「単3電池」で単1・単2も対応!災害時も便利な100円グッズ「電池チェンジャー」とは
子どものおもちゃは電池を使うものがたくさんありますよね。最近ではお店でも購入時に「この商品は電池が別売りですが、電池のご購入はいかがですか?」と教えてくれたりします。
我が家で、特に電池を消耗したものはプラレールです。しかも電車の種類によって、単2電池だったり単3電池だったりするのでいざ使おうと思ったら、電池が無いことも多々ありました。
そんなとき、充電式の電池も繰り返し使えるので良いのですが、使い捨て電池に比べて値段が高いことと、おもちゃに入れっぱなしにするのは勿体無いと感じてしまったり……。そこで今回は単3電池だけで全てのおもちゃに対応できる「100円ショップの便利なグッズ」をご紹介します。
単3電池だけあればOK!「電池チェンジャー」とは
見たことはあるけれど使ったことはないママたちもいるのでは? 筆者もそうでした。知ってはいたけれど、自分に必要性を感じたことが無かったのですが、いざ使ってみると便利でコストも安いのです。
店頭には「単2対応のプラスチック製」と「単1・単2対応のシリコン製」のものと2種類あったので両方購入しました。
「単3電池」が「単2電池」に変身
使い方はいたって簡単で、ケースに単3電池を入れるだけです。こちらはプラスチック製です。
プラスチックのケースに単3電池を入れるだけで、完成!
「単3電池」が「単1電池」に変身
こちらはシリコン製のものです。単3電池が、単2電池と単1電池として使用できます。
青色の電池チェンジャーに差し込むだけで、単2電池に変身。
青色の電池チェンジャーに、ピンク色の電池チェンジャーを被せると単1電池に変身。
使用頻度が高いおもちゃに使うのがおススメ
我が家では1番電池の消耗が早いプラレールとホームシアターに使っています。
このホームシアターは子どもたちがなかなか寝ないときの我が家の必需品です。娘は寝るときに真っ暗だと泣くので、灯がわりに使ったりと出番が多く電池代もバカにならないなぁ〜と常々思っていたので単3電池で対応できるようになり、とても助かっています。あくまで筆者の所感ですが、電池の持ちは単2電池と大きな差を感じていません。
プラレールに単2電池を入れてみました。こちらはプラスチック製の電池チェンジャーです。
シリコン製の電池チェンジャーも入れてみました。
両方電車は問題なく動きました。筆者の経験から正規の単2電池でもちょっとした衝動で電池がズレてしまうので、シリコン製の方が摩擦の影響からか、あまりズレない気がします。
震災がキッカケで購入
我が家で電池チェンジャーを買うキッカケになったのは、2011年3月に起こった東日本大震災でした。被災した友人が「単1の電池が無くて、ガスコンロが使えない」と救援物資の1つとして電池をあげました。筆者が住む地域ではまだ電池の購入が出来たので、すぐに友人へ送りました。
その後100円ショップで電池チェンジャーが目にとまり、ひとまず災害用として購入しましたが、その後使わずにしまったままでした。最近になって高い単2電池を買うより電池チェンジャーを使った方が節約にもつながるのでは? と思い使ってみたら電池をあれこれ買う必要がなくなり、今では必需品です。
電池チェンジャーのストックなら、電池漏れの心配もないので安心です。家庭に1つ、ぜひおススメです。
文・sona