暑すぎる夏の日は涼しい部屋ですごしたい！夏の日に親子で読みたいおすすめ絵本4選　＃ママの悩みに寄り添う絵本

梅雨が明けると夏本番の暑さがやってきますね。プールや海で泳いだり、公園でセミ取りしたりと外遊びが楽しい季節です。しかし暑すぎて熱中症が心配がある日もあるのでは？　暑すぎて外に出かけたくない日は、エアコンが効いた部屋で夏の気分を味わえる絵本の読み聞かせがおすすめですよ。

浜辺で雲と遊べちゃう！？夢のような絵本『ようこそうみへ』

砂浜を駆けていく8人の子どもと園長先生、ひろみ先生の目の前にはどこまでも青い海が広がっています。浜辺で足だけ海に入ったり、カニや貝殻を見つけてはしゃいでいると「ようこそ　うみへ」とどこからともなく聞こえてくる低い声が……。

準備体操をした子どもたちと園長先生たちはいよいよ海に入ります。すると園長先生が子どもたちにビーチサンダルを脱いで、園長先生に預けるように言いました。集められたビーチサンダルは空高く放たれ、バラバラと落ちてきます。園長先生は、子どもたちにその中から同じ組み合わせのビーチサンダルを見つける遊びを提案したのです。子どもたちは夢中になってビーチサンダルを拾い集めますが、組み合わせが揃わないものも……。
するとまた「こーこだよ」という低い声が聞こえてきます。なんと声の正体は空に浮かぶ白い雲！　雲は一緒に遊んでくれたらビーチサンダルを返すと言います。子どもたちと園長先生たちは白い雲の上を飛び跳ねたり、白い雲のすべり台で遊んだりして楽しい時間を過ごします。夏の海を舞台にして、夢のようなお話を楽しむことができますよ。

海に山におばけも！？夏の読み聞かせにぴったりな絵本

夏に楽しみたい絵本はたくさんあります。
今回は海とカニの「かにこちゃん」と仲間たちが描かれている絵本『かにこちゃん』、暑い夏でもヒヤッとする気分が味わえる絵本『おばけがぞろぞろ』、みんなと一緒に遊べると暑い夏でも楽しい気分になれる絵本『とても　とても　あついひ』という夏にぴったりな3冊の絵本をご紹介します！

擬音のくり返しがクセになる！楽しく読み聞かせができる絵本『かにこちゃん』

絵本『かにこちゃん』は、海で過ごす「かにこちゃん」の1日が描かれています。朝日が昇ってかにこちゃんが巣穴から出てきて、日中は仲間たちと遊びます。そして夕焼けで海面が真っ赤に染まっていく頃に、巣穴に仲間たちと戻っていきます。ページをめくるごとに鮮やかな色使いと、繰り返される擬音は赤ちゃんも楽しめるようになっていてあっという間に読み切ってしまいますよ。

たくさんのおばけが家に遊びにやってくる！？絵本『おばけがぞろぞろ』

頭がトゲトゲした白いおばけの「ぞぞまるちゃん」が、おばけの友だちを「あそぼうよ」と誘いにやってきます。瓶やゴミ箱に潜んでいるおばけたちに問いかけると、おばけがぞろぞろ現れます。仲間が揃ったらどこに行くのかと思ったら、なんと「しんごちゃん」という男の子の家！
お話はそこで終わっていますが、「うちにおばけが来たらどうする？」なんてわが子に問いかけながら読み聞かせるのもスリリングで楽しいかもしれませんよ。

盗んだ犯人探しのはずが楽しい水遊びの時間に！？絵本『とても　とても　あついひ』

とても暑い日の昼下がり、3匹のねずみが木に吊るしたハンモックでお昼寝中です。目を覚ますと庭にあったはずのぶらんこと手押し車がありません！　庭から続く手押し車の跡をたどっていくと、うさぎとたぬきの家にあった物もなくなっていると言います。みんなで探しに行くと、たくさんのしまりすがなくなった物を使って楽しそうに遊んでいるではありませんか。険悪なムードになりかけますが、いつの間にかみんなで水遊びを楽しむことに……。犯人探しのはずが思いもよらずみんなで楽しい時間を過ごせることになりました。どんな風にしてみんなは打ち解けていったのか、お話の続きは絵本を読んでみてくださいね。

暑い日の過ごし方はママも悩みどころですよね。お日様が「今日は家で過ごそう」と決めた日があったら、夏らしい絵本の読み聞かせを通して親子のコミュニケーションの時間を増やしてみるのはいかがでしょうか？

文・藤まゆ花

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