捨てる？それともとっておく？放送終了した「特撮ヒーロー番組のおもちゃ」事情
正義のヒーローに憧れる小さな子どもはもちろんのこと、子育て中のママたちも一緒になってハマってしまう特撮ヒーロー番組。わが子の喜ぶ顔見たさに、親の方がおもちゃや関連グッズ集めに夢中になってしまっているというご家庭も少なくないのでは？
「仮面ライダー」や「スーパー戦隊シリーズ」にどハマり中のわが家でも、ヒーローたちの変身ベルトや武器などのおもちゃがあふれかえっています。しかし毎年新しいヒーローたちが登場するおかげで、放送終了となってしまった番組のおもちゃは少しずつ遊んでもらえる回数が減ってきているのも事実。
おもちゃはどんどん増えていくのに、愛着のあるおもちゃたちを処分するのもなんだか気がひける……。そんなとき、「他のママさんたちは一体どうしているのだろう？」ということから、子どものおもちゃ事情をリサーチしてみました！
放送終了した「ヒーローたちのおもちゃ」ってどうしてる？
一年おきに新しいヒーローたちが登場し、子どもの成長とともに、おもちゃもどんどん増えていきますよね。放送終了となってしまった番組のおもちゃ、お子さんはいつまで興味を示してくれるのでしょうか？
『子どもは気にせず遊ぶ』
『気が向くと戦いごっこしてるから、おもちゃ箱に閉まってる』
『映画で歴代ライダーが出てきたりするから遊んでるよ。完全に仮面ライダー興味なくなったら捨てる』
『普通に遊んでるよ。DVD借りてきたりして見ながら遊んでる。末っ子は上の子たちのベルトなど嬉しそうに遊ぶ』
『戦隊モノの玩具は段ボールにつめてクローゼットにしまってある。大人になったら開けて懐かしめたらなと』
『うちの息子も中学生だけど、この間友達の家がベルト残してて、思わず遊んだらしいよ、「久々マジで戦った！」って言ってた笑』
新しいヒーローたちの活躍に目を輝かせつつ、放送が終了したヒーローたちとはお友達。といったところなのでしょうか？ なかには中学生になっても変身ベルトで遊んだというお子さんもいるようです。子どもはいくつになっても、ヒーローになる夢を捨てきれないのかもしれませんね。
小学生になっても「変身ベルト」を欲しがる子も！買ってあげる？あげない？
まわりの子は少しずつ特撮ヒーローたちから離れていっているのに、「まだ変身ベルトなどのおもちゃを欲しがる我が子って、幼すぎる？」と心配になっているママもいました。たしかに、“特撮ヒーローに夢中になるのはいつまで？”というヒーローの卒業時期も、気になりますね。
『うちの子も2年生のクリスマスに買ったよ～。
３年生からはライダー自体観なくなった。
今４年生だけど、友達が遊びにくると、けっこう皆ベルトで遊んでる。笑
欲しがるなら買ってあげたらいいと思うよ！』
『うちの息子も変身ベルトか自転車で結構迷ってたよ。まだ大丈夫じゃない？』
『周りと話が合わなくなってるって気付いたら自分から別のものに興味を示そうとするかもしれないし、親が無理に卒業させようとしなくてもいいんじゃない？ 私なら買ってあげるな』
『うちは現在5年生だけど、まだ欲しがるよ』
『うちは小２のクリスマスまで仮面ライダーのベルトでした。
その後に少しずつマリオのゲームにはまり、仮面ライダーや戦隊モノはテレビは一応見るけどオモチャ系は欲しがらなくなりました』
子どもによって、特撮ヒーローを「卒業」する時期は違ってくるかと思います。周りを気にして見なくなるお子さんもいるかもしれませんが、親が無理に遠ざけたり見るのを制限したりする必要はないのかもしれませんね。
筆者は、逆に子どもが興味を示さなくなったら寂しいなと感じてしまうかもしれません。でもそのときはまた別のアニメやゲームに、一緒に夢中になったりするのでしょうね（笑）。
特撮ヒーローを卒業！先輩ママたちのおもちゃ処分術
お子さんがいよいよ特撮ヒーローを「卒業」する頃合いだと思ったら、少しでもおもちゃ箱を整理しておもちゃの数を減らしていきたいですよね。先輩ママたちは、遊ばなくなったおもちゃをどうやって処分しているのでしょうか？
『兄弟で持ってたから、1つだけ売ってる。
箱と説明書も状態良いままで保管してたから、Wのときのベルトは1万弱で売れたよ』
『上の子のときにとっておいたら、下の子が産まれ使ってたなー。でも、下の子ももう小学生だし、全部売った。意外と値がつく』
『うちは子どもたちに自分で使うか取っとくかを決めさせてる。定期的におもちゃ箱の整理をさせて、最近使ってないおもちゃは処分していいか聞く。おもちゃ箱の大きさは変えないでいるから、あれもこれも取っておけないってことは子どもたちもわかってきたみたい』
『うち女の子だからプリキュアだけど、すっごく好きだったときの玩具だけまだ置いてる。遊ぶ訳じゃないけど、「このプリキュアのは置いといて」と言われたから。他のはいとこの子どもにあげたりしたよ』
キレイにとっておいたものは中古屋さんに買い取ってもらったり、お下がりとして譲ったりすれば、また別の子の手元に渡って遊んでもらえるようですね。
幼い頃に夢中になったヒーローたちのおもちゃは、子どもが大きくなってからもたまに遊びたくなるもののようです。勝手に処分すると親子喧嘩にも発展しかねないので、子どもとよく相談しながら、少しずつ処分の仕方を考えていきたいものですね。
みなさんは放送終了してしまった番組のおもちゃたちを、どう管理していますか？
文・赤石みお イラスト・マメ美