母に応援してほしかったバレンタインの思い出
私がバレンタインの存在を知ったのは小学4年生くらいの頃だったでしょうか。友だちのみきちゃんに教えてもらったのがきっかけでした。
今思うと、母は自分の知らないことを、いきなりスーパーで話題にされて戸惑ったのでしょう。なんと反応していいかわからず、少しうろたえたのだと思います。その思いが「恥ずかしかった」という言葉になったのだと想像します。どこか茶化した感じもありました。母にとってはきっと何気ない一言だったと今では思うのですが……。
当時の私は「恥ずかしいことをしてしまった」と悪いことをしてしまったような、悲しい気持ちになったのです。翌年からしばらくはバレンタインのたびにこの年のことを思い出し「またお母さんに何か言われたら嫌だな」と楽しむことができませんでした。今振り返ると甘酸っぱい思い出ですが、当時の私には心にチクリときてしまう出来事でした。
脚本・rollingdell 作画・よしはな
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