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「元気な子」として見守って大丈夫?多動・衝動・不注意の症状がある「ADHD」(注意欠如・多動症)とは

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子どもはわんぱくで元気が1番。そう思ってはいるけれど、公園の遊具でお友達が並ぶ中「順番を待てない」ことや、学校での生活で「じっと座っていられない」、「お友達とのトラブルが多い」など、我が子の行動に不安を感じているママもいるのではないでしょうか?
ママスタBBSにも、同じように子どもの行動に不安を抱えるママたちが悩みを打ち明けていました。

『ソワソワ、ウロウロ落ち着かない感じです。走り出したい気持ちを押さえている感じでしょうか』

『ご飯のときに、なかなか席につきません。スイッチがあるみたいで、突然ハイテンションになります』

『上の子がいると同じく動き回ったりふざけたりやりたい放題する6歳の息子がいるよ』

『次々、やる事が変わります。読み書きは出来ます。会話も問題ないです。聞いてない事は多いですが……』

『言うこと聞かない。調子に乗る。毎日したらダメって言うことを忘れて何回もする。集中力はある。などで発達障害を疑ってるのですが、当てはまりませんか?』

『友達がいると誰よりも大きい声で喋ります。親がうるさいと思うほど過剰に喋ります。すぐに忘れる、片付けできないなど気になることがいっぱいあります』

『長時間集中できない、順番守ることが難しい、そわそわしてるし、真っ直ぐ立ってられない』

一見わんぱくで元気な行動に見えますが、落ち着きがなかったり、同じことを何度も言わなくてはならなかったりと、ママは毎日子どもとのやり取りに苦労を感じているようです。活発な子どもの特徴なのか、それとも発達に何か問題があるのか……明確な判断基準がわからない場合、特に悩んでしまいますよね。もし発達に問題があるとしたら、一体どんなことが考えられるのでしょうか。

発達障害「ADHD」の3つの症状

もしお子さんが年齢につりあわないほど落ち着きがなく、不注意な行動が多く、友達とのトラブルが絶えない……そんなことを感じたら、「ADHD」の可能性があるかもしれません。
発達障害の一つである「ADHD」とは「注意欠如・多動症」のこと。ADHDの子どもは、30人の児童がいるクラス中1〜2人いると言われています。男女比でみると、ADHDは男子のほうが女子の3〜5倍多い傾向です。また小児期にADHDと診断された人の30〜50%が成人になっても日常生活に何らかの支障を感じているといわれています。

このADHDには、「多動性」「衝動性」「不注意」の3つの特徴がみられます。その現れ方は子どもによってさまざまで、1つの特徴だけ目立つ子どももいれば、複数の特徴がみられる子どももいます。その特徴をご説明します。

症状1 椅子に落ち着いて座っていられない「多動性」

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ADHDの子どもは、じっと席に座っていることが苦手。周りの子がみんな着席し、先生が注意しても聞かず、教室内を歩きまわります。そのほかに、意味もなく手足を動かしたり、静かにするときもおしゃべりがやめられなかったり、集団行動が苦手といった特徴が多くみられます。

症状2 自分の順番が来るまで待てない「衝動性」

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衝動的な反応を抑えることが苦手なのもADHDの子どもの特徴です。何かを思いついたり気になったりすると、即座に行動してしまうことがあります。
たとえば道の向こう側に気になるものが見えたらすぐに飛び出したり、自分の順番が来るまで静かに並んで待てなかったりすることも、ADHDの子どもによくみられます。そのほかに、授業中に勝手に話し出す、他の児童への質問に答えてしまう、順番を待つことができず割り込みしてしまう、友達にちょっかいを出してケンカになるといったトラブルも多いのが特徴です。

症状3 忘れ物が多く話を最後まで聞かない「不注意」

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ADHDの子どもは同年代の子に比べて、注意力や集中力が持続しません。特に興味のないものに対しては、長く注意を向けたり集中したりするのが苦手です。人と話をしているときや勉強をしているときでも、周りでちょっとした動きや物音がすると、そちらに意識が向いてしまいます。忘れ物やケアレスミスも多くみられるほか、机の中や周囲の整理整頓が苦手だったり、先生の話を最後まで聞かずに行動が遅れてしまうケースがあります。友達としたはずの約束を忘れてしまったり、間違えてしまったりすることもあります。

「ママのしつけの悪さ」ではない!「ADHD」の原因は、「脳の未成熟」「神経伝達物質の不足」

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我が子の気になる行動を見て「うちの子、ADHDかもしれない……」と思った瞬間、ママはこれまでの育て方がいけなかったのかと自分自身を責めてしまうかもしれません。しかし近年、ADHDにはいくつかの要因があることが報告されています。

「脳の発達」が未成熟

注意・行動の調節に関与している「尾状核」や、注意・判断・衝動の抑制などに関わる「前頭葉」と呼ばれる脳の一部が健康人に比べて小さいことがわかっています。さらに脳血流量の調査から、活動が低下している脳の領域があることが明らかになっています。

「ドパミン」や「ノルアドレナリン」の神経伝達物質が不足

ADHDの症状に関わっていると思われる脳の領域において、神経伝達物質であるドパミンやノルアドレナリンが不足しているといわれています。

以上の要因から、ADHDの原因が「親のしつけ」が原因ではなく、ましてや子どもの性格や気質の問題でもないことが分かってきているのです。

そうは言いつつも、周囲とのトラブルが多く「うちの子はほかの子と違う……」といった状態が続いてしまうと、ママも焦りから不安を感じて我が子にもきつく叱りすぎてしまうかもしれません。そうなると子どもはどんどん不安になり、劣等感さえ抱いてしまうかも。このような負のサイクルから抜け出すために、親として何をしたらいいのでしょうか?

「ADHD」は正しい知識と医療機関の受診で改善する可能性がある

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「ADHD」は正しい知識を得て、医療機関などで適切な対処方法をとることで改善していくことがあります。そのためには家族はもちろん、医師、学校関係者、福祉関係者など、周囲の方々の理解や支援、連携が不可欠。「もしかしたら?」と思ったときは、ママ一人で抱え込まず、専門医の先生などに相談してみてはいかがでしょうか?

記事を読んで気になった方には「ADHDチェックリスト」も用意されていますので、以下よりセルフチェックをすることができます。
遷移先の「ADHDナビ」ではさらに詳しい情報を紹介しています。
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また、専門医に相談したい方には病院検索も用意されていますので、気になる方は以下より「病院検索」を利用してみてはいかがでしょうか?
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