いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

life

かくれんぼや虫取りが重要!「遊び」を通して、算数の文章問題が得意になるワケ #ママが知りたい子どもの教育

pixta_31959625_M

「うちの子、算数の計算はできるけど文章問題になると急にできなくなるのよね」という話をよく聞きます。その反面、文章問題をすらすらと解けてしまう子もいます。これらの違いは「生活体験の豊富さによる」といいます。どういうことなのでしょうか?

「花まる学習会」松島伸浩先生は、著書『小学校6年分のつまずきと教え方がわかる 算数嫌いな子が好きになる本』の本で、「文章問題が解ける子と解けない子の違い」について次のように語っています。

文章問題を解けない子は「生活体験」が少ない

「文章問題を難しいと感じる子どもたちに共通することは、経験総量の不足です」(松島先生)。生活体験が少ない子は、文章問題を読んでもリアルなイメージがわかないため「このシーンでは、足すのか引くのかわからない」となってしまうのです。一方、友達と外でかくれんぼやおにごっこをして遊んだ、虫を捕まえた、キャンプへ行った。こういった生活体験をたくさん積み重ねた子は、文章問題を読んだときに、より具体的なシーンをイメージすることができます。生活体験を通して経験総量がアップし、文章問題をイメージする力が上がります。その結果、文章問題をスラスラ解けるようになるのです。

かくれんぼや虫取りで、空間認識力が上がる

子どもの遊びの中には、算数の基礎的な力を育む要素がいっぱいあります。たとえば、かくれんぼや虫取りでは「空間認識力」を高めます。空間認識力とは、目にしたものを立体として捉える力のことをいいます。たとえば、かくれんぼをしているとき、相手から見えない場所に隠れる。バッタやトカゲを捕まえるとき、逃げる方向を予測して捕まる。これらが空間認識力を高めていきます。空間認識力が高まると、小学校高学年から出てくる図形の問題をしっかりと理解できるようになります。

ママからしたら、単なる遊びのようでも、子どもたちは遊びを通して算数の基礎となることをたくさん学んでいるのです。日常生活の中にある「算数の基礎を学ぶ方法」を知ることで、もっと算数の学習を楽しめるようになるかもしれませんね。

文・間野由利子 編集・北川麻耶

関連記事

算数嫌いな我が子に教えるときの「ママの3つの心得」 #ママが知りたい子どもの教育
「子どもが算数が苦手で困る。家庭で教えても全然理解できてないみたい。どうしたらいい?」。小学生のお子さんを持つママたちにとっては、とても気になる問題です。 花まる学習会の松島伸浩先生の『...
「幼児教育、保育の無償化」よりもママたちが望んでいることは……?
幼児教育、保育の無償化について、ママの間で話題になっています。 10月の衆院選で自民党が公約として掲げた幼児教育の無償化。消費税10%への引き上げによる増収分の1兆円超を幼児教育、保育の無償化に...
「犬の交尾」の話から発展! 6歳息子へのはじめての性教育
わが家では、犬を2匹飼っています。子どもの頃から犬がいる生活があたりまえで、自宅出産もなんどか経験した筆者。「いつか赤ちゃんを産ませたいなぁ」とオス・メスともに、去勢も避妊もしていません。ところが...