<ワークマン裏話>お出かけ時のママの負担を減らしたい!ファミリーリュックへの思い

小さいお子さんがいる家庭では、お出かけをする際も荷物がいっぱい。バッグやリュックの中でごちゃごちゃになり、いざ使うとなると「あれ? どこにいった」となることもあるでしょう。そのような悩みを解決するには、デザインだけでなく機能性に優れたバッグを使いたいですよね。
ワークマンでは、シーズンごとにマザーズバッグやリュックを販売しています。2026年秋冬には「レディース高撥水ファミリーライフ4次元リュック(以下、4次元リュック)」が、4,500円で発売されました。今回の4次元リュックは、「ママ1人に負担が偏りがちな育児やお出かけを、家族みんなでシェアできるようにしたい」という思いから、改良を重ねたそう。開発の裏側と4次元リュックの便利な点を株式会社ワークマン(以下、ワークマン)に取材しました。
ママに偏りがちなお出かけの負担。家族みんなでシェアしたい
今回の4次元リュックは、ママだけではなくパパも気兼ねなく背負えるデザインにしました。機能性を持たせることで、家族全員でのお出かけをサポートし、「ファミリーライフ」を支えるバッグを目指しています。さらに、シンプルなデザインやカラーなどを採用し、使っていても飽きがこないようにしています。これは、お子さんが成長していく過程で、帰省や旅行など思い出に残るシーンで長く使っていただきたいという思いを込めたからです。
収納が見える、すぐ取り出せる!中身へのアクセスをスムーズに
今回の4次元リュックでこだわったのは、「収納の視認性とアクセス性」。育児中のお出かけでは荷物が多くなり、「おむつ、どこだっけ?」、「着替えが底に入って取り出せない」ということが頻繁に起こりがちで、使う人にとっては大きなストレスになります。

筆者撮影
今回の4次元リュックでは、バッグの中身がひとめでわかり、必要なものに直接手が届くよう、「3階建て構造」としました。リュックのファスナーは底からぐるっとついていて、これを開けて横から見ると3つのスペースがあります。リュックの底には、ミルクセットのように比較的重いものを入れますよね。これを取り出す場合、上から取ると引っ張り出すような形になります。4次元リュックであれば、リュックの底にある1階部分に入れたものでも、ファスナーを開けることで見やすくなりますし、横からスッと取り出せます。

出典:ワークマン公式オンラインストア
あるいは、1階部分はリュック正面にあるファスナーを開けることでもアクセスできます。この部分には哺乳瓶を立てて入れられるポケットがあるので、4次元リュックの中でミルクセットがごちゃごちゃになることもありません。
他にも両サイドには水筒を入れるポケットや底にはタオルなどをかけられるベルトがあります。手荷物を減らすと同時に、「どこにいった?」をなくすことを考え、4次元リュックにさまざまなものを取り付けられるようにしました。
見た目も重視。しかし実現への道は険しかった
4次元リュックの開発にあたり、「収納ポケット」と「自立性・スマートなシルエット」については、実現まで時間がかかりました。
今回の4次元リュックにはたくさんのポケットがあり、加えて3階建て構造にするための仕切りなどもあります。そのために使用する生地が増え、4次元リュックが重くなることが問題になりました。さらに仕切りやポケットが多いと、物を入れた際に型崩れを起こしてしまい、不恰好になってしまいます。いくら育児中で荷物が多いとはいえ、スマートにリュックを背負ってほしい。また荷物の出し入れには、4次元リュックが立つ方が作業が楽ですから、自立するようにもしたい。
そのような思いがあり、何度も生地を選定し、内装構造をミリ単位で試行錯誤しました。調整を幾度も繰り返すことで、仕切りやポケットを増やしても軽量で、スマートに見え、そしてテーブルなどにおいても自立してくれるフォルムが完成しました。
編集後記
何気なく使うリュックでも、開発者にとっては試行錯誤を重ねた末に完成した「作品」。完成までの道のりは、使用者が思っている以上に険しいことがわかりました。このリュックを使って、家族みんなの思い出作りをしてほしいという気持ちも伝わってきますね。
取材、文・川崎さちえ 編集・ここのえ イラスト・猫田カヨ
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