「サンタクロースって本当はパパとママなんでしょ?」子どもからの問いかけにあなたはどう返す?
小さい頃は信じてくれていたサンタクロース。「サンタさん来るかな~?」と、12月に入るとドキドキソワソワし始める子どもたち。12月25日の朝は、プレゼントを手にしたときに溢れる子どもの笑顔に癒されるパパとママが「今年も無事に任務完了」とホッと胸をなでおろす瞬間でもありますね。
しかし、子どもは一歩ずつ大人の階段を登り始めます。世界が広がるとともに、サンタクロースの存在を‟夢”ではなく‟現実”で考えられるようになり、次第にその存在自体に疑問をもつように。そして、ついにこの日はやってきます……。
「サンタクロースって、本当はパパとママなんでしょ?」。
友達に聞いたのか、何か証拠を見つけたのか、その瞬間を目撃してしまったのか、この質問をぶつけるに至った理由はいろいろ。
成長の証ではありますが、目の前で子どもの夢がひとつはかなく散り去ろうとしているその瞬間、あなたは何て応えますか?
夢よ、どうかそのままで……。隠し通します!
『「サンタさん忙しいからサンタさんから預かった」コレ、ダメ?』
『「お母さんが誕生日でもないのにおもちゃ買うと思うか?」って言ったら「確かに~」だって(笑)』
『うちも数年前に、「本当はいないの?」と聞かれ、「信じない人の所にはサンタさん来ないんだよ~」と言ったら、また信じ始めたよ』
『旦那が「そっかー! バレたか! お父さん、実はサンタさんになるための修行中でまだ合格してないから見習いサンタなんだよなぁ。早く本物サンタになれるために頑張るから応援してな! でもこのことはみんなに内緒だぞ」って言ったら「すげー!」って納得してくれたよ』
どうか夢よそのままで……あくまでも「サンタクロース」の存在を信じていてもらいたいママたち。もちろんお子さんの年齢にもよるとは思いますが、ママやパパからの助言で再び夢の世界へ戻ってくれるところが、まだまだ純粋でカワイイ年頃ですね。
「サンタクロースになる修行中」のパパ、良く咄嗟に素敵なストーリーを思いつきましたね! 「自分のパパが実はサンタクロース」なんて、子どもにとっては夢のよう。きっと、キラキラした目でパパを見つめているかな? どうか、その気持ちをいつまでも大切にして貰いたいですね。
‟サンタ卒業”の時がきた……カミングアウトします。
『今高校生の娘。小6でバラしてしまいそのときはガッカリされました。でも今になり振り返ると12年間良い思い出作ってくれありがとうって感謝されましたよ』
『去年バレた。この日だけはかなり敏感になってるから遅い時間に置いたのに、かさばって音がしてバッチリ目があった。今年5年生でさすがにばれたし信じてないだろうと思って「サンタさんてママだよね?」って言うから「そうだよ。去年見られちゃったじゃん」ってあっけらかんと言ったら涙目だった。可哀想なことした』
『うちも学校で聞いてきたらしく、2年生だし兄もいてそんな話してるだろうし、もういいやと思って、一緒におもちゃ屋に行ったときに欲しい物決めて目の前で買ったらびっくりしてた。学校で親だと聞いてても本当は信じてたんだと、申し訳なく思った。すまん、息子よ!』
『去年のクリスマスが終わってしばらくたった頃に、ある事があってバレちゃった。バレたときの娘の動揺といったら.……。小学5年生だしもう信じてないだろうと思ってたけど、本当にサンタさんの存在を信じてたみたい』
親が思う以上に純粋な子どもたち。ママサンタの姿を目撃してしまったとしても、兄弟や友達に教えて貰ったとしても、心の奥ではサンタクロースの存在を「信じたい」と願っているのかもしれません。
サンタクロースからプレゼントを貰えるという、子どもだけに与えられた素敵なクリスマスの夜。サンタクロースの存在を信じることは、子どもが子どもでいられる夢の時間なのかもしれませんね。
子どもたちがもう少し大きくなり、自分で「サンタクロースはいない」と納得するその日まで、「サンタクロースはいるんだよ!」と言ってあげることも、パパサンタとママサンタの役割なのかもしれません。
こんな素敵なこたえも……
『「家には煙突がないだろ? だから玄関に置いてあるんだけど、そのままはいけないから親が中に入れて枕元に置いてるんだよ。だいたいの家はそうしてるんだ」
って説明してる父親をみて、使おうと思った!』
なんて素敵な回答でしょう!
確かに煙突がない日本の家では「サンタさんってどこから入ってくるの?」と、子どもがまず最初に疑問にもつところ。「窓から入ってくるんだよ~!」なんてコトバが通じるのは幼い頃だけです。成長すればするほど「カギはどうするの?」とか「それって不法侵入じゃないの?」など、矛盾点を次々とついてきて、その都度たじろぐパパとママ。
でも、これならそんな疑問を一気に解決(?)できるし、パパとママがプレゼントを置く瞬間を目撃されても大丈夫そうですね(笑)。
サンタクロース実在の有無に関しては、諸説がいろいろあるので何とも言い難いのが本音です。物に溢れている日本ではパパやママがその代わりをしているけれど、どこかで本当にサンタクロースを必要とする子どもたちには、きっと実在するだろう……と筆者は思っています。
目には見えなくても、心の中に存在し続けるサンタクロースを信じる気持ちこそが、クリスマスの醍醐味なのかもしれませんね。
クリスマスに大切な人にプレゼントを買う人は、みんながサンタクロースです。そして、いつか大人になった子どもたちがサンタクロースになるとき、家族で一緒に過ごしたクリスマスのことを少しでも思い出してもらえれば嬉しいですね。
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