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窪塚夫妻から受賞コメントも!「第10回 ペアレンティングアワード授賞式」

2017年11月30日、育児雑誌5誌が集結し、その年の「育児のトレンド」を表彰する「第10回 ペアレンティングアワード授賞式」が開催されました。授賞式では2017年に育児業界で話題となった「ヒト」「モノ」「コト」が部門別に表彰されました。

中でも大きな注目を集めたのが著名人が勢ぞろいした「ヒト」部門です。「ヒト」部門では「パパ」「ママ」「カップル」「スポーツ」の4部門に分けられ、今年パパ・ママになったタレントからスポーツ選手まで、「ヒト」部門で表彰された著名人の方々がずらりと登場しました。

「パパ部門」では窪塚洋介さんと芸人の田中裕二さん(爆笑問題)が受賞。芸人の太田博久さん(ジャングルポケット) とモデル・近藤千尋さん夫妻が「カップル部門」に選ばれたほか、「ママ部門」では柔道家の松本薫さん、「スポーツ部門」ではプロレスラー・棚橋弘至さん、サッカー選手・大久保嘉人さんがそれぞれ表彰されました。

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左からサッカー選手・大久保嘉人さん(スポーツ部門)、柔道家・松本薫さん(ママ部門)、窪塚洋介さん(パパ部門)、芸人・田中裕二さん(パパ部門)、芸人・太田博久さん & モデル・近藤千尋さん夫妻(カップル部門)、プロレスラー・棚橋弘至さん(スポーツ部門)

「母乳以外は全部やっていきたいと思っています」と語るパパ続出!?

ジャンポケ・太田さん「奥さんに捨てられないよう、全力で家庭を築いていきたい」

2017年5月に第一子となる女の子を授かったジャングルポケット・太田さんとモデルの近藤さん夫妻。スポーツマンで知られる太田さんはご自身似の娘さんを「アスリートにしたい」そう。「ちょっとそれは重苦しいのでやめてほしいと思います」と近藤さんがぶっちゃけると、「アスリートが揃ってる場で、よくそんなことが言えるな(笑)」と爆笑問題・田中さんからのツッコミが入り、会場が笑いに包まれました。

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また産前より関係性が良くなったと話す夫妻。「妊娠中はホルモンの関係で情緒が不安定だったけれど、今はそうでもない」と太田さん。近藤さんからは「妊娠がわかったときからイクメンになることは想像できていましたが、私以上に育児をしてくれていて、とても感謝しています」と円満な夫婦生活の様子をのぞかせました。お二人のおすすめ育児グッズは「ジャンパル(近藤さん)」「バナナ型 歯固め(太田さん)」だそう。

爆笑問題・田中さん「窪塚くんとベビー用品の話なんて、2年前には想像できなかった」

2015年にタレントの山口もえさんと再婚し「愛妻家」としても知られる爆笑問題・田中さんは、「照れますね。賞をいただくのは嬉しいしありがたいんだけど、奥さんの方が100倍大変だなと思っています」と受賞に恐縮したコメント。最近では「(第3子の赤ちゃんを)高い高い~」とあやしていると10歳の娘さんに「低っ!」とツッコまれるのだそう。

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「さっき、舞台裏で窪塚くんとベビー用品の話をしていたんだけど、そんなこと2年前には想像できなかった。人生は面白いなと思いましたね」と、パパになった感想をしみじみコメントしました。

松本薫さん「柔道は投げられるけれども……」

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2017年7月に第一子となる女の子を出産し、「野獣」の愛称で知られる柔道金メダリストの松本薫さん。産後一か月で柔道の練習に復帰し、時には柔道着のまま授乳に向かうこともあったそう。

受賞後「柔道」と「育児」のそれぞれの“大変さ”について聞かれた松本さんは「柔道も大変です。子育ても、大変です。柔道は投げられるけども、……(子育ては)投げられない」とポツリ。どっと会場を沸かせました。

さらに「柔道」と「子育て」の喜びについて聞かれると、「柔道は(良い結果も悪い結果も)自分に返って来る。子育ては子どもの成長として返って来る。とにかくかわいいんです」とコメントしママとしての表情を見せました。

プロレスラー・棚橋弘至さん「これからも良いタッグチームで」

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日本全国を飛び回り、年間150試合をこなすかたわら、現在中学2年生の女の子と小学6年生の男の子のパパでもあるプロレスラー・棚橋さん。「家を守ってくれていた嫁さんに感謝します。ときどき仲間割れもしますけれど、これからも“良いタッグチーム”で頑張っていきたいと思います」。

寝るときに必ず子どもに世界や日本の「昔話」を読み聞かせするという・棚橋さん。「昔話は結論を押しつけないで、(読み手に)判断をゆだねるところがいいなと思っています。怒るときも子ども自身に良いか悪いか判断させるようにしています」と育児の考え方について語りました。

窪塚洋介さんご夫妻からママスタへ、受賞コメントが届きました

2017年6月に第二子となる娘さんが誕生し、インスタでもパパの顔が話題となっている窪塚洋介さん。窪塚さんは受賞にあたり「本来“良いパパかどうか”を決めるのは自分の子どもではないか」と葛藤したそう。

そこであらかじめ中学2年生のご長男に「今度なパパ、賞もらうことになったで」と話した窪塚さん。「息子は若干照れ気味で、目も合わせずに、『まぁ、パパは良いお父さんだと思うで』とボソっと言ってくれました。(パパ部門の受賞にあたり)一番の審判である長男にGOサインをいただいたのでここに来ました」と受賞までの経緯を語ってくれました。

編集部ではさらに窪塚さん、そして奥さまのPINKYさんのお二人から特別にコメントをいただきました。

窪塚さんのコメント

──「ペアレンティングアワード」を受賞した感想はいかがですか?

『誰に見せるための、誰に説明するための家族ではないです。
そして、僕が”いいパパ”かどうかを決められるのは、僕の家族だけです。が、この賞を皆さんから頂けると聞いて、正直嬉しかった。
ありがとうございます。
世にたくさんの”いいパパ”がいます。”いいママ”も”いい子”もいます。
みんなで自分の手の届く範囲を愛で満たし、
少しでも”いい世界”を子供たちの子供たちにまでつなげてあげられたらと思います』

──窪塚さんが「子育てしやすい」と感じるのはどんな環境でしょうか?

『一人一人が自分らしく、あるがままに暮らせることは豊かなことだと思います。
元気に、しなやかに、日々の暮らしに感謝して生きられるような社会を、
皆が主役になって作りましょう。
それが叶わないことを、他人のせいにも、社会のせいにも、時代のせいにもできませんから』

──今の日本がもっと子育てしやすい国になるためには、何が必要だと思いますか?

『一人一人の愛。思いやり。感謝。
そういう個人の価値観のパラダイムシフトの先にある、フリーエネルギー社会』

窪塚さんの奥さま・PINKYさんのコメント

『主人がペアレンティングアワードのパパ部門を受賞したことを、家族全員心から嬉しく思っています。
中学生のお兄ちゃんとまだ赤ちゃんの娘、そして私。私たちを丸ごと包んで愛してくれて、とても忙しいのに、子どもたちのケアと私のサポートをしてくれる。
家族のことを第一に考え、行動してくれるお父さんを心から誇りに思います。
私たちの最愛のお父さん、パパアワード受賞、本当におめでとう!』

受賞者の皆さま、おめでとうございました。

文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ

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