しっかり派?簡単派?子どもの朝食、何を食べさせてる?
1日のスタートに欠かせない朝食。毎朝朝食を摂っている子どもと、そうでいない子どもを比べると、朝食を摂っている子どもの方が学力も体力も上回るという結果も出ていることから、「朝食」がいかに子どもたちにとって1日の活力の源になっているかが伺えますね。「家庭による食育の推進」より
しかし、朝の短時間に凝縮された忙しさと戦うママたち。とくに朝食作りにいたっては、短時間の中でいかに「食べてもらえる」朝食を用意できるかもポイントです。用意するだけならまだしも、朝食は「早く食べて時間通りに出かけさせる」という、タイムリミット付きなのも悩ましいところ。
しっかり食べる派? それともチャチャっと済ます派? 朝食の様子とともに、朝を流れる家庭内の空気が読み取れるようですよ。
常備菜を作っておけばラクチン!しっかり食べる派
『人参のすりおろし入りミニホットケーキかフレンチトーストに、ウインナー、キャンディーチーズ、ポタージュスープ、野菜ジュースが定番』
『ご飯、焼き魚、高野豆腐卵とじ、野菜たっぷり味噌汁。パン、オムレツ、ウインナー、ブロッコリー、タラとトマトのスープ、フルーツ、こんな感じ。寝る前に作れるものは作る。常備菜があるときは、ご飯をタイマーしといて、味噌汁作っておいて温めるだけ』
『常備菜を二つ準備して、これを利用して一汁三菜。味噌汁、糸こんにゃくの煮物、きんぴらごぼう、納豆(+焼き海苔)が典型パターン。子どもが中学生になってからは、卵料理、チキンバー(大量に作って冷凍)をプラス。デザートに、ヨーグルト+りんご(又はバナナ)。常備菜は楽で良いです』
『低学年の頃は、ホットケーキやトーストやシリアルだったけど、高学年になってからは、白飯がいいと言われて、おにぎり+味噌汁かスープ+ウインナーかミートボール+野菜炒め+果物+ヤクルトに落ち着いた。味噌汁やスープはお湯注ぐだけの手抜き』
旅館やホテルを彷彿させるような、手の込んだ朝食の品々。朝から食卓に優雅な音楽が奏でられそうですね。
しかし、こちらも忙しいママの知恵の見せどころ。もちろんすべてを朝から手作り……というママもいらっしゃるかと思いますが、手を抜けるところはしっかりオフ! おかずを朝から作る分、スープやお味噌汁をインスタントに頼ったり、あらかじめ前日に準備する、または常備菜としておかずをストックしておくと便利なのだそう。2~3日日持ちするものを多めに作って少しずつ食べる常備菜は、朝食でも大活躍だという声が目立ちます。
また子どもたちが大きくなってくると、お昼までの腹持ちが良いように……と品数を多くすることもあるのだとか。朝練や午前の授業に備えたママの愛情、しっかりお腹に詰め込んで頑張ってもらいたいですね。朝からしっかりと食べられる子どもも素晴らしいです!
ちゃちゃっと簡単に~ いつもワンパターン派
『ご飯と味噌汁。あとは焼き魚か目玉焼きか卵焼きあたりを追加するだけ』
『上の娘は、おにぎりorパン+スクランブルエッグとベーコン焼いただけ+たまにフルーツ。下の息子は、パン+ヨーグルト+たまにフルーツ』
『おにぎり、牛乳、ヨーグルト、ウィンナー、以上!』
『トーストにジャム、フルーツ入りヨーグルト、青汁牛乳かミロ』
『毎朝、納豆巻きと大根の味噌汁とスムージー(←市販品)と決まっている。たまには何か別のメニューを提案するけど、絶対これ』
『パンと牛乳とヨーグルト。パンは玉子サンドにしたり、ハムサンド、ジャムマーガリン、ピザ風などいろいろ工夫』
お次は、朝は手軽な定番メニューが決まっているというママたち。「明日の朝は何にしようかな~?」なんて、毎朝考えている暇はありません! オニギリ(または白米)かパンの炭水化物をメインとし、ウィンナーやたまごなどのたんぱく質をプラス、そこに乳製品やフルーツを添えたワンプレートのような朝食が多いのだそう。
ゆっくりといろいろな味を味わう時間もないけれど、かといって食べる時間がないわけでもない。この増やしても、減らしてもダメという絶妙な朝食の量が、この一皿に込められているのです。ママと家族との阿吽の呼吸と言ったところでしょうか?
朝は食べてくれればなんでも良し! とってもお手軽派
『うちはもう菓子パンと牛乳が主流だわ』
『うちも菓子パンの日ある。ドーナツの時もたまに』
『トーストかおにぎりだけだよ。ハムチーズ乗せたり、ピーナッツバター塗ったり。おにぎりは前の晩に握って、朝チンだけ』
『ヨーグルトとパン。菓子パンだったり食パンだったり。朝、食欲なくて食べられない子なんかは少しでも食べられるものを……』
『牛乳と食パン、あれば果物。少し前まではご飯に味噌汁に卵料理と野菜、ってやってたけど全然食べなくて、朝からイライラするからパンにした。お互いストレスがなくなって良かった』
『早朝パートしてるから、毎日、菓子パン惣菜パンかたまにおにぎり』
パンやおにぎりなど、とりあえずエネルギー源である炭水化物のみをメインに用意するママたち。毎日忙しくて、なかなかそこまで手が回らない! という叫びが聞こえてきそうです。本当にお疲れ様です~!
その一方で、そもそも朝からたくさん食べるタイプではない子どもにとっては、たくさん朝食を用意することがストレスになってしまうという声も。食欲がわかず、ダラダラ食べているように見えてしまう子どもに、ついイライラしてしまうママ。悪循環ですね……。しかし簡単な朝食に変えることで互いにストレスレスな朝を送ることができ、結果オーライだったのだそう。
何も食べないのは心配だから、少しでも……というママの優しい気持ちが、その小さな朝食に込められているのです。
平日と土日で使い分けも
『平日はごはん、ハムエッグ、味噌汁、バナナくらい。土日は菓子パンとかホットケーキとか』
『平日は白米、目玉焼き、ウインナー、納豆。休みの日は薄皮クリームパンとかの菓子パン系』
『ごはんの日は魚か唐揚げとかをメインにして、味噌汁とサラダ、野菜炒め、豆腐、もずくのどれかとフルーツかヨーグルト。
パンの日はホットサンド、サラダ、スムージーか野菜スープ、フルーツかヨーグルト。足りないようなら目玉焼きとかプラスする。休日は菓子パン買っちゃう』
平日は頑張るけれど、休日は楽させて~! というママたちの声が切実です。毎日頑張っているのだから休日くらいゆっくり寝ていただきたいですね。
そして、子どもは意外と菓子パン朝食を喜んでいるかもしれません(笑)。楽だけれど、ママとしてはちょっぴり心中フクザツな気分になったとしても……「休日スペシャル」で良しとしましょう!
いろいろな家庭の様子が伺えるような、ママたちの朝食事情。 「作れる時間」と「食べられる量」が互いに歩み寄った結果が「今の朝食」を創り上げ、それぞれの朝食から「家族のカタチ」が伝わってきますね。
今日もお腹に朝食を詰め込んで、元気に出かける子どもたち。そのお腹には「今日も一日頑張れますように」というママの願いも込められているのでした。
あなたのお家は、どんな朝食ですか?
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