「ムーミンバレーパーク」2019年3月OPEN!ムーミンの物語の世界に入ろう
数年前から噂され、現実になるのを待ちわびていたママも多かったのではないでしょうか? ムーミンの世界を再現したテーマパーク「ムーミンバレーパーク」、グランドオープンが2019年3月に決定しました。場所は「森林文化都市」を宣言する埼玉県・飯能市。豊かな自然と調和したムーミンの世界を、親子で楽しめる日がやってきます。
物語に登場する建物や子どもにうれしいアトラクションも!
アニメや物語を通して原作者トーベ・ヤンソンの世界に親しんできたのは、おそらくママたちの世代。子どもたちはグッズなどで見かけるキャラクターのほうが、なじみ深いかもしれませんね。
豊かな自然に囲まれた「ムーミンバレーパーク」にはムーミン一家が暮らすムーミン屋敷、物語に登場する水浴び小屋・灯台などが点在しています。ムーミン一家とその仲間たちによるライブエンターテイメントやグリーティング、物語を追体験できる複数のアトラクションも! その世界観をよく知るママ世代にはたまらない、まだなじみの薄い子どもたち世代も存分に楽しめるしかけがいっぱいです。
世界最大級の品揃えとなるギフトショップではここでしか買うことのできない多くのオリジナルグッズが並び、レストランでは地元食材を使った北欧とムーミンの世界観を融合したオリジナルメニューが楽しめます。
それでは現在予定されている主な施設をひとつずつ紹介しましょう。
※名称はすべて仮称、画像はイメージです
エントランス施設
ゲートのモチーフになっているのは「本」。原作であるムーミンの物語が描かれていて、この先に広がる世界への期待を高めてくれます。
さまざまなパンケーキメニューを用意するレストランやショップもあり、これからムーミンの世界を楽しむためのグッズも揃います。
ムーミン屋敷
地上3階と屋根裏部屋、地下室からなるムーミン屋敷。原作を忠実に再現していて、ムーミン一家やその仲間たちの存在を感じることができます。
ムーミンファンのママならすでにご存じかもしれませんが、地下室はたくさんの食糧が保管してある貯蔵庫。1階はキッチンとダイニング、2階はリビングとムーミンパパ・ママの部屋、3階はムーミンの部屋とリトルミイの部屋、屋根裏部屋はムーミンパパが執筆を行う書斎になっています。
展示施設
地上3階建ての施設です。1階は世界最大級の品揃えとなるショップ、ムーミンの物語をテーマにしたメニューを楽しめるレストランがあります。2階は物語や原作者トーベ・ヤンソンについて、作品や映像を通じて知ることのできるスペース。カフェや厳選されたグッズが揃うセレクトショップもあるので、展示の余韻にひたるのもおすすめです。ストーリーに基づいた物作りやトーベ・ヤンソンの作品にまつわる創作体験ができる、ワークショップも! さらに3階では物語のさまざまなシーンを巡りながら、物語の魅力をインタラクティブに体感できます。
ジップラインやアスレチックで身体を動かして遊ぼう!
物語の世界を知らなくても楽しめる施設も、たくさん登場する予定です。ここで遊んだ子どもたちが、文学性・アート性にあふれたムーミンの世界に興味を持ってくれればうれしいですよね。
海のオーケストラ号
体感モーフィングシアターの手法を用いたアトラクションです。テーマは「勇気」「挑戦」「友情」「家族の絆」と、そのまま物語のストーリーを思い起こさせるもの。
作中に登場する「海のオーケストラ号」に乗り、ムーミンたちと一緒に冒険に出かけます。壁面や床面はもちろん造形物にも映像を投影して、これまでにないユニークな演出による没入感、臨場感あふれる体験を味わえます。
エンマの劇場
強烈な印象を残すエピソードのひとつである「エンマの劇場」。ムーミン谷が洪水に見舞われたときに流れてきた、”本物”の劇場です。この施設ではムーミンとその仲間たちによる、ライブエンターテイメントが繰り広げられます。
おさびし山
アニメ作品にもちょくちょく登場する「おさびし山」。ここでは子どもたちが自然の中で元気いっぱいに遊ぶことのできる、アスレチックやツリーハウスが点在する「冒険と思索の山」です。頂上にはおさびし山のシンボルとなる、天文台がそびえています。ロープと滑車で湖を横断飛行する「ジップライン」のスタート地点も、ここですよ。
ほかにも「水浴び小屋」「灯台」など、パーク内には、ムーミンの世界を再現した風景や小道具があちこちに。ひょっこりムーミンたちが顔を出しそうな錯覚をおぼえるはず。フォトスポットとしてもおすすめです!
グランドオープンは2019年3月。ママの「行ってみたいところリスト」がまたひとつ増えそうですね。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ