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親の心子知らず!?食事を食べてくれない子どもにママができることとは #産後カルタ

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ミルクや母乳で育つ子どもも成長するにしたがって離乳食が始まります。個人差はありますが、1歳を過ぎたら次第に大人と同じような食事に近づいていきますね。ただなかには、気分によって食事を食べたり食べなかったりする子どももいます。ママが一生懸命作った食事を無視して好きなものだけ食べる子どもも……。

子どもの偏食ぶりに振り回されるママから嘆きのような声が上がっていました。

『2歳ご飯食べない! 好き嫌いが多いです。おにぎりも海苔の部分だけペロッとはがして海苔だけ食べたり、ドレッシング舐めたりとそういう食べ方ばかりします。毎日毎日なにを食べさせたらいいかわからないです』

子どもの食事の「牛歩戦術」にママお手上げ!手を変え品を変え試行錯誤するママたち

『うちも、4歳くらいまで食べないし食べてもノロノロで何時間かかるのってくらい食べていた! お菓子はもりもりたべるくせにね! もー諦めてほっといたよ。食べたいものだけ食べさせていた! あんまりちゃんと食べさせないと! って思いすぎるとイライラしちゃうからね。年長くらいで食欲もでてくるよ! うちの子なんて、お菓子で育ったようなものだぞ』

『うちの子もそうだったよー。ごはんをコロコロの一口サイズにして、色々なふりかけで味付けしたりすると食べた。野菜はスティックにして、ディップつけて食べたりしていた。遊びかんかくでやると食べたけど、毎回同じだと食べない……。ストレスだったな』

『わかる……。食べられるものが限られているから同じものばかり出して飽きられたり。気合い入れて作ったものほど食べないしね』

『うちの子が年少だけど、給食は完食。先生からも好き嫌いないんですね!って言われたけど、給食以外ほとんど食べない。私の料理だけじゃなくて実家帰っても外食行っても食べない。そのうち食べるだろうと思って気にしないことにした』

なかなか食事を食べてくれない子どもを持つママたちからは、ママ自身にストレスが溜まりすぎないように、というアドバイスが寄せられました。筆者の息子も1歳ごろは白いご飯と海苔・湯豆腐という「モノトーン」なメニューしか食べてくれずかなり悩んだ経験があります。それでもいつか興味を持ってくれたらと「食べてくれたら御の字」くらいの気持ちで毎食プチトマトやきんぴら・肉・魚などを食卓に用意していました。すると、いつともなく食べるようになりました。メニューのバラエティについて興味がわいてくる年齢は子ども次第なのかもしれませんね。なかなか食べてくれない子どもの様子はまさに議会の「牛歩戦術」のよう? ママは少々我慢する期間があるかもしれませんが、気持ちを楽にして子どもが食事に興味を持つタイミングを待ってみてはいかがでしょうか。

給食が始まったり、一緒に料理すると子どもは変わる?ママたちの体験談

『長女がそうだったなぁ。食べず嫌いが多くて、4歳になった今でも果物はバナナとみかんくらいしか食べない。チャーハンはよく食べたから、ひじきの煮物とか何でもチャーハンにして食べさせていた。幼稚園で給食を食べ始めてから、びっくりするくらい食べられる物が増えたし、初めて食べる物もとりあえず口にするようになった』

『うちも海苔巻きを海苔だけとって食べたりしていたけど、海苔巻き(韓国のりでおにぎり)しているところ見て面白そうと思ったみたいで、自分でやらせたらご飯と一緒に食べるようになったよ。あと、キッチンで作っている過程を見せたり、味見させたり(つまみ食い)すると食べてくれる率が高くなった。もう試していたらごめん』

なかなか食事を食べてくれない子どもを持つママたちからは、「幼稚園で給食を食べるようになったら食べず嫌いをしなくなった」というコメントが寄せられました。また、一緒におにぎりを作ったりママが料理をしているシーンを見せたりすることで、子どもが食に興味を持つようになった、というコメントがありました。幼稚園の給食で、周りが食べているのをみると、子どもも甘えずに食べなければ、と考えるのでしょうか。子どもなりに食べる努力をしているのでしょうね。

筆者の息子も年少から年中にあがる際の目標として「給食をぜんぶ食べる」を掲げています。自宅では食べられるものの中から栄養バランスを考えて出していますが給食はそうはいきません。嫌いな食材を使ったおかずも出てくるでしょう。しかし、息子なりに給食を完食しようと努力しているようです。またママと一緒に料理をすれば、子どもも「自分が作ったごはん」だということで食べる意欲が湧くのかもしれませんね。安全面に配慮しつつ子どもと一緒に料理するのも、いい方法ですね。

食事の量が足りなかったり、栄養バランスが整った食事をしてくれなかったりするとママは子どもの身体が心配になりますよね。でも、先輩ママさんたちの経験としてひとつ言えることは、「いつかは食べるようになる」ということです。今日は食べなかったとしても、いつかは食べてくれる。その日に一歩ずつ近づいているんだ、と考えて気持ちを楽に子どもと食事を楽しんでくださいね。

文・しのむ イラスト(産後カルタ)・めい

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二歳ご飯食べない