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今こそ知りたいプラスチックのリサイクル方法!正しい知識で子どもと一緒に楽しくゴミの分別を

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好きなママたちも少なくないであろうスターバックスでは2020年までに、世界中の店舗でプラスチック製のストローが廃止される予定となっています。スターバックスだけでなく、マクドナルド、ガストやジョナサンを運営するすかいらーくホールディングスなど、多くの大手外食チェーンでも同様に行われているこの“プラスチックフリー”。なんとなく知ってはいるけれども、なぜ急にここまでの大きな動きになっているのか、詳しく知らない人も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、プラスチックのリサイクルについてお話します。正しい知識を持つことで、子どもにリサイクルの大切さを教えることができるはず!

なぜ多くのお店で“プラスチックフリー”が実施されているの?

先述のように、日本だけでなく世界的にプラスチック製品の廃止が推し進められているのは、大きな理由があります。

それは海洋汚染の深刻化。廃棄されたプラスチックが海に流れ、海洋生物の生態系に大きな影響を与えているのです。スーパーやコンビニエンスストアで配布されているレジ袋が2020年をめどに有料化が義務化されることになったのも世界的な”プラスチックフリー”の流れを受けてのことでしょう。海洋生物に影響があるということは、巡り巡って人間の健康にも影響を与える可能性があるのです。年間、世界で海に流出されるプラスチックごみは、なんと約800万トンにも及ぶのだとか。

公益財団法人日本容器包装リサイクル協会によると、2016年の日本におけるプラスチック容器のリサイクル率は46.5%という決して高い数字ではありませんでした。また、日本沿岸に漂着した人工物の容積比率を見てみると、発泡スチロールが16%、ペットボトルが11%、その他プラスチックが26%と、半分以上をプラスチック製品が占めてしまっています。

「日本は先進国だし、プラスチック製品はリサイクルされている」という認識をなんとなく持ってしまいがちかもしれませんが、実はODECに加盟している国の中でも、日本のリサイクル率は非常に低いことが指摘されています。プラスチックフリーは、日本人こそ意識的に取り組まなければいけない問題であることがわかります。

実は、ペットボトルは100%リサイクルできる!

一方で、同じプラスチックでも2016年実績で83.6%と、高い数字を示しているのがペットボトルのリサイクル率。最近では、ラベルやキャップがはがしやすいペットボトルが多くなっており、一般家庭でも分別しやすくなっていることも要因の一つだと見られています。

そんなペットボトル、実は100%のリサイクルが可能であることをご存知でしょうか。分別収集されたペットボトルが約8mm角のフレーク状に裁断された後、水平リサイクルという方法によって、再び飲料用のペットボトルとして再利用することができるんです。

こうしたペットボトルのリサイクル法はすでに、スタンダードになりつつあります。昨年末、飲料メーカーでつくる全国清涼飲料連合会は「家庭などから出るペットボトルを2030年度までに100%回収・リサイクルする」という目標を発表しました。ペットボトルをゴミとして廃棄せず、有効活用することで、資源を循環させていく狙いです。

今から10年後、子どもたちが中学生、高校生になる頃には、ペットボトルの100%リサイクルが当たり前の世の中になっているかもしれませんね。

意外と知らない、正しいペットボトルの分別方法

本体、ラベル、キャップと分けるだけだと思いがちな、ペットボトルの分別方法。ペットボトルの本体にはPETボトルのマークが、ラベルとキャップにはプラスチック製容器包装のマークがついているので、意外と混同している人も多いのでは? 最後にプラスチックの、正しい分別をおさらいしておきましょう。

まず、キャップは必ずはずし、ラベルはできるだけはがします。本体の中をしっかりとすすぎ、横方向につぶせばOKです。ラベルがはがしにくい時は、先に本体をつぶすと、はがしやすくなります。

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意外とやっかいなのがキャップをはずした時に残るリング。このリング、実は無理に取る必要がなく、そのままリサイクルごみとして出していいんです。また、しょうゆ用のペットボトルの中栓も同様。これらは、自治体から引き取った事業者がリサイクルの過程で処理するのでそのままで大丈夫です。

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子どものために豊かな自然環境を残すことは、親世代の使命とも言えます。プラスチックやペットボトルに関する問題に目を向け、子どもと一緒に正しく楽しくリサイクルをしていきたいですね。

文・秋山悠紀 編集・しのむ

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