2019年ゴールデンウィークの”10連休”は賛成?反対?大型連休に悲喜こもごもの声
毎年、ゴールデンウイークを楽しみにしている家庭も少なくないでしょう。いつもは多くても6連休ほどですが、2019年に限っては10連休となることが確定しました! 天皇陛下の退位と皇太子さまの即位する2019年5月1日(水)と、新天皇が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」の10月22日(火)を祝日とし、2019年に限って5月の大型連休が10連休となる関連法案が参院を通過し、2018年12月に成立したのです。
5月の大型連休が10連休となるのは2019年のみ
祝日法に基づくと、2019年の4月27日~5月6日まで10連休となります。これは恒久的な決定ではなく、改元という皇室の慶事にともなう時限的な措置だからです。
10連休のカギを握る「祝日法」とは?
祝日法では
『前日と翌日の両方を「国民の祝日」に挟まれた平日は休日となります』(※)
と定められています。
つまり、新天皇となられる皇太子さまが即位する2019年5月1日を休みとすることで、
・4月29日(昭和の日)と、5月1日に挟まれた4月30日
・5月1日と5月3日(憲法記念日)に挟まれた5月2日
が休みとなるのです。それによって、4月27日(土)~5月6日(月)の10日間が連休となるのです。
下図のカレンダーでわかりやすく解説すると、赤い点線で囲っている日が2019年に限って休みとなる、ということになります。
「やった! 休みだー!」と喜ぶのは子ども(+パパ?)ばかりで、ママたちからは悲鳴が上がっています。いったいなぜでしょうか
2019年限りの10連休。ママたちはどう受け止めた?
大型すぎる!10連休に悲鳴をあげるママたち
ママスタコミュニティに寄せられた意見で多かったのが「大変すぎる」「やめてほしい」など、10連休になることに対して否定的なもの。というのも、普段は学校や仕事にいっている子どもや旦那さんが自宅にいることによって、家族全員分のお昼ご飯を用意しなければいけなかったり、人込みで込み合うなか、子どもを連れて遊びにいかなければいけなかったりと、ママへの負担が少なくないからでしょう。また、10日間も休みが続くことで今から心配になることも。
『もうマジでうんざり……。出かけるのも疲れるし、かといって家にいると3食作らなきゃいけないし。もう嫌だ』
『子持ちパートばかりの職場だし、年中無休だから絶対休みの争奪戦になる』
『パートの休みが増えて、保育料払ったら終了になっちゃうじゃん』
『旦那と10日も一緒なんて耐えられない』
『何でよけいなことをするんだろう。病院やってないだろうし、何かあったら困る。どこに行っても人混みだろうから出かけたくない』
『まだ進学や進級とかで落ち着かない時期に10連休。子どもたちは休み明け大丈夫かなぁ』
嬉しい。10連休なんて最高!
「10日間も休みなんてやめてほしい」という意見があるなかで、今から10連休を待ち望むママたちもいます。仕事や学校などが10日間も休みになるのは、なかなかないこと。貴重な10連休はどんなふうに楽しみますか?
『GWは混んでるうえに高いから旅行なんて考えてなかったけど、今回は考えてみようかなー。どこがいい?』
『下道を車で北海道まで行こうかな。途中でキャンプをしながら過ごしたら楽しいかも』
『パートの祭日は時給が80円割り増しになるから嬉しい』
『うちの旦那の会社、仕事になっても祝日手当てがもらえそうだし、ラッキーなのかも』
2019年10月22日火曜日も祝日となる!しかし4連休ではない!
ちなみに、新天皇が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が行われる2019年10月22日火曜日も祝日となることが決定しました。こちらも同じく2019年に限った決定となります。ただし、2019年10月20日は国民の祝日ではなく単なる日曜日なので、2019年10月21日(月)が祝日法による”前日と翌日の両方を「国民の祝日」に挟まれた平日”には該当しません。そのため、いわゆる飛び石4連休となるでしょう。
一年限りの大型連休、あなたは賛成ですか? 反対ですか?
文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ
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