原因は「虫歯菌」!?赤ちゃんに「歯石」ができたとき、考えたこと #ママの心の葛藤
ある日ふとわが子の口元を眺めていると
下の前歯のスキマの色が少し違うことに気付きました。
灰色のような、ベッタリとした何かがついています。
これは……まさか歯石!?
いや虫歯とかだったらどうしよう!!
素人があれこれ悩んでも仕方ないので、すぐに歯医者へ向かいました。
結果はやはり歯石!
そんな……歯磨きは順調だと思っていたのに……。
それにまだ1歳になったばかり。
そんなわが子の歯に負債を負わせてしまうとは……。
心の中でわが子に謝りつつも、気になるのは虫歯の事。
歯石ってことは、この中に虫歯がある可能性が?
「そうですねー今の段階では
削ってみないとわからないんですけど、
歯石を削る道具は鋭利で危ないので、3〜4歳くらいにならないと
削れないんですよ〜。
もし虫歯があって進行してしまったら、黒くなってきますね」
なんという生殺し!
万が一虫歯があって、さらに進行しなければ白黒はっきりしないなんて!
ちなみに、赤ちゃんって虫歯菌が無い状態で生まれるじゃないですか。
大人から移らないように、かなり注意してたんですけど……、
もしかして歯石って、虫歯菌があるから出来るもの!?
「いえいえ、虫歯菌がなくても歯石は出来ますよ。
必ずしも歯石=虫歯ではないですよ」(※担当医の意見です)
よかった……100%虫歯菌がうつってしまったってわけではなさそうだ。
とりあえず、3か月に一回定期検査をし
歯にフッ素を塗るという事になりました。
大事な子どもの歯のことですから、
歯石があってもなくても、定期的にプロに口の中を
見てもらうのもいいかもしれないですね。
そして毎日の歯磨きも、慢心せず
我が子の歯の健康を預かっている事を肝に銘じ
より一層丁寧に磨くことを誓ったのでした。
文、作画・んぎまむ
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