旦那さんの嫌な部分が見えたのはいつですか?結婚後に変わったのは自分の方かも
愛し合って生涯をともにすると誓い合い、結婚。しかし結婚したあとお互いの気持ちが変化することもあるかもしれません。結婚後に旦那さんに対して”嫌い”に近い感情を抱いてしまったママに質問がありました。
『旦那さんが嫌いな人は付き合っている時や結婚当初は見えなかったところが見えたってこと? それとも生活していくうちに変わっていったの?』
子どもが産まれてから旦那さんへの見方が変わりました!
『子どもが産まれてから変わった。変わったというか本質が出たのかな。マザコン実家頼り、金銭だらしないとこなど』
子どもが産まれてから旦那さんへの見方が変わった、というママがいました。ママ自身は旦那さんの”本質がみえた”ととらえておられるようです。子どもが産まれたのなら、父親としての責任感をもってほしいところですよね。
ずっと一緒にいたことで見えなかった部分が見えてきた、というママたち
『マザコンぽい? とは思って付き合っていたけど、結婚後超マザコンだったわ。お袋が言っていたから~、お袋に聞けば? お袋に教えてもらえば? 挙げ句の果て結婚後、義母の一言が強烈! 「私が息子と結婚したかった!」だとさ。あー気色悪い!』
つきあっていた時から親離れできていないのでは? と疑っていたこちらのママ。結婚したらその予感が的中してしまった、とのことです。旦那さんが親離れできていないだけではなく、お義母さんも子離れができていなかったようで……。言われたセリフが強烈すぎます……。
『結婚7年ほどしてから。付き合ってからは11年くらい。倦怠期というか、お互いが言いたいことをさらけ出しすぎて喧嘩ばかり。もう嫌になった』
つきあった期間や結婚している期間が長くなると、お互いに遠慮しなくなることもあるようです。言いたいことを言い合うようになってしまい、喧嘩が絶えなくなってしまった、とのこと。結婚してからも相手への思いやりは必要なのですね。
『2年同棲、基本優しくて文句言わなくて、こちらに何でも合わせてくれていた。デキ婚で産んでと言ってくれたのはいいものの、産まれてから私に丸投げで、一時期仲直りでまた仲良くなったけど2人目が産まれて仕事も忙しくなり更に無関心。おまけに仕事のストレスだと言って酒ばかり飲み……。家のことにもぐちぐち言うようになった』
同棲していたときはママに合わせてくれていた、というこちらの旦那さん。妊娠を期に結婚したところ、ママに家事や育児をすべて任せるようになった、とのことです。仕事のストレスが大きいようだ、とのことなので家族を養っていくことへの責任感が強すぎる旦那さんなのかもしれませんね。
『5年付き合ってきて、前は許せていた嫌な所がもう我慢できなくなったから別れようと思っていた矢先に妊娠が分かって……。泣く泣く結婚したんだよね。当時は冷静に物を考えられなかったし、これでいいんだって自分で思い込ませて仕方なく一緒になったけど、旦那といて幸せな時間なんてほとんど無い。結婚するんじゃなかった』
お別れしようとしたときに妊娠してしまい、結婚せざるを得なくなった、というママがいました。結婚のスタートから幸せいっぱいだった、とはいえなさそうです。後悔あふれるコメントを寄せていました。
恋は盲目、結婚後は目につきすぎ。変わったのは女性側の視点かも
『気にならなかったところが、結婚して生活になってから気になりだしたんだと思う』
結婚前は”相手の本質が見えていなかった”というママのコメントがありました。
『咀嚼音が汚い。好きなときはそれが気にならないくらい好きだった。恋は盲目とはこのこと』
結婚後は旦那さんが食べものを食べるときの音が気になるようになってしまった、というママがいました。旦那さんを好きだったときは咀嚼音が気になることはなかった、とのこと。まさに”恋は盲目”だったのですね。
ママ自身が変わることで旦那さんが変わることもある
『もう何度、離婚を考えたか……。結婚17年。子どもは中学生。旦那がある日、私に対して文句があったみたいで娘に愚痴り、お前が嫁に行ったら離婚すると言ったらしい。娘が私のところに来て泣きながら、「もう2人ともいい加減にしてよ! もう、こんな生活嫌だ!」と荒れました。ハッとしました。自分達の事ばかりで、そんな環境の中で毎日、私達の顔色を見ながら接してた娘。これでは、いけないと思いしらされました。私も離婚するまではせめて……と思い、娘のために考えを改めて努力した。すると、旦那も少しずつ穏やかになって会話が増えてお互いにありがとう、ごめんが言えるようになった』
こちらのママは子どもからのひと言がきっかけで、ママ自身の言動を改めた、とのことです。ママ自身の言動を改めて旦那さんに接していたら徐々に旦那さんの言動も良い方向に変わっていった、とのこと。子どもが夫婦の縁をつなぎとめてくれたのですね。
関係を解消できなければ反骨精神を密かに持ってママの考え方を変える道も
『私は諦めています。子どもの前では仲良しのふりもできるし、旦那に文句言われても笑っています。友達に愚痴る時もあるけど、友達に話せる範囲で話します。だから旦那も子どもも友達もみんな上手く言ってると思ってると思います。浮気する気はないですが、ただ漠然と今に見てろよ! とか覚えてろよ! って気持ちで乗りきっています。頑張っていればきっといい事あるよ』
離婚は最後の手段です。こちらのママは、旦那さんへの反骨精神のような気持ちを持っているとのこと。子どもがいるなどの理由で婚姻関係を解消することができないのなら、せめて自分の未来の幸せを想像し、行動することで、今を乗り切れるのではないでしょうか。
ママたちから寄せられたコメントを見る限りでは、結婚後に旦那さんへの見方や感じ方が変化することは珍しいことではないようです。反骨精神を持つか、それとも何かのきっかけで旦那さんを見直し尊敬できるところが見つかるか。一度嫌なところが見えたとしても、いずれ旦那さんへの見方や感じ方が変わっていくといいですね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト・なかやまねこ