松山ケンイチさん「子どもに見せるのを楽しみに」 ― 映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』
7月21日(金)に公開の映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』。子どもたちが大好きな『怪盗グルー』シリーズの第4弾が、ついに映画館にやってきます!
21日の公開を前に、7月6日(木)、都内にてこの映画の日本語吹替版完成報告イベントが開かれました。
登壇したのは、グルー役・笑福亭鶴瓶さんと、バルタザール役・松山ケンイチさん、ルーシー役の中島美嘉さんに、ヴァレリー役のいとうあさこさん、クライヴ役の宮野真守さんという豪華メンバー。鶴瓶さんの腕にはミニオンも!
そして今回のイベントで新たに吹替キャストとして発表されたのは、俳優の生瀬勝久さん。主人公グルーと生き別れた双子の兄弟・ドルー役を演じます。
主人公であるグルーを演じた鶴瓶さんは、先日『怪盗グルー』シリーズのエリアがある、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに遊びに行かれたそう。
「この間USJに行きましたけどミニオンたちがすごい人気で、グルーが主人公いうても、人気はミニオンばっかり!」とミニオンのちびっ子人気に驚きつつも、ちょっぴり寂しそう……。
グルーの妻・ルーシー役の中島美嘉さんは、クールな見た目によらないマイペース&天然ぶりを発揮し、「ミニオンが家に来たら、何をしてほしいですか?」という質問に、「騒がしいのがキライなので、静かにしていてほしいです。あれ、でもミニオンってバナナでできてるんですよね……じゃあ、食べます」と仰天の回答、会場の笑いと鶴瓶師匠のツッコミを誘いました。
松山ケンイチさん「子どもに見せたいなという気持ちで演技しました」
そして、このたび新たにグルーの前に立ちはだかる最強の敵、バルタザール・ブラッドを演じた松山ケンイチさんは、「『怪盗グルー』は僕自身も大好きな作品で、子どもと一緒に楽しく見ていたので、今回お仕事をいただけて嬉しいです」と、吹替キャストを任された喜びを語りました。
3人のお子さんのパパでもある松山さん。
鶴瓶さんが「今度の映画は、自分の子どもが見るのが楽しみという気持ちもあったやろうね」という言葉に、
「そうですね、子どもに見せたいなという気持ちもあったので、テンション上げていこうと思いました。もう完成した映画を子どもと一緒に見たんですけど、見てる間中ずーっと僕の台詞をマネしてくれていて。マネされるのが一番嬉しいですね」とパパの顔を見せました。
これには鶴瓶さんも「子どもは喜ぶよ~。僕も公園とかに遊びに行くとな、子どもたちが声かけてくるんやけど、“鶴瓶”じゃなくて“グルー”なの。その子のママたちも『グルーさんよ』とか言うの」とニコニコ。
『怪盗グルー』シリーズの子どもたちからの愛されっぷりを再確認するイベントでした。
シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』
悪党稼業から足を洗い、反悪党同盟の捜査官になったグルーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザール・ブラットが立ちはだかります。様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返す元子役スターを取り逃がしたことで、グルーは反悪党同盟をクビに!
落ち込むグルーに届いた、信じられないニュース。なんとグルーには生き別れになっていたドルーという双子の兄弟がいたのです。フサフサの金髪、魅力的な笑顔、そして大のお金持ち……どこをとってもグルーとは正反対。そんな非の打ちどころのない彼の夢は、偉大な悪党だった父の志を継ぎ、天下の大悪党になることでした。
グルーが職を失ったことを知ったミニオンたちは、これを機に再び悪の道に戻ってくれるのではないかと期待しますが、その世界には戻らないことを告げられてしまいます。グルーと決別し、新たな最強最悪のボス探しの旅を始めるミニオンたちは、ある出来事をきっかけに刑務所に入ることに……!?
新たな敵、新たな家族、そしてミニオンたちが引き起こす新たな大騒動!
『怪盗グルーのミニオン大脱走』は、7月21日(金)ロードショーです!
取材、文・伊東杏奈
©️Universal Studios.
配給:東宝東和