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硬筆の先生に右手で書いてと言われた年中の我が子。硬筆やお習字は左利きではダメなの?

※2021年8月時点の情報です。

左利きの子どもについて、あるママから投稿がありました。

『硬筆へ通っていますが、先生から教室では右利きで書いてと言われています。本人は左で書きたいと言っているので先生に相談しましたが「右じゃないと教えられない、上手にならない」と言われてしまいました。本人は年少さんから左利きでスラスラも字が書けていたので、年中から右利きにすることでヒョロヒョロの字が嫌なんだと思います。私も右利きの方がいいと思う半面、子どもの個性を潰しているようで心苦しく悩んでいます。よかったらアドバイスいただけませんか』

硬筆の先生に右手で書いてと言われた年中の我が子。硬筆やお習字は左利きではダメなの?01
お子さんが左利きのため、硬筆の先生に右利きで書いてと言われてしまったようですが、お子さんは嫌がっているようです。ママスタコミュニティでも左利きのお子さんがいるママもいるでしょう。習い事で利き手ではないほうでやるようにと言われた場合、どう対応すればいいのでしょうか。

左利きの子どもがいるママはどう対応した?

『うちも同い年で左利き。最初は右でね! と言っていたけれど諦めた。もう左で何でもしているし、字も上手に書く。うちも書道硬筆を習いたくて見学に行ったけれど、右でしか無理と言われたからやめた。器用に両方使えるようになる可能性もあるけれど、本人が右ならやりたくないって。またやりたいと言うなら考えようと思っている』

『うちの子も左利きで習字硬筆やっていたけれど、左のままだったよ』

コメントをくれたママのお子さんも左利きで、書道や硬筆を習いたかったそうです。でもその教室では右手で書くことが条件だったようで、習うのをやめてしまったとのことです。一方で左利きのままで硬筆を習っていたとのコメントもありました。先生によっては、左利きでも習えることがあるようです。

左利きを右利きにするのを諦めたママも

『何度も右に直したけれど左になってしまい、逆にストレスを与えそうで途中でやめました。それまでは、何度も何度も右に直したんだけどね』

左利きから右利きになおそうとしたけれど、子どものストレスを考えて、途中でやめたママもいます。本人が使いやすい方を使うのが一番いいという考え方もあります。子どもがストレスを感じてしまうならば、利き手を矯正する必要はないのかもしれませんね。

(参考:日本医師会「くらしの小径 > 体のコラム> 右利きと左利きの話」)

学校からの指示も!左利きから右利きにすることもある

硬筆の先生に右手で書いてと言われた年中の我が子。硬筆やお習字は左利きではダメなの?02

『うちは小学校から右に直させた。今は両方で書ける』

『小学校に入ると、お習字の手は右で持つよう言われました。低学年の「書きかた」も。だからその習いごとに限らず、お習字は右手でやるもの。お習字は学生時代はずっと続くから、そこはよく考えてね。うちも左利きで、文字は右手にしています』

小学校のお習字や書きかたの授業では、右手で書くように指示されることがあるようです。そのため左利きを右利きに直したママもいました。

自分から右手で書くようになるかもしれない

『うちの子、小学校の授業で習字が始まったときに、先生からは直すようにとは言われなかった。でも「払いが上手くいかない」と、自分で筆を持つときは右にしていたよ』

『不便に思ったら子どもから何か言ってくるかもしれないし、自分で考えて右を使うようになるかもしれないし。親が「それは駄目だからこうしなさい!」とやる分野ではないと思う』

お習字の授業のときに、子どもが左利きであることに不便さを感じて、自分から右になおしたケースもあります。お習字だけではなく、もし生活の中で左利きを不便だ感じたら、子どもの方からなおしたいと言ってくるかもしれません。

左利きでも教えてくれる教室を探してみては?

『先生がダメと言うならば、本人にも違う先生を探す? と聞いてみて、違う教室を探すとか』

『どうしても続けたいなら、左でも対応可能な先生を探すしかないと思うよ』

子どもが硬筆を習い続けたいのであれば、左利きでも教えてくれる教室を探す方法があるでしょう。他のママたちのコメントを見ても、左利きでも問題ないと考える先生はいますから、投稿者さんの近所でも見つかる可能性もあるのではないでしょうか。

子どもはその教室にこだわりがあるのか、習い事を続けたいのか。利き手を変えて自信をなくさないために話し合って

利き手を矯正するかどうかについては、子どもがどうしたいのかで決めるといいのではないでしょうか。友達が通っているなどの理由で、どうしてもその教室で硬筆や書道を習いたいのであれば、右手で書けるように練習するとよさそうです。硬筆や書道を習うことが目的で教室はどこでもよいのであれば、左利きでも習うことができる教室を探すといいでしょう。

左手できれいな字を書けることに子どもが自信を持っているのなら、利き手を変えることは子どもから自信を奪う可能性があるでしょう。投稿者さんはお子さんとよく相談してその教室で続けたいのか、それとも硬筆・書道という習い事を続けたいのかで結論を出すといいのではないでしょうか。

文・こもも 編集・しのむ イラスト・べるこ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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