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おててを見つめる仕草がカワイイ!赤ちゃんの「ハンドリガード」って知ってる?


お母さんのお腹の中から、真っ白な状態で生まれてきた赤ちゃん。誰に何を教わったわけでもないのに、おっぱいやミルクが飲めたり、手のひらに指を置いたら「ギュッ」と握ってくれたり、「あー」とか「うー」とか声を発してみたり……。ほんの小さなことだけど、生まれてから今日まで、毎日少しずつ自分の力で成長し続けています。一瞬一瞬が宝物のような可愛さ、しっかりと目に焼き付けておきたい気持ちになりますね。

そんな新生児期も終わり、‟この世”にも少し慣れ始めた生後2~3ヶ月頃の赤ちゃんによく見られる、小さく握った自分のこぶしを見つめる仕草。あれ? ガッツポーズ? いえいえ、これは「ハンドリガード」という成長過程のひとつなのです。

にぎったこぶしを見つめる「ハンドリガード」って?

新生児期を過ぎ、だいぶ体つきがふっくらしてくる生後2~3ヶ月の頃の赤ちゃん。首がすわるのにはもう少しかかりますが、首元もだいぶしっかりとしてきます。気がつけばひとりで手足を曲げたり伸ばしたりと、手足の動きも活発になり、目の前で手を組み合わせたり、目の前にある自分の指をじっと見つめる「ハンドリガード」というひとり遊びがはじまります。

「ハンドリガード」とは、赤ちゃんが自分の身体の一部である手や足の存在に気づいた証拠。しかし、これが自分の「手」「指」「足」だということをまだ認識していない赤ちゃんは、ソレらをじっと見つめては「なんだろう」と考えているのですね。

次第に、その存在を確かめるために、手を口に入れていく行為を行うこともあります。舐めたりしゃぶったりすることによって、舌ざわりや硬さなどを確かめているのです。

超絶にカワイイ「ハンドリガード」に、悶絶中のママたち

そんな「ハンドリガード」、月齢が進み自らの手足を認識するようになると、次第になくなってしまう動作です。期間限定の超絶カワイイ仕草に、悶絶してしまうママが続出中!

『ハンドリガードめちゃくちゃ可愛いよね』

『読んでるだけでたまらん』

『はぁぁぁその姿想像するだけで悶絶もの……。何時間でも見てられる(笑)』

『「なにこれー? パクっ?」の繰返しだね。いつの間にかやらなくなるけど、あの手を見てるときの目が可愛い』

『かわいいんだよねー、キュンキュンする』

はじめて気づいた自分の手。それを真剣に見つめるその姿。もうたまらないほどにカワイイ! と、思い出しただけでキュンキュンしてしまいます。

純粋無垢な赤ちゃんの、記念すべきその一歩。固く握られた手のひらには、未来への夢や希望がたくさん詰まっているだろう、なんて広げてみると……

『くちゃいのよね(笑)』

『手の溝にキレイに埃がハマってるのよね』

なかなか現実的な香りや汚れが詰まっているのだそう(笑)。しっかりと握られたグーのおてては、開くのに一苦労することも。是非、お風呂に入る際はしっかり広げて洗ってあげて下さいね。

もちろん成長の度合いは人それぞれなので、ハンドリガードをしない赤ちゃんもいれば、ママが気づかないうちに終わってしまったという赤ちゃんもいるでしょう。

二度と戻ってくれない、何をしてもカワイイこの時期を、どうか大切に過ごしてくださいね。

 

文・渡辺多絵 編集・しのむ イラスト・森乃クコ

 

参考:最新育児百科(主婦と生活社)

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
赤ちゃんが手をグーにして舐めてる。これって「ハンドリガード」?
ハンドリガード