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考えすぎてしまう性格が嫌い……!どうしたら不安がなくなる?

行動に移す前にあれやこれやと考えてしまうことがありますよね。あるママさんは、たとえばPTAの役員に選ばれたとして「きちんとできなかったらどうしよう」「予定が入ってしまっている日に役員の集まりがあった場合はどうすればいいの」など、実際にはそのときにならないと分からないことを考えては不安になってしまうと相談しています。

『私は自分の考えすぎちゃう性格が大嫌い。先のことばかり考えてしまう。例えばPTAだったり、そういう予定があるとするとそのときにならないと分からないのに、いろいろと考えて不安になってしまう。昔はそうじゃなかったのに。もうなんか疲れた、自分に』

考えすぎてしまう性格が嫌い……!どうしたら不安がなくなる?1
「考えすぎる自分の性格が嫌いだ」と自分に嫌悪感を持つママさんに対し、「私も同じ、気持ちが分かる!」という声が相次いでいます。

先のことを考えて不安になってしまうママさんたち

『私も同じ。不安で考えすぎちゃって、寝られなくなったりして。本当に疲れる。夜寝られなくなるのはほんと辛い』

『私も。習い事とかをしたいと考えても辞めたくなったらどうしようと思うと行動できない。石橋を叩いて渡らないタイプ。疲れる』

『うわー! まさに自分の気持ち! 私も先程まで先のことを考えて不安になって勝手に一人で泣いていました。何も起こっていないのに。起こらないかもしれないのに』

『私もです。先のことだったり決めなきゃいけないことを現実的に考えて、どうしようどうしようと悩んでばかり。悩みがあるとなかなか眠れない。最善の選択をしたいので、自分の中でシミュレーションしている。決めなきゃいけないことが決まると落ち着くのだけれども、また次の問題が出てきてしまって疲れてしまう。私は真剣に考えているのに、旦那は責任感が弱いせいか「そんなことを考えても仕方ないだろう」と言う。でも精神的に生活に支障をきたす訳にはいかないので、ギリギリのところで精神を保っている感じです』

考えすぎると夜も眠ることができず、泣いてしまうママさんもいるようですね。物事を慎重に見極めてから実行する「石橋を叩いて渡る」のことわざから、「石橋を叩いても渡らない」と自身の用心深さを例えてくれたママさんもいました。

参考:「石橋を叩いて渡る」非常に用心深い、慎重なことのたとえ」実用四字熟語新辞典(高橋書店)

不安症や鬱だと診断されたママさんも

考えすぎてしまう性格が嫌い……!どうしたら不安がなくなる?2
なかには心の病だと診断されたママさんもいるようです。

『私も一緒だ。年々酷くなって、最近耐えられなくなって鬱になり病院で薬を貰って飲んだらすごく効いた。まだ残っているけれどもう飲まなくても今は大丈夫。これから先また落ち込むようなことがあったら再発するかもしれないけど、とりあえずはよかった』

『私も同じです。人との付き合いで深読みしすぎるというか。ネガティブに考えすぎちゃう。社会不安障害と診断されました』

『本当に気持ちが分かります。私はHSPです。私はこの名前を知ってこういうのがあるって知って少しだけ気が楽になりました』

『全く一緒。そんな私は不安症って診断されたわ。何事も気楽に考えたいんだけど難しいんだよね。取り越し苦労している』

不安障害とは精神的な症状が出る疾患の中で「不安」を主症状とする疾患群をまとめた名称です。目安として、生活に支障がでるような不安や恐怖が続いていて、自身の行動に制限がかかったり、疲労感や睡眠障害などの身体的な症状が続いている場合は不安障害の可能性があると言えるようです。その他にも鬱病やHSP(ハイ・センシティブ・パーソン)と診断されたというママさんもいました。HSPは病気ではなく、その人が生まれながらに持っている気質などを指す心の特徴とされています。

参考:ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班運営「不安障害
参考:パークサイド日比谷クリニック「HSPと過覚醒

あまりに辛いようなら専門家を受診する選択も

『真面目な性格なんだと思う』

『考えないようにしたら、問題が起こって大変だから、石橋を叩いて渡らないくらいの性格がちょうどいいと思う』

『責任感が人一倍強いんだと思います。悪いことではないけれど疲れるでしょうね。世の中なるようになるし、なるようにしかならないんだ! と思うことです。私はいつもそう思って気楽に生きています』

投稿者さんはご自身の慎重さや用心深さに疲れることもあるそうですが、その反面「考えすぎる自分の性格で良かった」と思う場面も少なからずあるはずです。しかしそう思えないから辛いのだというお気持ちもわかります。

考えすぎることで不安がつきまとったり不安がストレスになりすぎるようであれば、日常生活に支障をきたしてしまいますよね。ほかのママからは心の病や自分の性質だと知って気がラクになったというコメントが寄せられていました。自分を客観的に知るという点では専門家を受診をすることも自分を大切にすることに繋がるのではないでしょうか。

文・物江窓香 編集・Natsu イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
考えすぎちゃう性格が大嫌い。