「ズボン履きたくない!」子どものこだわりに直面したママたちの寄り添い方とは
ママは子どものために良かれと考えて服を着せたり食事の支度をしたりしますね。寒くないように、暑くないように、栄養バランスの取れた食事が摂れますように、などと常に“子どもファースト”で行動するといっても過言ではないでしょう。しかしママたちの親心をよそに、中には“こだわり”を主張してくる子どももいるようです。こだわりが出てきたということは子どもが自分で考えることができている証拠でもあります。ただ、時に子どものこだわりはママを困惑させることも……。子どものこだわりに直面したママたちは、どのように寄り添い、乗り切ってきたのでしょうか。
『3ヶ月くらい前から2歳の娘がズボンを履くのを嫌がるようになりました。履かせると脱がせ! と泣いて嫌がります。お腹のあたりがきついのかとも思いましたが娘は細身だしきつそうな感じもないです。夏の間はワンピースでしのいでいましたがだんだん涼しくなってきたのでズボンを履かせたいです。東北に住んでいるので冬はかなり寒いです。なんとかしたいのですが履かせるとずっと泣き喚いているので困っています』
子どもの服へのこだわりは気が済むまで付き合ってあげて!
『気の済むまでスカート履かせたら良いよ。寒くなってもスカート! 本人が寒いって言うまで履かせる』
『今はまだ暑いから足のあたりに布があるのが嫌なんじゃないの? 気が済むまでスカート履かせておけばいいじゃん。服のこだわり出てくるのも成長。ウチの娘も幼稚園入るぐらいまでズボン嫌って言ってスカート履いていたよ』
子どもが自分で意思をもって決めたことについて、ママにはその意思を尊重してあげてほしい、というコメントがありました。いくらママが良かれとおもって促したことでも子どもが実際に体験してみないと理解できないこともあるでしょう。子どもの“気づき”を待ってあげることも親の役割のひとつかもしれません。
子どもの意思を尊重しつつもママができる働きかけとは
『レギンス等に大好きなキャラクターを縫い付けてみてもダメかな?』
タイツほど薄くもなくズボンほど嵩張らない便利なファッションアイテムであるレギンスに、子どもが好きなキャラクターをデコレーションする、という方法を提案してくれたママがいました。好きなキャラクターと一緒なら着てくれるかもしれません。試す価値はありそうです。
『スカートにハイソックスとかで様子見してみたら?』
どうしてもスカートにこだわるのなら、出ている足を何とか保温しておきたい、と、ハイソックスを勧めてくれたママがいました。ズボンではなくハイソックスなら子どももすんなり受け入れてくれるかも!
『うちは帽子を嫌がるんだけど、好きなキャラクターが帽子かぶってるの見せて、一緒だねー! 可愛いねー! ってテンションあげるとかぶる。一緒に買いに行って選んだりするのは?』
ママが着せたい、履かせたい、被せたいアイテムを子どもと一緒に買いに行く方法! これは通用しそうです。子どもも自分が選んだものなら納得してくれますね。
「無理強いはしません、できません!」ママたちの共通認識
『寒くてもスカートで乗り切る。毛糸のパンツにレッグウォーマー。うちの7才娘はパンツ1本しか持ってないよ。本当にめんどくさいけど、なんとか乗りきって今に至る』
コメントを寄せてくれたママたちは「無理強いはしない、できない」というのが共通した認識であるようです。いくら親心とはいえ、子どもの意見や意思を無視するようなことはしないのでしょう。とはいえ、子どもが寒い姿で過ごし、体調を崩すようなことがあってはいけない、と働きかけをすることを忘れてはいませんでした。「本当に面倒」というママの本音が漏れ聞こえてきますが、子どもには決して聞かせないのですね。ママが温かい目で見守ったおかげで子どもはこだわりを大切にしたまま寒い季節を何度も乗り切ったようです。
子どものこだわりを尊重しつつも、陰日向の双方からお世話を
時に子どものこだわりはママにとって理解しがたいものがあるかもしれません。しかし、ズボンを履きたくない! という子どもに「寒いよ」と声をかけるのは余計なお世話というものでしょう。子どもにとって寒いかどうかは問題ではないのですから。子どもの意思は尊重しつつも、やっぱり子どもの体調管理はママの仕事となるでしょう。子どものこだわりを損ねない範囲で働きかけをしつつ、食事面などで体調管理をするなど、陰から日向からお世話してあげてくださいね。
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