2020/03/10

休校は意外と快適？普段より自分のペースで過ごせる子どもたちとママたちの本音

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子どもが毎日通っている学校や幼稚園などが、何らかの事情によって休校・休園になることもあるでしょう。子どもたちが家にいるときママたちはどのように受け止め、どのように過ごしているのでしょうか。子どもたちが休校で家にいるときの楽しみ方を教えてもらいました。

『休校が意外と快適な件。小学生2人、時間があるから料理や掃除などの家事をゆっくり教えられる。勉強はネット使って塾の動画やハイレベル問題を探してやらせてみたら、喜んでやっている。家事も勉強もきちんとやっているから、いつもよりゲームは多めになっても罪悪感ないし、子ども達も幸せ。結果、親子仲良し。2人ともLINEで友達とコミュニケーションとっているし、快適に過ごせた。早く外遊びができる日が来るといいな』

投稿者のママは子どもたちが休校で長時間家にいることを、前向きに受け止めているようです。普段はママがやっている家事のやり方を子どもたちに教えたり、普段とは違う勉強をやらせてみたりしているとのことでした。

快適！ストレスがない！ママたちの休校に対する感想

『朝ゆっくりできるのがいいよね』

『親も子も普段どれだけ学校ストレス抱えていたかってことだよね。私も結構快適！』

『朝のバタバタなくて快適』

『うん。普段よりゆっくり関われるし、おやつ作ったり時間がかかる事もできて楽しい。勉強も子どもの進度でできる』

『わかる。朝ゆっくり寝られて、毎晩水筒洗わなくていいし、週末の洗濯物もないから楽だよね。その部分だけはいいなと思う』

子どもたちが学校に行く日は、ママも子どもも分刻みのスケジュールをこなさなくてはいけないのでしょう。時間に追われるあまり、イライラすることもあるのではないでしょうか。休校で子どもたちが家にいる日々が続くおかげで、朝はゆっくり過ごすことができて快適、というコメントが寄せられました。宿題はあるにしても、毎日先生に提出するわけではないので、子どものペースで進められそうですね。

しかしママが子どもたちをゆっくり過ごすことができるのは、ママがお仕事をされていない、あるいはお仕事を休めるご家庭に限ったことかもしれません……。

仕事に行かざるを得ないママたちからは子どもたちの休校を悲しむ声が

『いいなぁ。うちは小2の子どもを留守番させて保育園に勤務。本音は自分の子と過ごしたいよー！』

『いいなー子どもとそうやって過ごせて』

仕事に行かざるを得ないママたちからは「うらやましい」との声も聞かれました。わが子に留守番をさせてお仕事に行くとはなんとも切ない心境なのではないでしょうか。しかし子どもを職場に連れて行くわけにもいかなかったのでしょう。会社によっては子どもを連れて行くことができますが、一部の会社に限られているようです。

ママたちの正念場はこれから？正直な気持ちとは

『これが1週間続くと子どもも爆発すると思う。頑張って』

『今まで学校行って公文やってピアノ練習して、それプラス友達と遊んでって1日がキツキツだったけど、お菓子なんか作ったり、勉強も自分のペースでやってお互い落ち着いてていいかも。ずっとこのままは嫌だけど』

休校になって子どもが自宅にいても快適！　というママたちがいる一方で、休校になったばかりだから楽しいだけでは？　という見方をするママもいました。突然休校になったために、”非日常感”が出ているのかもしれません。正直に「ずっと休校のままは嫌」と胸の内を明かしてくれたママもいました。

『みんな幸せそうで羨ましい。うちは、地獄……』

朝ゆっくりできるのはいいものの、堂々と外に遊びに行くことがはばかられる地域もあるかもしれません。学校は行かなくていいけれど親子ともにストレスがたまることもあるでしょう。筆者の6歳になる息子も幼稚園や習い事に行けなくなったことで、少し甘えん坊になったりわがままを言ったりするようになりました。子どものストレスのケアをするのは親であるママの役割のひとつになりますね。

幸せを少しずつ見つけて、休校の期間を協力しながら乗り越えよう

感染症が広まるにせよ、台風などの自然災害が原因にせよ、子どもたちが学校に行けなくなる事態は時として起こりうるものでしょう。起こってしまったことは変えようがありません。事態を変えられないのなら、子どもたちが健康で元気でいること、子どもたちが笑っていること、子どもたちが休校を楽しんでいることなど、少しでも幸せと感じられることを見つけていくのはいかがでしょうか。

子どもたちとゆっくり過ごせる時間ができたことを幸いとして、子どもがやりたい！　といったことをママができる範囲でサポートしながらやってみてくださいね。時には少しでも外の空気を吸いに一緒に買い物に出かけるのもよさそうです。

休校の期間を家族で協力しながら乗り越えましょう。

文・しのむ　編集・しらたまよ