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お手伝いに「労働の対価」は発生しない!子どもに「お小遣い」を渡すルールとは #ママが知りたい子どもの教育

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「子どものお小遣いって何歳からあげたらいいの?」「お手伝いをしたときにお金をあげるのはあり?」など、お金の教育について迷う人もいるかもしれませんね。お母さんが集まるコミュニティ事業『てらこやクロス』の主催者であり、2児の父親でもある櫻井俊輔さんに「子どものお小遣い」についてお話を伺いました。
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お金は「労働の対価」として渡すもの

小学生くらいになると、家庭によってはお小遣いをあげるかどうか話し合う家庭も出てくるではないでしょうか。子どもへのお金の渡し方は、それぞれの家庭で話し合ってきめればいいと思いますが、参考までに我が家の例をひとつお話しします。

うちには小学生の子どもが2人いますが、お小遣いはあげません。どうするかというと、私の仕事を手伝ってくれたときや、肩たたきをしてくれたときだけ「労働の対価」として少額を渡すようにしています。

お風呂掃除に洗濯たたみには「お金は払わない」

家庭によってはお風呂を洗ったり、洗濯物を畳んでくれたことでお金を渡すところもあると思います。ただうちの考え方としては「お風呂は自分たちも使っているでしょ」「洋服も自分たちが着たものでしょ」「ママは掃除や料理を作ってくれるけど、お金は何ももらってないよね」と話して、渡していません。自分の使ったもの、汚したものは自分で片づけるのが当たり前という考え方だからです。

子どもたちからしたら、とくに不満はないようです。上の子は1カ月に1回雑誌を買う程度、下の子はかわいいゴムを買うくらいなので、それほどお金を使う必要がないのです。

あとは、お正月にもらったお年玉(1万円程度)もあるので、それを子どもたちで管理して、必要な時に使う程度です。それほど高額な物を買うことがないため、1年たっても十分残っているのです。

「我が家のお金ルール」について話し合おう

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お金の使い方については、一度子どもも交えて各家庭で話し合ってみるといいですね。ルールを決めず「なんとなくあげる」ということになってしまうと、子どもは「頼めばいつでももらえる」と思って、お金に対してルーズな考えを持つようになってしまいます。

これを機会に、家族みんなでお金について話し合ってみてはいかがでしょうか。

取材、文・長瀬由利子 編集・北川麻耶 イラスト・Ponko

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