家計に響く!?「ママ友ランチ会」のお誘いはどこまで付き合うべきか? #あきの家計簿
「幼稚園に入園してから、やっと自分の時間が取れるようになって嬉しい! 気の合うママ友もできたし、とってもハッピー」と思う反面、お金の面で考えてしまうのがママ友ランチ会。なかには「月によっては家計の負担」というママもいるかもしれません。ママ友ランチ会について、3人の子どものママでもある家計簿&家計管理アドバイザーのあきさんに伺いました。
子育て情報交換の場として役立つ「ママ友ランチ会」
子どもが幼稚園に行ったつかの間、同じ園に通うママ友何人かとランチ会を開催することがあると思います。普段、子どもが園でどんなことをしているのか、登園グズリの対処法、病気の時の看病の仕方など、ママ友からの情報は子育てをする仲間として頼もしいもの。反面、人によっては「1回1,000円前後かかるランチ代がけっこう痛手」という場合もあります。
ママ友とのランチ会が多かった月は「日常雑貨や外食費」を削って調整
私がつけている「あきの家計簿」では、ママ友とのランチ代は娯楽費として計算しています。そのため「今月はちょっとランチ会の回数が多かったな」と思うときは、同じ娯楽費の枠の中に入れている「日用雑貨」や「外食費」を減らして調整するようにしています。
といっても、「ちょっと多いな」という場合でも1,000~2,000円くらい余分にかかる程度なので、それほど問題はないんですけどね(笑)。もし「5,000円くらいオーバーしちゃった!」というのなら、ママ友とのランチ会の回数を減らしたほうがいいかもしれません。
気を遣うのは1人目だけ。参加しなくても、実は誰も気にしていない!?
ママ友との付き合いが初めてというママは、「ランチ会に誘われたけど、断ると角が立ちそうだし……」とモヤモヤする人もいるかもしれませんが、はっきりいって、誰も気にしてないから大丈夫ですよ。うちは子どもが3人いることもあり、3人それぞれのランチ会に毎回参加するのはムリなので、もしそうなったらそれぞれ1回くらい顔を出す程度になると思います。
といっても、現実にはそんなに頻繁にランチ会をやっているわけではないので、重なることはほとんどありません。ママ友ランチ会は「時間とお金に余裕があって参加したいなと思えば、参加する」くらいの気持ちでいいと思いますよ。
自宅ランチは「持ちより&時間」を決めて開催
「毎回外でのランチは大変」という場合は、自宅でランチを持ち寄るのもいいですよね。それぞれが得意料理を持ち寄るのもいいし、お弁当を持参するのもアリ。料理を持ち寄るときは、「子どもに人気のメニュー」を教えてもらったり、お弁当の場合は「朝の忙しい時間で手早く、見栄えよく作るコツ」なんかを伝え合うのもいいと思います。
「家に呼ぶと、なかなか切り上げられなくて困る」という場合は、あらかじめ「今日は用事があるから○○で解散しようね」と断っておくといいですよ。逆に、「今日は時間を決めないでゆっくりしていてもいい」という場合は、その旨を伝えておけば、遊びに来たママもゆっくりくつろげます。
ママたちの子育ての情報交換の場として助かるママ友ランチ会、お金と時間を上手に使って交流を深めたいですね。
取材、文・長瀬由利子