんは他人との会話で悩んだことはありますか? あとになって「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」とか「もっと良い言葉をかけられたかもしれない」と後悔したことがあるママさんも多いかもしれませんね。どうやらあるママさんもその1人のようです。
『相手の求めている言葉を言えない……。
ママ友「仕事に行きたくないから保育園を休みにしてほしい!」
私→「医療機関やスーパーとか働いてくれているお母さんたちがいるから生活ができているしなー」ママ友「あの先生みんなに嫌われているし担任だと嫌!」
私→「相性もあるし人それぞれだよねー」ママ友「子どもが泣いていたら知らない人に文句を言われた!」
私→「その人も体調が悪くてイライラしていたのかな?」ママ友「旦那が嫌いだから離婚したい」
私→「旦那さんのおかげで生活できているんじゃないの?」思い付くだけでこんな感じの会話をついしちゃって、後から全然空気を読めてないじゃん! ってなる。みんなこんなママとは話したくないよね? 共感上手な人になりたい』
会話をしている最中は特に何も考えずに言葉を発してしまうというママさん。しかしそのあとに「あ! 相手は私に共感してほしかったんだ!」と気がつくのだそうです。共感上手になるにはどうしたらいいか? と相談するママさんにたくさんのアドバイスが届いているのでご紹介します。
自分の意見を主張しすぎなのかも?
まず相談してくれたママさんの話を聞いた限り、以下のように感じたというママさんが少なくない印象でした。
『最初の例は相手が微妙な意見・会話だけど、別にどちらでも良くない? って会話のときも自分の意見を言い過ぎているかも』
『ママさんは自分の考えを分かってもらうのが好きなんだろうね。もしくは相手を批判するのが好きな人。共感上手になる前に自分の意見を押さえる努力をしたほうがいいよ』
『ママさんは否定度が高い気がする。しかも、空気が読めないって言うよりもむしろあえて相手を積極的に否定したくて言ってそうな印象を受ける』
相談してくれたママさんは自分の考えをきっちりもっている人なのかもしれません。しかし相手の意見を受け止めず話をしてしまう様子に話し相手にしてみれば「否定的」だと感じてしまうのかもしれませんね。
共感できるようになるにはどうしたらいい?
では“共感”できる人になるためには一体どのようなことに気をつけて人と話をしていくと良いのでしょうか? みなさんが心がけていることを教えてもらいました。
相手を受け入れることが大切
『共感しているように見せつつ自分の意見を言いたいなら、いったんまずは相手の意見を肯定すればいいんだよ。枕詞的に最初に「あー、それわかるかも!」って入れる』
『そうだね。大変だよねー。って常に言うだけにしておけば大丈夫かな?』
『まず必ず「そうだよね~」って肯定で始めてから、「でも、まあ……」と自分の言いたいことを言いようにすれば反感が大幅に減るよ』
話し初めにまずは「そうだよね」「分かるよ!」など相手の意見を受け入れていると答えてくれたママさんが多くいました。そしてそのまま話を終わらせることもできますが、自分なりに何か言いたいことがあった場合は1度共感してから自分の意見をやんわり述べるようにすると良いのではないでしょうか。最初から「それは違うよ!」と言われるよりも、確かに「共感してもらえた」と感じてくれるはずですよ。
相手の目線で考えてみる
『ママさんの返事って相手を主軸においてないね。「子どもが泣いていたら知らない人に文句を言われた!」この返答はその“知らない人”に軸を置いている。自分と相手の会話なのに、自分と相手の背景との会話になっている。無理な共感はしなくていいけれど目線を変えれば言葉も変わると思うよ』
そして相手の目線に立って話を聞いてあげることが大切です。たとえば「旦那さんと離婚したい」というママ友さんに「旦那さんのおかげで生活できているんじゃないの?」というのは“正論”ではあるのかもしれませんが、本当に彼女のためを思っているのなら「何かあったの?」「悩みごとがあるの?」と相手を気づかう言葉が先に出てくるのではないでしょうか? 事情も知らずに“正論”を振りかざすのは必ずしも正しいことではありません。
共感とはきっと“相手を思いやる力”。自分の主張をしているだけでは会話になりません。話をしている相手のことを思いやってあげることができれば自然と共感力が身につくのではないでしょうか。まずは「そうだよね」と肯定的に相手の話を受け止めることから始めて「会話上手」を目指してみましょう!
文・物江窓香 編集・秋澄乃
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