『おかあさんといっしょ』の5月のうた『とり』が深くて泣ける!
Eテレ『おかあさんといっしょ』の2017年5月の月の歌として、新曲『とり』が放送されています。こちらはやさしいメロディーと歌詞に癒やされつつ、曲にこめられた深いメッセージに「泣ける!」とママたちの間で評判の一曲。今年で2年目となる小野あつこお姉さんと、4月から新しく就任した花田ゆういちろうお兄さんの「ゆうあつコンビ」の優しい素直な歌声の魅力も存分に感じられる曲となっています。
とべないとりを歌う曲に「泣ける!」との声が
『おかあさんといっしょ』の5月の歌としては珍しく、しっとり静かな曲調の新曲『とり』が放送されると「とりの絵に癒やされる」「ピアノの響きが心地良い」「じんわりして、染みる……」という好評がインターネット上に寄せられていました。
さらには、歌詞に共感した子育て中のママたちからは「泣ける!」との声も。
『他の子と違う我が子に悩むけど、みんなそれぞれ、おなじじゃないから面白いんだよね』
『子どもと「とべないとり」が重なる。そこにいて笑ってくれるだけでたくさんのものをくれる存在』
『母親としてうまくできないことに落ち込んでいたけど、私は私なりに何かできているのかと思えて泣けた』
「とべないとり」と子どもや自分を重ねあわせて聴くママも多いようです。
作詞作曲は『きみ』のつだみさこさん・アニメーションは『蝉しぐれ』ED映像の保谷瑠美子さん
『とり』は、『おかあさんといっしょ』の今月のうたとして記憶に残る『きみ』や『つるのワルツ』を手がけたつだみさこさんが作詞・作曲をされています。2014年に放送された『きみ』は、赤ちゃんが生まれてお兄ちゃんになった「ぼく」が「きみ(妹)」のことを優しい目線で歌った曲で、やはりママたちから「泣ける」と話題になりました。
また、ふんわりとした可愛らしいヒヨコが癒やされると人気の『とり』のアニメーションは、NHK時代劇『蝉しぐれ』のエンディング映像やNHK『みんなのうた』の『I LOVE XXX』などのアニメーションも手がけた墨絵アニメーション作家・保谷瑠美子さんの作品です。か弱いだけの存在ではない「とべないとり」を、可愛さと芯の強さも感じる絵で表現されています。
まだ『とり』を聴いたことのない方は、ぜひ一度この曲の歌詞にこめられた深いメッセージにも注目してじっくり聴いてみてくださいね。
文・こどモア管理人さち イラスト・ちうね