「離乳食づくり頑張らなくてもいいですか?」ママたちおすすめの”かんたん離乳食”とベビーフードの意外な役割
産まれたばかりの頃は母乳やミルクしか口にできなかった赤ちゃんも成長するにしたがって、まずは食べる練習として離乳食を口にすることになりますね。ママたちは栄養のバランスや食材の硬さ、味付け、風味など心を砕き、手間をかけながら赤ちゃんのために離乳食を作っていることでしょう。しかし、はじめは1日に1回だった離乳食も次第に回数が増え、大人と同じように1日に3回食べるようになっていきます。こうなるとママは離乳食を作るために1日のほとんどの時間、キッチンに立っていることになるかもしれません。作るだけでも疲労困憊のママ。子どもにはママの手間など理解できませんね。せっかく作った離乳食で”粘土遊び”されてしまうこともあるでしょう。離乳食を作ることに疲れてしまったママから悲鳴があがっていました。
『つかみ食べ遊び食べは成長の一環。分かる。だから新聞紙とビニール敷いて片付けは捨てるだけにしてる。でも食べないならなんで毎日作るの? ゆでたりすりつぶしたり片付けたり食材捨てたりちょっと疲れた』
「頑張らなくていいんだよ!」離乳食づくりに奮闘する新米ママに救いの声
『頑張らなくていい。レトルトにも大いに頼ればいい、とかかりつけ医の先生がおっしゃってました』
かかりつけの先生が「レトルトでいいよ」と言ってくれたらママにとってこんなに心強いことはありませんね! レトルト、ぜひ活用しましょう。
『そんなに頑張らなくていいんじゃない? 可愛く盛り付けるのなんて、食べる様になってからでいいし』
『レトルトでもいいよ! あれで十分! 可愛い盛り付けってSNSとかブログ用だよね? 赤ちゃんはまだわかってないから、そんなことしなくていいよ!』
大きくなれば、食事の盛りつけにも子どもなりのこだわりが出てくることもあるでしょう。しかし離乳食を食べている頃の赤ちゃんにはまだ盛り付けにこだわりは出てこないのではないでしょうか。筆者のママ友さんは、次男の離乳食を外で食べさせるとき、レトルトのパックにスプーンを直接差し込んで食べさせていました。これぞ2人目ママの知恵! と目を見張ったものです。ママ友さんの次男くんは2歳上の長男くんをも圧倒するほど元気に成長しています。
『私は頑張ってないよ~。ベビーフードに頼ったりと手を抜いてる。手を抜いたって子は育つし、しっかり食べてくれる時は来るよ』
筆者は主人があまりレトルトを使うことをよく思っていないようでしたので、できるだけ毎回作っていました。ただ、手をかけても食べてくれないときのショックは大きいものでした。手間暇をかけてストレスを溜めるくらいなら、既製品を買ってもいいのではないでしょうか。
『手抜きだったよー。レトルトも利用したし心の余裕がないと育児と家事なんてやってられない』
子どものお世話は離乳食を作って食べさせることだけではありません。遊びの相手、お風呂の世話、寝かしつけなどまだまだあります。ママはさらに家事もこなしているでしょう。イライラすると些細な子どものいたずらも許すことができなくなってしまいます。精神的な余裕を持つためには、育児もどこかで力を抜き、手も抜くことがポイントになりそうです。
先輩ママたちがやってきた「かんたん離乳食」
では、先輩ママたちがやってきた「かんたん離乳食の作り方」を教えていただきましょう。
『私は味噌汁味付ける前のをとって潰したり、多めに作って冷凍したりしてたよ!』
『野菜多めの薄いお味噌汁に豆腐もいれたのでも十分』
『ご飯は冷凍。おかずは基本とりわけ。果物か幼児ヨーグルトをつけてストックしてるベビーフードで一品足せばオッケー。ご飯作る過程で茹でたブロッコリーを取っておいたり、焼き魚をほぐしたりすればいいよ』
離乳食を別につくるのではなく、大人用の食事からとりわけする方法がいいよ、とママたちは勧めていました。これなら味つけだけを離乳食ように薄めにするだけで済みますね。ベビーフードを手作りの離乳食の一品として組み込むアイディアも素晴らしいです!
『ジャガイモ、人参、玉ねぎ、ブロッコリーで薄味の野菜スープを個別冷凍したら便利よ。味付け変えてカレー、シチュー、うどんの具、肉入れてミートソースなんかにアレンジできる』
あらゆる料理にアレンジできる基本となる素材を用意しておく、という方法が紹介されていました。これなら一度作ればしばらくストックができそうです。
『作り置きで冷凍しちゃえ! 1週間でバランスとればいいんだから、今日のお昼はバナナでいいやとかもOKよ』
離乳食に困っているママの味方、バナナを活用すべし! との声がありました。持ち運びもできて簡単に食べさせられるバナナ。お腹にも溜まりますし、食事としてもおやつとしても活躍するでしょう。
ベビーフードのレトルトは災害用備蓄にもなる!ママも楽しくなる離乳食を
『レトルトいいよね! 意外と変なもの入ってないし、いろいろな食材が入ってるから、レバー入りとかよくあげてた。レトルトは備蓄品としても優秀だからそういう意味でもオススメ!』
地震や台風、水害などの自然災害はいつ襲ってくるかわかりません。大人は少々食事を摂らなくてもすぐに体調を崩すことはないかもしれませんが、赤ちゃんはそうはいかないでしょう。レトルトのベビーフードは日常の離乳食だけではなく災害用の備蓄としても活躍できるのです。災害用の備蓄はローリングストックといって、日常的に使用しながら賞味期限の管理をしつつ、使用した分を買い足していく方法が推奨されています。ということは離乳食にレトルトのベビーフードをむしろ活用したほうがいい、とも考えられるのではないでしょうか。
子育ては子どもが親元を離れるまで毎日続いていきます。日々の育児でママが疲れ切ってしまわないことがとても重要です。ママが笑顔でいられることを育児の基本に据えて、ママも楽しくなる離乳食づくりを試行錯誤していってくださいね。
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