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義実家の料理が豪華すぎて、子どもがどんどんグルメになっていく……。対策はある?

おじいちゃん、おばあちゃんにとって孫の笑顔を見ることは、ある意味生きがいにもなっているのかもしれません。体力的に朝から晩まで一緒に遊んであげることは難しいけれど、せめて美味しいものをたくさん食べさせてあげたい! と思う、おじいちゃん、おばあちゃん。「これ、美味しいね!」と向けられる孫の満面の笑顔のために、せっせとご馳走を準備していたら……大変! お嫁さんからこんな投稿がありました。

『義実家のせいで、ウチの子がグルメになって困る。特に牛肉が好きで、高級部位のシャトーブリアンを食べてからはそればかりねだってくる。
他にもエゾバフンウニとか、キャビアとか、イクラとか。私は庶民だし、旦那も義父母とは正反対で贅沢はしないタイプ。近くに住んでるから本当困るよ。「お弁当にシャトーブリアン入れて」って言うようになって、これ将来やばいよね』

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シャ……シャトーブリアン……? エゾバフンウニ……? あまりの高級食材に筆者の方が驚いてしまいますが(笑)、お嫁さんであるママの立場からすれば、あまりに美味しいモノの味を覚え過ぎてしまうことで、普段の食事との差が開き過ぎてしまうことに不安がありますよね。しかもご近所に住むという義実家から、高級食材の差し入れも頻繁にあるのだそう。義実家からの手厚い好意に戸惑う投稿者のママ。どうすることが一番の解決策なのでしょうか?

それは困る!高級なものばかり食べていると子どもの体形にも影響が……?

『義妹の子がそれ。そしてよく食べさせるから太っちゃってるし、舌も肥えちゃってこれからどうするんだろう』

『グルメな食事で育った子が凄く太ってて、脂肪肝になったって話、聞いたことあるけど』

『男なら将来厄介だね。食にうるさい男って面倒くさくて女に嫌われるからね……』

困るのは、幼い頃から高級食材を食べ慣れて過度に高級志向になってしまうことや、食べ過ぎて栄養過多になってしまい体型が崩れてしまうことのよう。義実家からのご好意は有難いけれど、美味しい高級食材を「当たり前」の味として覚えてしまうと、それ以外の食べ物が質素に思えてしまいそうです。もしママが作る「普通の食事」が物足りないと言い出すようになったら困りますね。
しかも祖父母は美味しそうに食べる孫に対して「もっと食べなさい」とどんどん勧めてくるとのこと。子どもは子どもで美味しいからたくさん食べてしまい、1日に必要なカロリーを思いきりオーバー……。たまになら良いのでしょうが、これが頻繁にとなるとママは子どもの健康面が心配になります。ここは祖父母にビシッと言うべきでしょうか?

でも祖父母とは所詮、そういうものなのでは……?

『うちも実家がそうだけど、高級食材はお祝いとか特別な時にって理解してるから問題ないよ。
言ったとしても「またあれが食べたいなぁー」くらいだから「ジイジに言っとくね」とか「誕生日の時にね」で済ませられる』

『普通に「いい物はもらったときにね~」と言えば済む話じゃない?』

『うちは実家がそんな感じ。母は美味しい物を食べさせてあげたいと、息子を有名な寿司屋に連れていって、大トロを食べさせてあげたり。カジュアルフレンチに連れていってコース料理を食べさせてあげたり』

しかし意外にも「祖父母とはそういうものだ」というママたちの意見が目立ちました。義両親のおもてなしに眉間にしわを寄せて対応するのではなく、「自分たちじゃなかなか食べさせてあげられないものを頂けてラッキー」くらいに思うのが丁度いいのでは? とママたち。子どもが「また食べたい!」と言ってきても、「おじいちゃん、おばあちゃんにもらったらね」と割り切って受け流すことも、波風立たせず義実家とうまくやっていくコツなのだとか。

大切なのは親がしっかりと躾けること

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『そこを言い聞かせるのが親の役目では? ジジババは甘やかす。親が躾ける。子育てはそんなものかと……』

『普通は「ご馳走はご馳走、家のご飯は家のご飯」って別物として割り切って考えるものだけどね』

『おじいちゃんおばあちゃんの家でしか食べられないご馳走だって言えば? うちも中トロにハマったけど「家では高いから買えないよ」って言ったら納得してた』

そもそも食べ物のことに限らず、つい孫に甘くなってしまうという祖父母も多いでしょう。それをキチンと躾けるのが親の役目なのでは? というコメントも。甘やかしてくれる祖父母も子どもたちにとっては大切な存在です。祖父母に対して親と同じ目線を求めすぎず、かといってその好意に甘えすぎず、自分たちの子どもはしっかりと自分たちで躾をしていくことが一番大切なのですね。「特別」と「普通」の区別をしっかりと付けさせることは、育児においてあらゆる場面で必要になってくるでしょう。

投稿者のママも、シャトーブリアンやエゾバフンウニを有難く受け取りつつ、それがいかに「特別」なのかをしっかりと伝え、子どもの食べる量や頻度の舵をとりながら、義実家からの高級食材を一緒に楽しめると良いですね。

文・渡辺多絵 編集・井伊テレ子 イラスト・てる

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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