「ママを尊敬します」。ある動画を見てつぶやいたパパの言葉
毎日の子どもの歯みがきって、簡単そうにみえて意外と大変ですよね。
ムシ歯にならないようにと子ども用ハブラシを握っても、当の子どもは逃げ出したり、ふざけてハブラシをかんだり、大泣きして暴れたり……。歯をみがくのにも一苦労です。そんな子どもの歯みがき、毎日誰がしてあげていますか? パパですか? ママですか?
「パパは仕事で帰りが遅いし、なかなか子どもの世話を手伝ってくれる時間がないし……」というママの声が聞こえてきそうですね。
「パパは子どもの歯みがきを毎日していますか?」
LION調べのアンケートによると、実に79.6%パパがお子さんの歯みがきを毎日していないという結果を受けて、クリニカはある一本の動画をつくりました。はたして、どんな内容なのでしょうか。
「子どもの歯をみがく」ことはママの役目!?
「パパは毎日子どもの歯みがきをしていますか?」。ママに聞いてみました。
『月に1、2回あるかないか』
『月に3日か4日くらい……』
そこで浮かんできた疑問。
毎日の歯みがきの大変さは、パパに伝わっているんだろうか?
これを機に、普段子どもの歯みがきをしていない3人のパパに、子どもの歯みがきに挑戦してもらうことにしました!
パパたちに手渡された、四角い箱。ふたを開けると、ハブラシとハミガキ、それと「MISSION」と書かれた謎の封筒が1枚。中にはいったいなんと書かれているのでしょうか。
あらわれたのは、「今日から7日間、ママに代わってお子さんの歯みがきを行ってください」というメッセージ。
パパたちは、これを見て苦笑い。「子どもの歯みがきかぁ。大変そうだな」なんていうパパたちの心の声が聞こえてきそうですね(笑)。
はたしてパパたちは、上手に子どもの歯をみがけるのか?
その日から、パパたちの歯みがきチャレンジがさっそくスタート。普段はママがやってくれる歯みがきをパパがやってくれるとあって、子どもたちは大興奮! いい子でみがかせてくれるかと思いきや……。
走って逃げる!
口を押えてみがかせない!
「アーと口を大きく開けて」というと、前歯を閉じて「イー」の口! それじゃ奥歯がみがけません……。「やってということと反対のことをするんだよね」とパパも嘆き節です。
最後にはなんとかみがくことができたものの、子どもは大泣き……。
ママからしたら「歯みがきあるある」じゃないでしょうか(笑)。
子どもの歯を虫歯から守るため、しっかりとみがいてあげたいと思っても、意外と大変なんです!
ここでチャレンジ終了。
子どもの歯みがきにチャレンジして感じたことは?
「子どもの歯みがきを毎日7日間やる」というチャレンジをやり遂げたパパたちに感想を聞いてみました。
「初めて自分で実践してみてわかったことは、やっぱりママはすごいなっていう……」
「自分が母親の立場だったら、さぼっちゃうかな……」「尊敬しますね」という言葉が!
ママへの気持ちがこれ以上なく込められているのが伝わってきます。
普段ママを前にしてなかなか言えないことも、今回ばかりは素直な気持ちで口にできたようです。毎日子どもの歯みがきをしてあげることの大変さを、パパたちも理解してくれたみたいですね。
実はママが別室でインタビューを聞いていました!
別室にて、ママにはモニター越しにパパの感想を聞いてもらいました。「ママを尊敬します」という言葉に、ジーンとくるものがあったのかもしれません。パパの声に耳を傾けるママの目は、少しうるんでいるようにも見えました。
「もし、うちのパパがこの7日間チャレンジに参加していたら、同じようなことを思ってくれるのかな……」なんて思ってしまいますね。
「ありがとう」の一言で、家族はもっと近づける
やってきたママたちに、直接感謝の言葉を伝えます。
「ママ、いつもありがとう」
たった一言でいいのです。その一言があるだけで、ママはこれからもがんばれます!
子どもの歯をきれいにみがいてあげることが、実はこんなに大変だったなんて。
でも、大変だからこそ、その苦労を夫婦で分かち合えたとき、家族の絆はより一層深いものとなります。
毎日ハブラシを片手に奮闘するママの大変さを、今回のチャレンジを通して実感してくれたパパたち。だからこそ素直な気持ちで伝えられた「ありがとう」の一言……。
「子どもの歯みがき」が家族のコミュニケーションを増やすきっかけになってくれました。
この動画を見ることで、ひとりでも多くのパパが「たまには自分も子どもの歯みがきをやってみよう」「ママに日ごろの感謝を伝えよう」と思うきっかけになるといいですね。
歯みがきを通して、家族の時間を見つめ直してみませんか。