授乳中の姿はママの記憶の中に。断乳初日に感じる寂しさに、ママたちから共感の声
母乳推進の産婦人科で娘を出産した筆者。産後一ヶ月は、なかなか思うように出てくれない母乳に悩んだこともありましたが、娘が「おっぱい、ばいばい」と言える日まで母乳をあげることができました。
最後の授乳のときのことを今でも鮮明に思い出すことができます。母乳育児がスムーズにスタートしたわけではなかったので、その分、母乳に対しての思い入れも強くなっていたのでしょう。
実際に子育てをすると、経験するまで知り得なかった感情に驚くことがたくさんあります。
断乳をした時に感じた寂しさに、「こんな気持ちになるんだなぁ」と驚いたものです。
同じような気持ちで断乳を迎えしているママの投稿がママスタコミュニティに寄せられていました。
『今後、かわいい授乳姿を見ることができないんだなと思うと悲しくて寂しくて涙が出てきてしまいます……。正直、夜中に起きたらあげちゃおうかと思うくらい。断乳した方、後悔することはなかったですか? 断乳することに納得できる前向きな意見がありましたら聞きたいです』
断乳時の寂しさに共感の声多数
同じく断乳を経験したママたちからは、共感の声がたくさん寄せられていました。
『おっぱいを飲んでいる姿は本当に愛おしいですよね』
『寂しくて最後の授乳中少し泣けたなぁ……』
『授乳中のかわいい姿も見られないんだなぁと思うと寂しくなりますよね。私も1人目の時の断乳時に泣きました』
『最後は「これでおっぱいバイバイね」「うん」って言いながら親子で泣きながら授乳しました。幸せで切なくて可愛い思い出です』
育児の中でもほんのひと時の授乳時間
長く続く子育ての中で、授乳ができる期間はごくわずか。生まれたばかりの小さな赤ちゃんが一生懸命おっぱいを飲む姿は、断乳後も脳裏に焼き付いているものです。
『2歳になる数日前に、娘から「おっぱいやめる!!」と、まさかの卒乳宣言。寂しかった。そんな娘ももうすぐ4歳。おっぱい期間、幸せだった。ありがとう』
『授乳しながら見る我が子のお顔、あの角度を眺められること、ほんとうに母親の特権』
『授乳って母子ともに幸せな時間だよね。切ないのすごくよく分かる。でも母子のコミュニケーションは卒乳したってずっとずっと続く!』
寂しさを感じているママに、先輩ママからのアドバイス
断乳のさみしさを、ママがいつまでも引きずるのはよくありません。子どもも頑張って、おっぱいとバイバイしたのだから、ママも前向きに子どもの成長を喜びたいですね。
『子どもが納得できてるなら、言い聞かせ卒乳って言うらしいよ。卒業おめでとう!』
『子どもは成長するものだから、母親が寂しいからって足を引っ張ったらダメ。辛抱するしかない。子どもが成長していくさまは頼もしいよ』
『お母さんが笑顔でいる事が子どもにとって一番幸せだよ。前を向いていこう!』
育児をしていると、「こんなことに寂しさを感じるなんて……」と思うことがたくさんあります。
子どもの成長は嬉しいはずなのに、不思議と成長の早さに寂しさを感じるものです。寂しさの中でも特に最後の授乳を寂しく感じるのは、かけがえのない時間を過ごしているという気持ちが強いからかもしれません。
子育ては長いようで短いと聞きます。一瞬、一瞬を大事にしながら、育児を楽しみましょう。
文・鈴木じゅん子 編集・しのむ
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